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マレーシアを観光するとなったときに、まず検討するのは世界遺産でしょうか。
マレーシアで認定されている世界遺産は、自然遺産2点、世界遺産2点が認定されています。
また、世界遺産ではありませんが、世界ジオパークとして1箇所が認定されています。
これは世界的に貴重な自然に対して、保護・教育・地域振興等が高レベルでなされているものを認定するためのものです。
世界遺産と同じくユネスコが管理しており、日本では洞爺湖有珠山や阿蘇といった8箇所が認定されています。
マレーシアを観光する上ではどれも欠かせないスポットです。
これらの世界遺産・世界ジオパークについて本記事ではまとめます。
もしよろしければ、以下のマレーシア関連の記事も併せてご覧ください。
マレーシア国内で認定された世界遺産と世界ジオパークは次の通りとなります。
マレー半島側には世界文化遺産と世界ジオパークが、ボルネオ島には世界自然遺産が、といった形で分かれています。
それぞれについて、ご案内します。
ボルネオ島の観光については、別記事でもまとめています。
まずは代表格、キナバル自然公園です。
キナバル山を中心とした、様々なアクティビティもそろったボルネオ島の自然公園です。
売りはやはりキナバル山。
東南アジア最高峰、その高さは4,095.2mとなんと富士山よりも高い山です。
とは言え難易度が高いわけではないので、登山ビギナーには比較的お勧めな山なのだとか。
このキナバル山の周辺に、ボーリン温泉やラフレシアで有名なキナバルパークがあります。
自然公園として整備されており、トレッキングコース、植物園やキャノピーウォーク等。
自然を生かしたアクティビティが数多く組まれており、ボルネオ島観光に訪れた方の多くが訪れるのではないでしょうか。
有名なのはこのラフレシアですね。
世界最大の花とされるラフレシア、マレーシアには比較的多くいるそうで。
ボルネオ島だとこのキナバル山周辺のスポットは有名です。
これを見るために1人30RM払う必要はありますが、まあせっかくなので見てみてもいいのではないでしょうか。
・・・見たからなにかあるわけではないですが。社会科見学的なものですね。
ボルネオ島の中心都市、コタキナバルからは100キロ程離れており、車で二時間オーバーはかかります。
こちらはツアー訪問がお勧め。
理由としては自然のスポットなので、スコールが降るとどうにもならないからです。
ツアーだとスコールの時間帯の逃げスポットまで把握している事も多いです。
(どうにもならない場合もありますが)
正直土地勘ないと結構厳しいと思うので、お金払ってしまいましょう。
とは言え、比較的訪れやすいスポットかと思います。グヌンムルと比べたら。
ここはなんというか、本気の場所です。
あまりふらっといくような場所ではないのは間違いないですね。
写真のドラゴンフライ(数百万といわれるのコウモリが羽ばたく姿が竜のように見えるため)が代表的です。
その他にも巨大な空洞のある洞窟、ディアケイブや練乳洞等々。
ボルネオ島のかなり奥深くにあるため、ディープな自然を楽しめるスポットが満載です。
ただかなり本気の自然スポットのため、そこまで本気じゃなくても・・・という人もいるのではないでしょうか。
特に洞窟等は苦手な人は苦手でしょうし、足場等も不安定で肉体的にも疲れます。
お手軽にボルネオ島の自然を楽しみたいならキナバルパーク。
よりディープなボルネオ島の自然を楽しむならグヌン・ムルといったところでしょうか。
正直人は選びます。
ただ近年マリオットホテルが出来たりと、注目のスポットであることは間違いないです。
きちんとした覚悟をもっていけば、ボルネオ島の大自然を最も楽しめるスポットです。
最寄りの空港はムル空港。
同じボルネオ島のコタキナバル国際空港、ミリ空港、クチン空港から便が出ています。
いずれの空港からも1時間前後で到着します。
一番一般的な行き方は、コタキナバル国際空港からのアクセスでしょうか。
クアラルンプールやシンガポール、限られますが日本からもコタキナバル国際空港には直行便が出ているため、アクセスはしやすいです。
ムル空港からグヌンムル国立公園の入口までは1キロ程、マリオットホテルまでの3キロ程しか離れていません。
かなりコンパクトにまとまっています。
こちらは世界文化遺産になります。
基本的には植民地自体からある建造物等がメインになります。
歴史を感じることができるスポットですね。
こちらのみ2都市が認定されていて、マラッカとペナン双方が世界遺産として認定されています。
マラッカは古来からこの界隈の海上交通の要所として、ポルトガル⇒オランダ⇒イギリスと様々な国の植民地支配を受けてきました。
