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自然の宝庫、ボルネオ島。
森や海といった自然を楽しむためには、極力天候が良いときに訪れたいものです。
ではそのボルネオ島のベストシーズンはいつになるのでしょうか?
この記事ではボルネオ島のベストシーズンの情報として、雨季やお天気の傾向をまとめています。
もしよろしければ、以下のマレーシア関連の記事も併せてご覧ください。
ボルネオ島は、気温も降水量も年間通じてあまり大きな変動はありません。
天候も変わりやすく、あまり明確なベストシーズンはありません。
一般的には11月~3月は、モンスーンの影響を受けるため、ボルネオ島は雨季とされます。
しかしながら、コタキナバル近郊に限って言うと、年間で最も降水量が少ないのは1~3月です。
結構場所によりけりになってしまうため、全体としてのベストシーズンはなんともいえないのが正直なところ。
ただ日本人がボルネオ島に訪れる場合、大多数の方が訪れるのはコタキナバル近郊です。
このためここにターゲットを併せて、1~3月頃に訪れることができればベストシーズンと言えるのではないでしょうか。
気象庁のページにボルネオ島各都市の平均気温や平均降水量が掲載されています。
こちらから引用すると、数値的には以下の通りとなります。
なお、降水量は年間Top3を太字としています。
月平均気温 | 月降水量 | |||||||||
東京 (参考) |
コタキ ナバル |
サンダ カン |
クチン | ミリ | 東京 (参考) |
コタキ ナバル |
サンダ カン |
クチン | ミリ | |
1月 | 5.2 | 26.6 | 26.7 | 25.6 | 26.3 | 52.3 | 117.2 | 396.9 | 716.2 | 278.4 |
2月 | 5.7 | 26.8 | 26.9 | 25.9 | 26.4 | 56.1 | 71.6 | 369.5 | 465.5 | 154.6 |
3月 | 8.7 | 27.4 | 27.4 | 26.3 | 26.9 | 117.5 | 88.1 | 216.1 | 358.5 | 154.5 |
4月 | 13.9 | 28 | 28 | 26.6 | 27.5 | 124.5 | 130.7 | 174.2 | 275.8 | 167.1 |
5月 | 18.2 | 28 | 28.3 | 27 | 27.7 | 137.8 | 233.8 | 132.2 | 252.7 | 204.5 |
6月 | 21.4 | 27.7 | 28 | 26.9 | 27.4 | 167.7 | 275.8 | 168.7 | 228.5 | 223.5 |
7月 | 25 | 27.4 | 27.7 | 26.6 | 27.2 | 153.5 | 286 | 211.1 | 209.7 | 210.4 |
8月 | 26.4 | 27.5 | 27.8 | 26.7 | 27.4 | 168.2 | 276.2 | 230.8 | 231.4 | 240.6 |
9月 | 22.8 | 27.3 | 27.6 | 26.3 | 27.1 | 209.9 | 297.6 | 287.4 | 263.7 | 237.9 |
10月 | 17.5 | 27.1 | 27.4 | 26.1 | 26.8 | 197.8 | 361.3 | 332.5 | 343.9 | 316.2 |
11月 | 12.1 | 27 | 27.2 | 25.9 | 26.8 | 92.5 | 310.9 | 321.6 | 362.7 | 282.3 |
12月 | 7.6 | 26.9 | 26.9 | 25.7 | 26.6 | 51 | 207.9 | 449 | 482.2 | 355.9 |
ボルネオ島全域が赤道に近い南国の気候となるため、年間を通じて気温は高温です。
26~27度と、東京の真夏よりやや暖かいくらいの気候ですね。
場所的には福岡や鹿児島といった九州地方の夏、といったところがしっくりくるかもしれません。
これが一年中続いている事となります。
こういった気候のため、服装は基本的には真夏の恰好をイメージしていただければよいです。
ただし、注意することが2点。
1つ目はショッピングセンターやレストラン等の各種お店は、冷房が尋常じゃなく聞いています。
もうこれでもかってぐらいきいていて、正直寒い位です。
寒暖差に弱いひとは対象を崩すのではないかというくらいです。
なので特にエアコンに弱い女性等は、羽織るものを持ち歩いたほうが安心でしょう。
2つ目は疫病対策です。
ボルネオ島は特に自然の宝庫。となった時に、近年蚊を媒介した疫病が流行っています。
蚊除けは必須なので持ち込んだほうが良いです。
