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せっかくの海外旅行、どうせいくならば豪華な旅をしたいものです。ですがもちろんそれには、お金がかかるもの。特に東南アジア方面はリーズナブルな所も多いですが、超高級ホテルに泊まろうとすると、それなりに金額がかかってしまいます。
そんなあなたに、マレーシアはおススメです。2015年と少し前の調査ではありますが、マレーシアはエクスペディアが調査した、アジアの観光コスパランキングにおいて、クアラルンプールが堂々の一位になるほどコスパが良い国です。高級ホテルも日本と比べたら、お値段半分から場合によっては三分の一程度で泊まる事ができます。(もちろん、それでも複数泊するとそこそこはかかりますが)
せっかくの海外旅行、より素敵なホテルへより安く泊まるために。本記事ではどういう風にすればお値段が抑えられるのかをまとめました。
まずは、費用のほとんどを占める、航空券・ホテル代金の相場についてご案内します。次に、マレーシア現地での滞在費の相場(タクシーやレストラン等)の費用もご案内します。皆様の旅行のお役に立てば幸いです。
もしよろしければ、以下のマレーシア関連の記事も併せてご覧ください。
マレーシア旅行の費用はどのくらいかかるのでしょうか?
とは言え一言に費用といっても、LCCなのかJALやANAを使うのか、ホテルは最低限なのか五つ星なのかで、お値段が大分変わってきてしまいます。ここではマレーシアの首都、クアラルンプールを基準に費用をまとめてみました。
航空券やホテルを、JALやANAの公式サイトや、エアトリやエクスペディアといった旅行サイトで自分で手配する場合の相場は概ね以下の通りです。以下のお値段から、1~2万円程度の前後はよくあります。
時期やタイミングによってお値段は変わってくるので、あくまで参考程度のお値段と考えてください。JAL、ANA、マレーシア航空の場合、往復航空券は大人2名で10~13万円程度です。エアアジアXやベトナム航空の場合には往復航空券は大人2名で6~8万円程度。中級ホテルだと1泊2名で1万円程度が目安、高級ホテルだと1泊2名で2万円程度が目安です。
ではJTBやHISといった、旅行代理店経由で手配する場合の相場はいくらくらいになるのでしょうか。こちらも平均的な金額のため、ある程度前後するためご注意ください。
旅行代理店はある程度一定ですが、直接予約の場合には宿泊時期や、予約そのもののタイミングでかなりお値段が変わってきてしまうため、一概にどちらが安いとは言えないのが難しい所です。ただ、概ねの傾向としては以下の事が言えます。
もちろん日程によって必ず同じとは言えないので、あくまでも傾向です。JTBやHISの場合、JALやANA利用の場合に非常に安いお値段で予約できる場合がありますので、要チェックです。
JTBやHISといった旅行代理店がおススメの場合はこちらです。
旅行代理店はチケットをJAL/ANAから大量に安く仕入れている事があります。そのため、特にお盆やGW以外といったピーク時期以外のチケットは、旅行代理店を通して購入したほうが安い場合が結構あります。
また、LCCを使う場合でも、直接予約は結構面倒です。航空券やホテルを購入する都度、宿泊者の情報を入力して、日程が間違ってないか確認して、となかなか面倒な事をやる必要があります。一方HISやJTBの場合は、1度は入力する必要はありますが、あとはその日程に沿って航空券やホテルを予約してくれるため、例えば深夜便だったり、早朝便だったりといった間違えやすい項目を気にする必要がありません。このあたりはメリットですね。
なので、少し高いくらいはいいから楽したい場合でも、HISやJTBはおススメです。
では直接予約がおススメの場合は、どのような場合になるのでしょうか。先ほどの旅行代理店を通す場合に合わない場合には、直接予約がおススメです。
とにかく安く行きたい場合は、LCCのチケットを直接取って、現地のホテルのランクをぎりぎりまで落として直接取ったほうが安く行ける場合が多いです。場合によってはベトナム経由便が安く出ている場合もあるので、このあたりもチェックしてみてください。
また、ANAやJAL利用の場合でも、旅行が6日以上の長期になる場合や、同時に2都市以上訪問したい場合など。複雑な旅程を組みたい場合にはHISやJTBはお値段を安くしてくれない事が多いです。このため、自分で直接予約をしてプランを作ったほうが安い場合が多いです。
ただし、直接予約をして、現地の移動の飛行機を増やしたりホテルを変更したり、といった場合には都度入力が必要で、かつ日程の整合性が取れているかもきちんとチェックする必要があります。このあたりは結構面倒なため、注意は必要です。
ここまでは基本的な予約方法についてご案内しました。
