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海外へ訪れる場合に、一気に変わったことといえば、やはりスマートフォンですね。
海外旅行に行く場合には、地図や観光情報等、現地で入手できると便利ですね。
しかし、Docomoやau、Softbankが提供している海外パケットプランは比較的高額。
しかも使える容量自体も限られています。
1日しかいないとかであれば別ですが、そこは比較的長期間訪れる海外。
できればお値段はあまり気にせず自由に使いたいもの。
そこで、マレーシアで快適にスマートフォンを利用するための方法についてまとめてみました。
もしよろしければ、以下のマレーシア関連の記事も併せてご覧ください。
マレーシアで使用する方法は大きく3種類。以下にまとめます。
種類 | メリット | デメリット | 費用 |
Docomo、au、Softbankの海外パケホを使う | 今の携帯をそのまま使える | 高い | 1000円~3000円/日 |
海外Wifiルータをレンタルする | 複数人でシェアできる | 事前に申し込み空港等で受け取る必要がある スマートフォンへ設定が必要 |
680~1000円前後/日 |
マレーシアでプリペイドSimを契約する | 安い | スマートフォンへの設定や利用キャリアへ申込が必要 | 10RM(300円)/7日~ |
ホテルだけで使う | 追加料金がかからない事が多い | 外では使えない | 0円~ |
お値段を気にしない&楽なのがいいのであれば、日本の各キャリアの海外パケホを使うのがお勧めです。
2人行けば二人とも払う必要があるのがデメリットですが、1人&短期間ならこちらでもお値段が変わらないこともあります。
海外Wifiルータをレンタルする方法もあります。
こちらはお値段は中間ぐらいになって、比較的簡単なのがメリットでしょうか。
また複数人でシェアできますので、ケースによってはこちらのほうが有利なことも。
一番安く、一番快適に使えるのはマレーシアの通信キャリアを契約することです。
但し、ある程度自分でスマートフォンの設定ができる必要があります。
こういった設定が苦でない人にはそれほど難しいわけではないですが、機器類の設定が苦手な人はやめておいたほうが無難でしょう。
正直外でまで使えなくていい、という話もあると思います。
有名ホテルであればだいたいWifiも完備されており、町中でも有名カフェ等ではWifi使えたりします。
なのでそもそも契約自体しない、というのもアリだと思います。
では、それぞれ具体的にどのくらい費用を必要とするのか説明します。
日本の各キャリアが提供する海外パケホプランの料金は、以下の通りとなります。
なお、以下はマレーシアの場合の料金です。
キャリア | 料金 | 通信可能容量 |
Docomo | 980円/1日 | 日本で契約しているパケット量の範囲内から消費 |
au | 980円/1日 | 日本で契約しているパケット量の範囲内から消費 |
Softbank | 25MBまで 0円~1,980円/日 25MB以上 2,980円/日 |
制限なし |
最新情報や詳細な条件は、リンクしている各キャリアのページをご参照ください。
Docomoとauに関しては、昔と比べるとだいぶんお安くなりました。
パケットに関しても、現在日本で契約しているものから消費します。
このため短期間かつ1人で行くのであれば、このプランは楽ですしお勧めです。
但し、これが二人で一週間とか行くようであれば、14,000円とかかかります。
この金額が許せるか許せないかがポイントでしょうか。
ただ楽なのは間違いありません。
Softbankに関しては、1日3000円はスマホだとどうあがいてもいくのでどうにもなりません。
お金がありあまっているのであれば別ですが、素直に別の方法を利用するのをお勧めします。
海外Wifiルータは費用的には中間ですが、設定がそこまで難しくないのと複数人でシェアできるのがメリットです。
複数人で長期間行く場合に、さすがにもう少しお安くならないか、といった場合にお勧め。
1人で行き、かつDocomoやauを契約している場合には普通にキャリアの海外パケホとそんなにお値段変わらないので要注意。
イモトのWifiが有名でしょうか。料金は以下の通りです。
キャリア | 料金 | 通信可能容量 |
イモトのWifi | レンタル費680円/1日+ 盗難保険324円/1日+ 空港受取540円 |
500MB/1日 (マレーシアの場合3G限定) |
通信容量が一日500MBに限られる点、かつ3G限定となり通信速度が少し遅いのがネックでしょうか。
ただこの点さえ許容できれば2人1週間で7,568円。
国内キャリアの半額程度で利用できます。
盗難保険を付けなければもっとお安くなりますが、このあたりはリスク含めてご検討ください。
デメリットは事前に空港で受け取り&返却する必要がある点。(受け取り&返却は深夜便や早朝便の場合特に注意が必要です。)
Wifiルータの電池切れを気にしないといけない点、充電する手間がある点。
Wifiルータの設定が必要な点でしょうか。
またWifi利用の場合には、写真バックアップのアプリ等が動き通信量を多く使う場合等もあります。
この辺りの注意事項は公式ページに乗っていますが、自分でもある程度注意する必要があります。
スマートフォンの設定をある程度自分でできる人には、こちらが一番安くかつ容量も使えるためおすすめです。
但し、比較的設定ややこしいため、あまり自信がない人は素直に諦めたほうが良いでしょう。
マレーシアの通信キャリアはいくつかありますが、日本人からすると値段にそこまで差はありません。
以下に掲載している3社が大手で、マレー半島側/ボルネオ島側どちらでも使用できますのでこの3社を使用するのが無難です。
プラン等は変化が激しいので参考程度に見て下さい。
細かい値段や通信容量が気になる場合には、公式サイトで最新の情報を確認することをお勧めします。
キャリア名 | 料金 |
Celcom | 1GB/1day RM3 2GB/1day RM5 500MB/7day RM6 2GB/7day RM10 5GB/7day RM19 5GB/30day RM30 10GB/30day RM50 15GB/30day RM79 |