一方ペナンはマラッカと比べると歴史は比較的新しく、イギリスがこの界隈の支配を強化した際に発展した街です。
とは言えイギリス支配は1786年であるため、250年もの歴史がある重要スポットです。
基本的には観光は植民地時代の建造物を中心に見て回る事になるでしょうか。
どちらもできればツアーで訪れたほうが、歴史ガイドもついてくるのでより勉強になると思います。
マラッカはクアラルンプールからほど近いので、クアラルンプールの観光とセットで。
ジョージタウンはペナンの中心都市。ペナンに訪れたら必ず訪れるような場所になります。
訪れるのであればどちらかで十分かと思います。
クアラルンプール観光がメインなのか、ペナン観光がメインなのかで決めればよいかと。
個人的にはマラッカのほうが長い歴史があり、様々な建造物もあるのでお勧めです。
マラッカに関しては別記事でまとめています。
マラッカはクアラルンプールから150キロ程離れており、車で大体二時間程度の場所になります。
観光スポットは密集しているため、土地勘が無くても動きやすいです。
ただ歴史的な流れはツアーがあったほうが分かりやすいですね。
ジョージタウンはクアラルンプールから陸路で行けないこともないです。
ですがバスとフェリーを乗り継いで5~6時間程はかかるため、空路でのアクセスが一般的です。
クアラルンプール国際空港から飛行機で1時間程。
この界隈はリゾートとしても有名なので、リゾートと観光をセットにして楽しまれる方が多いでしょうか。
マレーシアでもっとも最近(2012年)に指定された世界遺産。
正直、かなりマイナーです。
正直よくわからないというのが本音ですが、日本アセアンセンターによる解説を引用しますと、
緑豊かなレンゴン渓谷に位置し、2百万年近くにわたる初期人類の生活を伝える考古遺跡です。同一の地域に人類が居住していた記録として最も長い遺跡のひとつであり、またアフリカ大陸以外で最も古い初期人類遺跡といわれています。野外や洞窟の遺跡は旧石器時代に人類が道具を使った証拠を示唆し、いくつかの遺跡からは旧石器、石器、金属器時代の文化的影響を受けた、比較的大きな規模の半定住型の集落があったと考えられています。
だそうです。
旧石器時代の初期人類の痕跡が残る、考古学的に極めて貴重な遺跡ではあるようですが。
まあはっきりいって、あまり一般受けはしないでしょうね・・・。
展示物として、1万120年前のペラ人の骨格があり、東南アジアで最も完全な全身骨格として極めて貴重だそうです。
興味がある人は訪れてみては、くらいでしょうか。正直雑誌でもスルーされている事が多いです。
この解説見て興味がわかない人は、そのままスルーでいいかと思います。
あまりわかりやすいものではないです。
逆にすごい考古学が好きな人には、アフリカ大陸以外で最も古いという事でかなり貴重なスポットなのではないでしょうか。
首都クアラルンプールからは300キロ程度、車で3時間弱かかる距離にあります。
ペナンのほうが近いですね。
ツアーで行こうにもそもそもツアー自体組まれていません。
かなり山奥にあるため、もし訪れるのであればクアラルンプールからタクシーを1日チャーターして訪れることになるでしょうか。
世界ジオパーク自体がまず結構マイナーですね。
ただ日本では洞爺湖有珠山や阿蘇等8箇所が認定されており、認定されている場所ではかなりのアピールがされています。
そのため国内でこういう自然スポットへ行かれる方には有名でしょうか。
要は特徴的な自然がある場所であり、そこの自然を大事にしながら、でも地域振興のために観光も頑張りましょうと、そういう認定です。
認定は結構厳しいらしいです。
マレーシアで認定を受けているのはランカウイ島のみですね。
ただやはりランカウイ島の自然は素晴らしいです。
ランカウイ島自体が観光に特化した島となっており、数多くのリゾートホテルが存在しています。
自然を残す方向で開発されている島なので、かなり自然豊かな、島ののんびりした空気を味わう事ができます。
自然の中のリゾートライフを楽しみたいなら、ランカウイ島が圧倒的にお勧めです。
ランカウイ島全体のガイドは別記事にまとめています。
ランカウイ島の観光に関するガイドは別記事にまとめています。
基本的にはクアラルンプール国際空港から、ランカウイ国際空港へのアクセスになります。
飛行機で大体1時間弱といったところ。
他、便数は限られますがシンガポールからも便が出ています。
マレーシアの世界遺産・世界ジオパークについてご案内しました。
いずれも特徴的なスポットばかりです。
全部訪れるのは難しいと思いますので、選び方としては以下になるでしょうか。