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アジアンリゾートへ行くのであれば、マレーシアはかなり一押しです。
マレーシアは比較的物価が安く、治安も良好。著名リゾートホテルも数多くあり、ホテルによるもののお値段が手ごろなものも多いです。
更にマレーシアは旧英国植民地、かつイスラム教国という事があり、客層が非常に豊か。リゾートにはイギリスやオーストラリアからの観光客や、中東・アラブ首長国連邦からのイスラム系の観光客もおり、頭にブルカを巻いている方や、時折全身真っ黒なニカブを着用されている方も。かと思えばインド系の観光客や、中華系も多いので中国人観光客もいますし、近場からシンガポール、インドネシア系の観光客もいます。実に多種多様な人がマレーシアに訪れています。
これだけ国際色豊かだと「ここはどこなんだろう…」と思う事もしばしば。まさしく人種のるつぼらしい、ユニークなリゾート体験をすることができます。
そんなマレーシアの鉄板リゾートといえば、「ランカウイ島」「ペナン島」「ボルネオ島」の3つが基本のリゾート地。私自身全部に訪れていますので、ここではその訪問時の経験を交えて、マレーシアのリゾートの選び方をまとめました。皆様のお役に立てれば幸いです。
もしよろしければ、以下のマレーシア関連の記事も併せてご覧ください。
まずはマレーシアの3大リゾートについて、基本情報をご案内します。
まず1つめは、ランカウイ島島。マレーシア北西部の小さな小島です。近年政府の施策として、リゾート地開発が非常に強く推し進められている島です。
もともとは田舎の小さな島。リゾートとして開発が始まったのもここ30年程度の事で、今ものんびりした片田舎の島、という印象はわかりません。
ランカウイ島は特徴ある自然が売りで、一部は世界ジオパークとしてユネスコから認定を受けているほど。自然を守った開発をポリシーとして進められていますので、大型の施設はなく、それほど目立った特徴は無いのが実態です。
ここの売りはやはりその自然を活かした観光。特にマングローブ林でのリバー・カヤックは是非体験していただきたいです。また、毎日島のどこかで開催されているナイトマーケットは、かなり地元の方向けに運営がされているので、ローカルの雰囲気を味わいたいならおススメ。
そしてランカウイといえば島内に多数あるリゾートホテル。比較的古くからある、ダタイ、フォーシーズン、アンダマン、ウェスティン、カーサデルマールといったリゾートホテルを初め、近年ではリッツカールトン、セントレジスも開業。パークロイヤルも現在整備が進んでいます。
これらの数多くの有名リゾートホテルから自分に合ったホテルを選び、欧米型の滞在型リゾートが楽しめるのが特徴の島です。ホテルを楽しむリゾートならここがお勧めです。
続いてはマレー半島側の港町、ペナン。イギリス植民地時代に、イギリスによって開拓された港町です。当時マラッカ海峡は交通の要所とされ、ここペナンにも数多くの人々が訪れ発展を遂げました。
市内中心部には、世界遺産認定されたペナンの街並みが。イギリス植民地時代に建築された、イギリス建築も多数。そしてその中に、イギリス式の教会、マレー式のモスク、中国式の仏教寺院、インド系のヒンドゥー寺院。しかもこれらの施設がわずか1キロのなかに多数並んでおり、その独特の建築物を一度に見られるのが特徴です。
様々な人種がここペナンに集まっていたことを感じさせてくれる施設が多数。街並みもいろんなものが混ざった様子で、歩いているだけで楽しいスポットです。街がコンパクトにまとまっているので、観光しやすいのも良いですね。
郊外のバトゥフェリンギエリアがリゾートホテルがあるエリアで、ここにはシャングリラ、ハードロックホテル、パークロイヤル、ゴールデンサンズといったリゾートホテルが並んでいます。
1つだけ、ビーチは正直いまいちなのでそこだけは注意していただきたいですが。とはいえ特にシャングリラは、大型のプールを初め様々なリゾート施設があって、お値段がかなりお手頃なのでおススメの施設です。
世界遺産も楽しみながら、でもリゾートも楽しみたい、といった欲張りな旅をしたいのであれば、この場所がお勧めです。
続いてボルネオ島の最大都市、コタキナバル。周辺には世界自然遺産にも認定された、キナバル山を称える州都です。ランカウイ島と異なり、都市としても発展した場所なので、都市型滞在もリゾートも両方が楽しめます。
…といっても、普通の都市でそれといった特徴はないので、あまり都市観光をあてにしていくと肩透かしをくらいかもしれません。ボルネオ島の売りはやはり自然。世界自然遺産認定された大自然の観光を楽しみながら、リゾートホテルも楽しむ、という、自然ずくしの旅をするのが良いでしょう。
