W、最近見かける機会が多くなってきました。
Wは主にアメリカ中心ですが、近年はアジアにも多く展開しており、近隣だと台北、ソウル、香港、シンガポール、バンコク等。
日本には未進出ですが、近年中に大阪や北海道への展開が決定している、話題のホテルです。
こちらのホテル、2018年にマレーシアにも初進出。
Wクアラルンプールとして、2018年8月にオープンしました。
そんなできたてほやほやのWクアラルンプールですが、実際に行ってきたのでその際の様子をレポートします。
立地
Wクアラルンプールの場所はこちらとなります。
ペトロナスツインタワーの目の前。
お部屋からも、きれいにツインタワーが見える好立地です。
KLCC中心に動く分には非常に便がいいです。
MRL(モノレール)の駅は500~600メートルくらいの位置に二つあります。まあまあですね。
反対にブキッビンタンからは少し離れるため、この点は注意でしょうか。
歩いていけなくもないですが、2KM近くはあるためまあまあ歩きます。
おとなしくタクシー乗りたくなる距離ではありますね。
お部屋・価格帯
本ホテルはMarriot系列のホテルとなるため、ホテルの最新情報と詳細に関しては、Marriot International
お部屋の種類と価格帯は以下の通り。
お部屋タイプ | 広さ (平方m) | 値段 |
ワンダフルルーム (シティビュー) | 42 | RM717 (約21,510円)~ |
スペクタキュラールーム (ツインタワービュー) | 42 | RM793 (約23,790円)~ |
メガルーム | 48 | RM831 (約24,930円)~ |
クールコーナールーム (ツインタワービュー) | 50 | RM946 (約28,380円)~ |
スタジオスイート | 92 | RM1,099 (約32,970円)~ |
マーベラススイート (ツインタワービュー) | 105 | RM1,252 (約37,560円)~ |
Wowスイート | 175 | RM9,773 (約293,190円)~ |
エクストリームWowスイート | 520 | RM1,8773 (約563,190円)~ |
値段は一番安めの時期の、朝食込みキャンセル不可料金です。
この前後のお値段で泊まれると基本的には最安値クラスかと思われます。
時期によっては、平気ではねあがるのでご注意ください。
なお、お部屋がシティビューかツインタワービューなのかが一部の部屋で書かれていません。
明記されているお部屋は上記で記載していますが、かかれてないメガルームとスタジオスイートは何ビューなのか不明です。
さすがにWowスイートはツインタワービューなんだと思いますが・・・・。ちょっと分かりません。


お部屋の配置はこんな感じでした。
この図だとツインタワーは左下側の方向になります。
一番左下のお部屋がマーベラススイートになります。
選ぶポイント
こちらのホテルを選ぶ際のポイントをまとめてみました。
おすすめポイント
ツインタワービュー
まずはやはりツインタワービューであること!


ツインタワー側であれば、こんな感じのクアラルンプールの景色が見渡せます。
本当にツインタワーが目の前です。
なかなか絶好の角度から見れます。
実はこれだけきれいにツインタワーが見れるホテルは貴重なんですよね。
フォーシーズンズもすぐ近くにできましたが、こちらは真横なんですよ。
マンダリンオリエンタルも近いのですが、こちらもタワー同士が重なって見える立地。
これまできれにみるならトレーダースホテルぐらいしかありませんでした。
ただトレーダースだと少し遠景なんですよね、きれいに見えるんですが。


トレーダースだとこんな感じ。真正面できれいですが、KLCCの反対側になるため、KLCCパーク全体をみる感じになります。
これだけきれいにツインタワーが見えるホテルができたのは、おススメしやすくていいですね。
ツインタワーみたいならここ、といってもいいかもしれません。
ただトレーダースはトレーダースで全景見れて良いので、このあたりはお好みでしょうか。
朝食がよい
朝食は良かったです。なんか楽しげ。


盛り付けがきれいで、種類も豊富。
なんかどんどん食べたくなる感じです。
雰囲気が違うだけなのかもしれないですが、なんか楽しそうなんですよね。
これまで泊まったホテルはどれもよかったのですが、ここは目でも楽しませるのに重点をおいてるので。
個人的には楽しめました、っていう意味でおススメです。
新しい
何はともあれ新しいのはいいことです。
お部屋もきれい、ホテルもきれい、なんか話題。
楽しめます。
いまいちポイント
雰囲気が苦手な人は苦手かも