とはいえ、この考え方が生きるのは、きちんと閑散期に予約が取れれば、の話です。お盆休みやGW時期に予約しようとしたら、とんでもないお値段になるのは目に見えています。(この時期しかお休みが取れない方は仕方ないと思いますが・・・。)
では安い時期とは、具体的にいつぐらいなのでしょうか。
日本側の出国ピーク時期は言うまでもないですね。年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休み、シルバーウィークなどなど、このあたりの時期はお値段が高騰しがちです。なのでこの辺りは避けるのがもちろんベストです。
ではマレーシア旅行の代金が高くなりやすい時期ははいつなのでしょうか。
マレーシア人が日本へ多く訪れる時期は3月~4月と、11月中旬~12月が多いです。特にマレーシアの場合、日本と時期が異なり11月中旬~12月の時期に学校が一斉に休むスクールホリデーとなります。この時期はかなり日本への入国者が多い時期です。(日本政府観光局(JNTO)より詳しい資料が出ていますので気になる方は参照してください)
これらの時期は全般的にお値段があがりがちなので、要注意です。
マレーシアではチャイニーズニューイヤー(旧正月)は祝日指定されていますし、また人口の3分の1程度を中華系民族が占めていることから、チャイニーズニューイヤーの影響も受けやすいです。この前後の時期はマレーシア国内の旅行が盛んになるため、料金が高騰しやすいので注意してください。(毎年時期は異なるのですが、2月のどこかの場合が多いです。たまに1月下旬になることも。)
上記から、概ね平均して安く取れる時期は以下の通りとなります。
このあたりは特に行事もなく、比較的安くなりやすい時期ですね。とはいえこれ以外の時期でも、きちんと様子を見ながら予約すれば、閑散期から1~2割高い程度で済む場合も多いです。
ここまでは航空券とホテル代を中心にご案内しました。ここでは現地の、交通費用やレストラン代金をご案内します。
・・・といっても、マレーシアは非常に物価が安いです。目安としては日本の大体三分の一程度かな、と思います。全体的な物価に関してはこちらの記事にもまとめていますので参考にしてください。
ここでは特に観光者への影響の大きい、公共交通機関・レストラン・コンビニのお値段をまとめてみました。
公共交通機関、マレーシアは非常に安いです。例として、クアラルンプール国際空港からKLセントラル(60キロ程度の距離、成田空港~東京駅間より少し近い程度)の移動方法でまとめてみました。
一番安い移動手段はバスになります。クアラルンプール国際空港からKLセントラルまでは豊富にバス便が出ており、多くの人を運んでいます。金額的には大体10リンギット(300円程度)が目安。日本だと成田~東京駅で1000円くらいなので、3分の1よりもう少し安いくらいですね。
クアラルンプール国際空港からKLセントラルまでは、途中ノンストップの電車が通っています。お時間大体30分程度で、料金は55リンギット(1650円程度)。日暮里舎人ライナーが日暮里から36分、2470円なことを考えるとこちらはかなりお高めですね。実際電車も結構空いていて、乗っている人は外国人観光客らしき人が中心だな、という印象は受けました。
そしてマレーシアで一番びっくりするのは、タクシーが異常に安い事。クアラルンプール国際空港からの移動はチケット制になっていて、クアラルンプールの中心部まではお値段84.30リンギット(2529円程度)。2人以上で移動するなら電車より安いお値段になりますね。もし日本で成田空港から東京駅までタクシーで移動しようとしたら、間違いなく2万円はこえるでしょう。2万円中盤ぐらいまでいきそうなので、だいたいお値段10分の1ぐらい。とにかくタクシーが安いのがマレーシアです。
こちらはレストランのランク別にご案内。はっきりいってランクごとにお値段がかなり違います。それでも安いとは思いますが・・・。
まずはクアラルンプール中心部のかなりローカルなレストラン。見た限り現地のマレーシアンしかいなさそうですし、メニュー表記にもマレー語しか見当たらない、そんな感じのレストラン。ですが、結構ツインタワーからほど近い場所にあります。
だいたいお値段こんな感じ。
・・・安すぎませんかね?とはいえ、現地の本当にローカル向けのレストランだとこれくらいが相場です。これ以降にご案内するレストランが、どれだけお高めなのかが分かっていただけるかと思います。
続いてローカル風な雰囲気はありつつも、外国人観光客にも結構人気が出ているレストラン。お値段がちょっとあがってきます。
いずれもクアラルンプール中心部で外国人観光客からの評判も高い名店のお値段です。先ほどのお値段帯からするとぐっとお値段が上がってくるので、現地の人からすると結構お高めな部類に入ってくるレストランですね。それで大体この程度、といったところ。
つづいて庶民派の代表格。フードコートやファーストフードだとどの程度のお値段になるのでしょうか?