DiGi | 1.5GB/7day RM10 5GB/30day RM30 10GB/30day RM48 15GB/30day RM68 |
Maxis | 2GB/1day RM3 1.5GB/7day RM10 6GB/30day RM35 8GB/45day RM45 |
一般的にはDigiが低価格で攻める新興キャリア、CelcomとMaxisが旧来からある安定したキャリア、とされています。
ただ正直、お値段結構そこまで変わらないかな、という感じです。
個人的にはCelecomとMaxisをお勧めします。
あとはどっちでもいいですが、一応Celecomが田舎に強く、Maxisは都市部に強いと言われます。
が、観光客にとって差を感じれるほどではないでしょうし、雰囲気で決めていいと思います。
(私自身はMaxisにしました、特筆するような不具合はありませんでした)
日本/マレーシアの通信キャリアに対する対応bandを以下の通りまとめます。
マレーシアで主に使われるバンドは、LTEがband3,7,8。3Gがband1です。
下記に各キャリア事の対応状況と、日本のキャリアの使用状況を示します。
キャリア/band | LTE(Wikipediaを参考) | 3G(Wikipediaを参考) | ||
band3(1800Mhz) | band7(2600Mhz) | band8(900Mhz) | 2100 MHz (Band 1) | |
Celcom | 〇 | 〇 | – | 〇 |
Digi | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Maxis | 〇 | 〇 | – | 〇 |
NTT Docomo | 〇 | – | – | 〇 |
au | – | – | – | – |
Softbank | 〇 | – | 〇 | 〇 |
上記の通りになります。
iphoneは、日本のキャリアから発売され、かつSimロックが解除できるものは、LTE band3/7/8、3G band1に対応しています。
そのため、日本でSimロック解除さえして持っていけばマレーシアでも使用できます。
Androidの場合、東南アジア全域でband3/7を使用する国が多いため、対応している機種は多いです。
例えばXperiaであれば概ねの機種は対応しており、実使用で問題あることはないものと思われます。
いずれにせよDocomo/Softbankはband3を使用していることから、両キャリアの端末であればband3に対応する機種がほとんどです。
事前にご利用の機種を念のため調べておいたほうが良いとは思いますが、実際問題使えないケースはあまりないと思われます。
念のためDocomoのページ/Softbankのページで、周波数帯についてはご確認ください。
(なお、いずれもband7に関しては記載がありませんが、実際は対応しているケースも多いです。メーカーのページ等で確認ください。)
ただし、auに関しては、使用帯域が完全に一致しません。
実際利用する上では、band3は対応している事が多いため、やはり問題が起こるケースは少ないと思われます。
ですが念のためauのページで確認しておいたほうが良いでしょう。
まず、日本でSimロック解除の手続きを行います。各キャリア(Docomoのページ/auのページ/Softbankのページ)のページをご参照下さい。
この上で、現地でSimを購入し、APN設定さえすれば使えるようになります。
但し、例えばiphoneであれば、mvnoを使用している場合のプロファイル設定が邪魔をして使えないケースが報告されています。
またandroidの場合、国際ローミングをオンにしないと、海外で使用できないケースもあります。
このような、simロック解除固有の事象もあったりします。
この辺りの事象が発生しても、例えばホテルへ行ってからWifiを使って調べながら対処できる自信がある人以外にはお勧めできません。
(もちろん端末の設定がいらず、スムーズに使える人もいるのですが)
設定そのものは、スマートフォンの言語設定を英語にしておいた上で、キャリアの人に渡せばやってくれます。
ただしここまでサービス精神が旺盛なのは、空港のスタッフに限られます。
街中のキャリア店舗だと、綺麗なショッピングモールの大型店舗ならやってくれるかもしれません。
ですが適当なそこらにある所だとやってくれないどころか対応が超雑な場合もあるので、要注意です。
基本的には空港で、言語設定を英語にして渡してやってもらう事をお勧めします。
(iphoneの場合はこちら、androidの場合は機種により異なる場合もありますが、設定⇒システム/言語と入力⇒言語が多いです。)
マレーシアの有名ホテルに宿泊する場合、大体のホテルでWifiは完備されています。
今は使えないホテルのほうが珍しいかと思います。
外で使えたほうが、便利といえば便利ですが、そこまで必要か、という話もあります。
たとえば別行動するから集合するのにLine使いたい、とか、外で次どこいくか決めたい、とかでしょうか。
ただ外でも有名なショッピングモール等ではWifiが飛んでいたりします。
意外と使えなくてもなんとかなったりします。
というので、そこらへんを割り切って、ホテルだけで使えればいいから契約しない、というのも全然アリだと思います。
外で使えないから不便といっても、正直スマホ流行る前なんてほとんどの人が使ってなかったはずです。
使わない、という選択肢も個人的にはアリじゃないでしょうか。
以上、マレーシアでのスマートフォンの使い方についてまとめてみました。
simフリーのところはいろいろ書きましたが、ややこしいトラップにはそんなに当たることは少ないはずです。
(運が悪いと当たりますが)
simロック解除だけしてとりあえず現地でやってみて、だめなら日本の海外パケホ使う、という手段もあります。
また有名ホテル等ではWifi使えます。
外でまでずっと必要なことはそれほど多くない(あれば便利でしょうけど)と思います。
みんなsimロック解除してつかえたらよかったよかった、使えなかったら誰かひとりだけ海外パケホで使い、ほかはホテルのwifiで我慢する。
それくらいで十分かなあと思います。