また特にキナバル山等自然のアクティビティに行く際には、肌が露出しないような服装が望ましいでしょう。
この点を注意しておけば快適に過ごせるのではないでしょうか。
ボルネオ島の雨季は、モンスーンの影響を色濃く受けるため、一般的には11月~3月とされます。
しかしながらこれはざっくりとした話で、都市によって降水量はことなります。
先述した通り、コタキナバルではこの時期ど真ん中の1~3月が最も年間の降水量が少ないです。
とは言え、大体の人はボルネオ島に行くのであればコタキナバルを中心に訪れるはずです。
そのためコタキナバルのシーズンに合わせていくのが基本になるでしょう。
また、そもそも雨季自体、そこまで考慮しなくてもいいかなという感覚は個人的にはあります。
日本のようにじとじと雨が降り続ける、ということは(ないわけではないですが)少ないです。
どちらかというとこの降水量はスコールの降水量なので、スコールが多い時期、と考えていただければいいかなと思います。
コタキナバルは1~3月が最も降水量が少なく、ミリは2~4月が最も降水量が少ないです。
中心部を訪れるのであればこのぐらいに訪れられればスコールも少なく訪れやすいのではないでしょうか。
クチンは6~8月、サンダカンは4~6月が最も降水量が少ないです。
ボルネオ島の端部を訪れる方は、このくらいの時期に訪れられるといいですね。
ただ降水量の傾向として、ボルネオ島の真ん中のほうより、クチンやサンダカン等の端部のほうがスコールが多い傾向にあります。
特にクチンは、コタキナバルと比較すると年間降水量は1.5倍ほどあり、雨は比較的多いです。
この点は留意して訪れるほうが良いでしょう。
スコールについては映像のほうが雰囲気わかりやすいと思うので。
こんな感じです。
映像はランカウイのものですが、どこでもスコールといえばこんな感じです。
ただ最近だと日本もゲリラ豪雨とか言われますね。要はスコールですが。
日本のゲリラ豪雨は本場とくらべると、やはり雨量も時間も違うかなという感じはあります。
マレーシアだと、日本とくらべもっと強い雨が降り、強い雨が降っている時間も長いです。
そのあとからっと止むのは一緒でしょうか。
ただこのスコールにあったらとてもじゃないですが外出できません。
街中ならまだしも、ボルネオ島観光だとキナバル山等大自然のど真ん中に行くことも多いはず。
このためスコール対策にツアーで訪れるのをお勧めします。
ツアーだとスコールをきちんと察知した上で、スコールの退避用にその場所につれていってくれたりします。
やはりこういったのは現地の事情に明るい方じゃないとできませんからね。
なお、こういった傾向からかホテルでは傘は快くかしだしてくれる所が大半のはずです。
ホテルによっては部屋においてあります。
このスコール、自然現象のためどうしようもないのですが、対策は1個だけあります。
スコールは気温が温まってくる日中帯に発生しやすいです。
そのため、朝一であれば(必ずではないものの)比較的晴れている事も多いです。
キナバル山のツアー等を見ていただければわかるかと思います。
大体のツアーは、山が綺麗に見える名所、ナバルの観光を一番最初においています。
これは朝一が一番スコールに逢いにくく、天気もよいことが多いからなんですね。
キナバル山
これはナバルの景色です。時間は朝の8:30くらい。
このくらいにいければ大丈夫な確率は上がるとおもいます。
ちなみにこの30分後にはこうなりました。
スコール/コタキナバル
向こうが全然見えません。
あれだけの快晴から30分でこうなるので、本当わからないですよね。
ですので、行動は朝早くからするのがお勧めです。
スコールきたら屋内などに逃げましょう。
ちなみに、こういうの書いておいてなんですが、私自身はコタキナバルの雨季ど真ん中10月にボルネオ島に行きました。
個人的にはそんなに気になる事は無かったですけどね。
というか、スコールすら楽しむのがボルネオ島かなと思います。
逆にせっかく南の島にいってスコールに逢わないのもさみしくないですか?
スコールすごい強いんですよ、そしてさっきまですごい晴れていたのに急に滅茶苦茶降り出すんですよ。
日本だとなかなかあわないような猛烈な雨に。
この天気の移り変わりが、あー、なんか外国にきたんだなあ、といった感じで、個人的には楽しめました。
ただ楽しめるのは、自然系のアクティビティはツアーにしておいたからですかね。
たとえばスコールの時が車の移動時間になるように、ガイドさんがうまい事調整してくれました。
街中はショッピングモールとか入ればなんとかなるので、大丈夫です。
というので、雨季を避けれれば確かにベストかもしれませんが、かといって雨季だからあきらめる必要もないかなと思います。
スコールが降るのもボルネオ島ならでは。
雨季だからといって一日中降ることはそこまで多くないので。
せっかくのボルネオ島、スコールを含めて楽しんでみてはいかがでしょうか。