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キナバル山/ボルネオ島

世界遺産キナバル山/コタキナバル(ボルネオ島)の観光コース

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キナバル山はコタキナバル(ボルネオ島)近郊にそびえたつ山脈で、マレーシアの国定公園として整備され、2000年には世界自然遺産にも指定されました。
一帯は自然の宝庫で、ナバルから見えるその雄大な姿にまず圧倒され、山の麓ではラフレシアに代表される独特の生態系を観察することができます。
そんなキナバル山観光のポイントをまとめました。

もしよろしければ、以下のマレーシア関連の記事も併せてご覧ください。

もくじ

キナバル山観光のポイント

キナバル山観光のポイントは、次の四か所です。

  • キナバル山の絶景が(天気が良ければ)見られるナバル
  • キナバル山のふもとの国定公園キナバルパーク
  • ジャングルトレッキングと温泉があるボーリン温泉
  • キナバル山登山

ナバル


この写真のとおり、ナバルからはキナバル山の全景を眺めることができます。
但し、これだけキレイな光景が見られるかは、スコールの多いマレーシアでは完全に運です。
やはり朝なるべく早い時間帯のほうが好天に恵まれやすいとのことですので
(このときは8:30に訪れています)
なるべく早めに出発するほうが良いでしょう。
近隣には民族風のお土産屋さんもあったりします。お値段も比較的リーズナブル。
意外とコタキナバル市街地にはこういったものが少ないですので、のんびり見てみるのもおすすめです。
その間に雲が晴れたり、天気が変わるかもしれません。(逆にスコールが来る可能性もありますが)

近隣のコタキナバル等のマレーシア都市部に比べると、このあたりはのどかな田舎町の風情があります。
イスラム教では犬は禁忌とされていますが、このあたりは犬や猫が多いのもポイント。
おそらく古くからの住民が多く、イスラム教徒が少ないものと思われます。
こういったのんびりした光景は大変癒されます。
(但しほとんど野良犬状態で、マレーシアは狂犬病が根絶されていません。
発生率はそれほど多くはないようですが、都市部の病院まで距離があることもあり、
十分注意した行動をとりましょう)


この写真は先ほどの写真から三十分後の光景です。
ナバルを訪れた時は見事な晴天でしたが、出てすぐスコールに襲われました。
もう少し遅かったら先ほどの景色は見れなかったでしょう。
このように天候が難しいのもマレーシアの特徴ですので、なるべく時間に融通が利く動き方を心掛けることをお勧めします。

キナバルパーク

キナバルパークはキナバル山のふもとにある公園。
登山の場合にはこちらが登山口になりますが、登山をしなくても簡単なトレッキングコースや、動植物園などの見どころもあります。
特に動植物園は熱帯の植物がいるためそこそこ珍しいとは思います。
(この時代なので日本でもみれはしますが・・・。)


ラフレシアだけはその特性上日本ではなかなか見ることができないようです。
(あまり積極的に見たい方もいないとはおもいますが、貴重ではあるので自分は見に行きました)

基本的にはキナバル山の大自然の中を、のんびり歩く、といったテーマで行くのが良いと思います。

ポーリン温泉

旧日本軍が掘り当てた温泉とのことですが、現在はマレーシア仕様にだいぶんなっています。
こちらはやはり共同浴場という文化はないせいか、水着で入るのが主流の様子。
外には無料の足湯等もありますが、だいぶん混んでいます。
日本の温泉イメージでいくと、あまりいいことはないので注意してください。
こういうものもあるんだな、くらいでさらっと見に行くところという感想です。


キャノピーウォークは大自然の中練り歩けます。
キナバル山近辺をざくざくウォーキングできますし、高い所からの自然の景色は綺麗です。
日本国内にも似たようなのあるだろ、といわれてしまうと確かにそれまでではあるんですが、
せっかくキナバル山に来たんですし、登山するわけではないですが練り歩きたいときにはちょうどいいコースだと思います。

キナバル山登山

※2015\6\5の大地震の影響は一部に出ているようです。
最新の情報はきちんと確認したほうがいいと思われます。
そういう意味で現在は日系会社を通じてきちんとコミュニケーションをとり、
情報収取をした上での実施判断が必要です。

原則1泊2日での登山が基本。
施設は登山施設としては比較的きれいなようです。

キナバル山へのアクセス

バスもあるようですが、やや複雑な経路となるので上級者向けです。
もし単独で行くとしたらタクシー移動が中心となります。
最も近いナバルでも二時間、ボーリン温泉エリアまでは三時間みたほうがいいでしょう。
コタキナバル市街地から一日貸し切りでいくとなると400~500RMが相場かと。
これだけ払うのであれば二人ツアーで600RM超えるくらいで日本語ガイド付いてくるので、
ツアーで訪れてしまったほうが安心で良いかもしれません。

まとめ

個人的にはナバルの絶景が一番の盛り上がりポイントでした。
あとはまあなんというか、普通の観光コースです。
とはいえラフレシアや熱帯植物等、ときおりマレーシアらしい所もあります。
異文化を感じられたのは良かったかなあと思います。
キャノピーウォークも景色が美しいですので、総合的には結構おすすめです。

もくじ