特にリゾート滞在としてはシャングリラ・ラサリアリゾートが有名。キナバル山にほど近い、ボルネオ島の海岸線に立つこのリゾートでは、ボルネオ島の大自然を満喫することができます。
…というか、都市部のホテルはあまり楽しめる!っていうほどのホテルは無いので…。私自身が都市部のホテルにとまって、いまいちだな、と思ったという事もあり。やはりこの島はラサリアに行くために行くんだなあ、といっても過言ではないのかな、と思っています。
以上、大体の雰囲気をご紹介しました。この3大リゾート、結構特色があり、人によっては好む好まないが比較的はっきり出やすいリゾートです。選び方のポイントとしてはおおむね次の通りとなるでしょうか。
ランカウイ島、本当に何にもありません。主要観光地は1日あれば回り切れます。そのため基本的にはホテルに籠るリゾートライフを送る事になります。
ですがランカウイ島には、滞在型のリゾートホテルが数多くあります。古くからある有名ホテルのダタイ。(日本でも話題をさらったアマングループのホテルでしたが、現在は経営権をLHWに移しています。)世界的リゾートホテルであるフォーシーズンリゾートランカウイ島。特にこの二つが有名ですね。
ですが、他にも多種多様なリゾートホテルがあります。ダタイのすぐお隣、お値段がお手頃で大自然を楽しめるアンダマン、都市部にすぐ隣接しており、街中にでやすいのに自然豊かなウェスティン、規模が小さく落ち着いたアットホームな雰囲気で中心部にあるカーサデルマール。新規にオープンし、世界的にも著名なホテルブランドリッツカールトンにセントレジス。よりどりみどりですね。
これらのリゾートホテルに基本的にはこもりっきりです。街中、出ても良いですがめぼしいスポットは基本的にありません。田舎町なので非常に落ち着いている良い街だとは思いますが、なにかすごい楽しめるスポットがあるかというと、そこまでではないな、といった感じ。
ただランカウイ島は何もないことの裏返しに、ビーチが非常に落ち着いています。これが素晴らしい。写真はランカウイで一番にぎわっている、パンタイチェナンの様子。一番にぎわっていてこれです。ちょっと離れたビーチにいけば、すぐ人はいなくなります。物売り等もおらず、たいへんのんびりとしたリゾートライフを送れることは間違いありません。
使い古された言葉ではありますが、「何もしないを楽しむ」のであれば、ランカウイ島は最適です。ですが、ずっとホテルに籠ったリゾートライフが楽しめない方には、あまりお勧めできません。
詳しくは、ランカウイ島の記事をまとめていますのでこちらをご参照ください。
ランカウイのホテル選びに関しては、以下もご参照ください。
ペナンは18世紀後半、イギリスの植民地として発展した港町です。イギリス植民地下時代の影響を色濃く残した当時からの施設や、港町の様々な異文化の建物。
そしてマレーシアの文化が混ざった独特の都市は、観光にもってこい。これらの観光スポットが多くあるジョージタウンはユネスコにより世界文化遺産の認定も受けています。
世界遺産だけあって、マレーシアらしいいろいろと入り混じった文化が楽しめるのがポイント…ではあるのですが、反対に言うと、これらの世界遺産文化に興味がない人はペナンくるとダメです。絶対。こことリゾートをセットで楽しむからのペナン島なので。
と、いうのも、ペナンの最大の欠点はビーチがいまいちなことなんですよね。なんでなんでしょうね、たぶん権利関係だと思うのですが…。各リゾートホテル直近のビーチはホテルの管理外におかれていて、パブリックビーチとして地元の企業の方が管理・運営されているようなんですよね。
なんでなんかリゾート感のない、普通の海っぽい感じになっています。泳いでる人もあんまり多くないのと、時期によってはクラゲもいてしまうので、正直海はいまいち…。
ただやっぱシャングリラを筆頭とするリゾートは、さすがにがっつりプールを整備しているのでビーチさえ気にしなければかなり良い感じのリゾートホテルです。その分お値段も値ごろであるので、ビーチはいいや!他がすばらしければ!と割り切れるならかなりおススメ。
実際すぐ近くに世界遺産があるってのは、補っても余りあるほどの魅力だと思うんですよね。なのでこのあたりはご自分が重視するものがどれかで選んでいたダレければいいのかなと。
世界遺産に+リゾートを楽しむのであればペナンがお勧めです。
なお、ペナン島の観光に関しては以下でまとめています。
一押し、シャングリララササヤンリゾートに関しては以下でまとめています。