フードコートは日本でもおなじみペッパーランチをチョイス。日本よりは明らかに安いですね。チキンバーガーはマレーシアのローカルファーストフードチェーン、Marrybrownのもの。こちらも日本よりは安いですね。
このあたり、現地の人からするとやはりまあまあなお値段といったところでしょうか。
続いて高級レストランに。日本と比較しやすいように、台湾の名店鼎泰豊がクアラルンプールにも出店していますので、こちらのメニューを比較してみました。
日本の普通の居酒屋くらいの値段ですね。ちなみに上から日本だと、908円、864円、1188円なので、半額以下のお値段になっていることが分かっていただけるでしょうか。日本の価格みると結構高いな、という印象ですね。
鼎泰豊は東南アジア各地に出店していますが、マレーシアの店舗は本家台湾よりもお値段が安く、おそらく世界一安いお値段なのではないかな、と思っています。お値段気にせず絶品小籠包を召し上がっていただくのはいかがでしょうか。
こちらだけペナンで比較します。シンガポールでは要人が多く宿泊する事で有名なシャングリラリゾートはペナンにもあります。シャングリララササヤンリゾート。ペナン随一のリゾートホテルです。
こちらのディナービュッフェのお値段、おいくらでしょうか。
こちらは普通に日本の有名ホテルのディナービュッフェと同じぐらいのお値段はしますね。ただ、こちら種類が圧倒的に多いです。日本だと絶対出ないぐらいの種類と、そしてそれぞれの質が高い事が特徴。メインは肉から魚介から挙句の果てには寿司まで、かなり種類が豊富。そしてデザートもかなりのボリューム。これだけのボリュームは日本ではなかなか味わえないかな、と思います。
最後にコンビニのお値段。こちらマレーシアではセブンイレブンやファミリーマートをかなり多く見かけ、特にファミリーマートはほとんど日本と同じ内装、かつ売っているものも日本からの輸入品が多くあるため、日本とそん色なく利用ができます。そんなファミリーマートのお値段の一部をこちらではご紹介。
コンビニは全体的にお値段お高めの印象ですね。特におにぎりとか日本と同じぐらいしてますが、売れてるんですかね・・・。実際結構残ってそうな印象はありましたが。どうなんでしょう。
飲み物もコンビニだとこれくらいですが、日本でもコンビニだと高いですからね。ちなみにスーパーでコーラ500mlが大体2.5リンギット(75円程度)、320mlの缶で1.8リンギット(54円程度)。スーパーのほうが安いのは日本と同じですね。
ということで、マレーシア旅行のお値段についていろいろまとめてみました。
・・・正直、安く使用としたら、LCC利用で激安ホテルにとまって食事も安く、とやっていけば、信じられないくらい安くあがるのがマレーシアです。一方、JALやANAを使っていって、高級ホテルや高級レストランでお食事を召し上がればさすがにそこそこのお値段がいくのもマレーシアだったりします。
なので一概にはお値段いくら!とは言いにくいですね。このあたりの費用感を見て頂いて、皆様が希望する旅だといくらくらいになるか、計算してみていただければと思います。
とはいえ、間違いなく言えることは、日本よりは確実にコスパがいいという事です。日本でマレーシアと同じことをしようとしたら、2倍~3倍のお値段が普通にかかります。お値段の割にいい体験ができるのがマレーシアの特徴。是非皆様もマレーシアの旅を楽しんでみて下さい。