自然をとにかく重視したいのであれば、世界自然遺産であるキナバル山をはじめとして、様々なボルネオ島の大自然が雄大に広がるコタキナバルがおススメです。
とくに有名なのはやはりラフレシアでしょうか。世界最大の花としてよく知られるこの植物、人口で育てるのはかなり難易度が高いとの事で、しかも咲いてから3日で枯れてしまうとあって、ボルネオ島でしか目にすることができない非常に貴重な植物です。
リゾートとしては、広大なプライベートビーチに充実した施設のシャングリラ・ラサリア・リゾートがあり、正直ここが完璧すぎて他がかすんでしまうほど…。というのが正直な感想です。
市街地近くにまた別のシャングリラ・タンジュンアル・リゾートもあるのですが、お値段そんなに変わらないのに規模感だけ小さくなっているのを見ると、どうしてもせっかくとまるなら雄大な自然の中にあるラサリアにとまりたくなってしまうかな、というのは正直な所ですね。
あとは自然意外、街中の観光とかはあまり期待できないのは正直な所なので…。シャングリララサリアを味わって、さらに自然の観光もしたい、という方にお勧めです。
ボルネオ島の観光情報については、次の記事でまとめています。
日程的な問題もあるとは思いますが、余裕があるのであれば個人的には複数都市訪問をお勧めします。この場合はクアラルンプール+ランカウイ島がお勧めでしょうか。ついでにクアラルンプールから日帰りでマラッカも訪れられれば完璧です。
これによりマレーシアの都市と文化とリゾートが全部楽しめます。ただホテルおこもりライフが楽しめない人もいると思うので、そういった方にはクアラルンプール+ペナンの観光がお勧めです。
ボルネオ島は雄大な自然を楽しめますが、この点は結構人を選ぶと思います。ただ、シャングリラ・ラサリアはかなり鉄板のリゾートだと思いますので、シャングリラ・ラサリアメインで自然の観光を楽しみたいならボルネオ島でしょうか。
マレーシアでは先述した三大リゾートが有名ですが、他にもまだまだリゾート地はあります。
こちらからはかなり特色がある、アクが強いリゾートです。
合う人には合うとは思いますが、合わない人にはとことん合わないと思います。
それぞれ目的がはっきりしているので、なんとなくて訪れないようにだけ注意しましょう。
ボルネオ島のもう一つの世界自然遺産、グヌンムル国立公園。
森深くに立つこちらの国立公園では、ボルネオ島らしい様々な自然を楽しむことができます。
近年、こちらにムル・マリオット・リゾートが出来ました。有名ホテルがあればより訪れやすくなりますね。
が。
こちら本当に大自然で、かなり山奥をガンガン行くタイプのアクティビティが多いです。
なにせボルネオ島の奥深くです。
人は相当選びます。軽い気持ちでいくと全然楽しめないと思います。相当の覚悟がいります。
ただ自然そのものは非常に評価が高いので、たくましい気持ちで訪れられる方には評価が高いです。
とにかくボルネオ島の大自然を全身で満喫したい方におすすめです。
今マレーシアで話題なのがゲンティンハイランド。
熱帯の国マレーシアであっても高地は涼しく、年間を通じて20度という穏やかな気候の場所です。
そのため高原リゾートとして人気があり、マレーシア唯一のカジノ施設があります。
近年、この場所には世界初の20世紀FOXのテーマパークが立てられることとなり話題になっています。
また周辺には新たに日本でもおなじみプレミアムアウトレットもできました。
クアラルンプールから1時間程で着くため、比較的訪れやすい場所にあります。
ただマレーシアっぽいかといわれると多少疑問符は付きますが。
ただ話題の施設ができているため、雰囲気を味わいたいのであればクアラルンプールからもそれほど離れていないことですし。
さらっと訪れる分には楽しめるのではないでしょうか。
とにかく美しい海を味わいたいならこちら、ティオマン島。
同じくマレーシアではレダン島も有名ですが、アクセスが悪いのとホテルも少ないので、まだ利用しやすいこちらを。
(とは言えそこまでアクセスが良いわけではないですが)
島内は非常に人が少ない、そうとうな田舎町なので、この点は気を付けてください。
空港がある島内中心部でもこんな感じです。
こちらの売りはやはり徹底的に透明度の高い海。
ダイバーにも非常に人気のエリアなのだとか。
とにかく透明度の高い海を楽しみたいのであればこちらでしょうか。
ということでマレーシアの代表的なリゾート地をご案内しました。基本的には最初にご案内した3大リゾートの中から選ぶのがベストかと思います。
いろんなリゾート地があるのがマレーシアの特徴。
是非素晴らしいリゾートライフを楽しんでみてください。