まあこの写真の雰囲気ですね。


プールも夜はこんな感じ。
なんだろう、イケイケです。
東南アジアのせいなのかはわかりませんが、結構ホストみたいなスーツきてる若者たちも多く。
結婚式みたいな感じのドレスきた人も多く。
現地の人たちのハレの場なんだろうなあ、って感じです。
私が行った日が土曜日だったせいか、その印象は特に強く感じましたね。
個人的にはこういう場は合わないタイプなので、ちょっと違和感は感じましたが。
ただ泊まっている人たちは普通です。
朝食会場とか普通に家族ずれも多く、子供も結構いて、普通の人たちがとまってたなあ、という感じ。
まあだいたい外国人観光客なんでしょうけど。
ただこういうハレの場でもあるので、そういう空気をかなり出しているときはあるので、こういうのが受け付けられない人は要注意ですかね。
自分は社会見物みたいな感じでいきまして、まあ場違い感はまあまあ感じましたが、個人的には楽しめましたよ。
ここらへんは自分が求めているのがなにかって感じですかね。
あと自分が泊まった時には夜、パーリーピーポーがパーリナイしていて、重低音が日付変わってもどんちゃっどんちゃって続いていて部屋に丸聞こえです。
これも気になる人は気になるでしょうか。
個人的にはにぎやかだな、くらいでしたが。目の前大通りなんで多少の喧騒感は仕方ないところかなあと。
ホテルの人もイケイケな制服きてたりするのですが、ホスピタリティはかなりしっかりしてます。
その点はご安心を。さすがにSPGです。
雰囲気づくりですね。
高層階のホテルではない


ビル自体は55階まであるのですが、実は客室は23階まで。
これより上はTropicana The Residenceというレジデンスになっているので、一般人立ち入り不可です。
よって眺望はやや低めかなあといったところ。まあ十分きれいだったのでいいんですが。
このあたりは周辺のホテルがかなり高さがあるだけに残念なところですね。
新しすぎる
自分がいったときは、新しすぎて、ほんのすこしだけ追い付いていない所はあるかな、という印象は受けました。
例えば朝食会場でベビーチェアの数が足りなくなっていたり、とか。
(ものっすごい謝られました。いいんだよお兄ちゃん悪くないからさ・・・)
ただ全体的で見れば非常に満足だった点は強調したいですね。
できて1カ月ちょっとで行ったのですが、かなり回りだしてます。
このあたりはさすがですね。
おそらく椅子はまだ手配が追い付いていないんだと思うので、まあこういったハード面がもう少しかかるのは仕方ないですね。
ソフト面は完ぺきでした。
子連れにも優しく対応してもらえましたし。
個人的にはもう不安ないかな、と思います。
あとはタクシーとか乗るときに、Wっていっても通じないのが困るところですかね。
みなさんご存じないです。
地図を印刷してもってくのは必須です。
ホテルタクシーが高い
ホテルタクシーだとKLIAまで350RMといわれました。
目の前のSURIA KLCCで手配すると160RM。(この値段でもぼったくられた感はありますが)
まあ高級ホテルなんで倍は仕方ないかな・・・と思いつつ。
一万円はさすがに高いので諦めました。
この点は気を付けてください。
目の前にSURIA KLCCあるんでそっちいってください。
ホテルの様子
ではホテルの様子をご案内します。
写真昼間と夜にとったのがごっちゃになってますが、この点はご容赦ください。
周辺


SURIA KLCCが目の前。
・・・ですが、大きい通りを渡らないといけなくて、歩行者が渡るのが大変なのは海外あるあるですね。
思ったよりいくのは時間かかります。
信号全然かわらないし、みんな信号無視するので勢いでいかないといけません。
とはいえ大きいショッピングモールが目の前にあるのは便利ですね。
SURIA KLCCさえ抜ければKLCCパークです。
こちらはかなり広い公園だので、KLCCを楽しむ分には立地が良いと思います。
最近はこっち側にもショッピングモールだいぶん増えてきましたしね。
Cotton OnやShoppes at Four Seasons Placeなど。
ブキッビンタンまでとは言えませんが、結構楽しめはすると思います。


目の前にカレー屋さんがあるのですが、こちらは評判良いみたいです。
行こうとしていきませんでしたが。
入口


この入口ですよ。紫ってホテルで珍しいですよね。


ライトアップがこんな感じで変わります。
この雰囲気は好き嫌い分かれるでしょうね。
ホテル内




1階はエントランスになっており、フロントは8階になります。




ドレッシーな感じ。
まあ好き嫌いは分かれますね。
自分はたまにはこういうのもいいかな、といった感じ。


廊下もこんな感じですからね。
雰囲気がすごい。
徹底しているので、面白いですね。
お部屋
ではお部屋の様子。
今回宿泊したのはマーベラススイートです。
ポイントは壁の柄とかでしょうか。
まあなんか、攻めてますよね。
そしてとにかく部屋が鏡なんですよ。
写真は反射するとわかんなくなるんで、そうじゃないの使ってますが。
とにかく全体的に鏡がそこらじゅうにあって反射しまくります。
各部屋は扉で閉められるんですが、扉が全面鏡張り!
全部閉めたら犬だったら衝突しますね・・・。というかうちの子は衝突してました・・・。
このあたりは好みはあるとは思いますが、まあ住みたくはないですが、こういう所にきてたまに味わう分にはかなりアリです。
気分が変わりますし、個人的には良し。


はいってすぐまずリビングですね。
目の前からはツインタワービュー。最高です。






いや広い。
こんなとこ住めたら最高ですね。


となりはベッドルームです。
こちらからもツインタワービュー。


広い。
こんなところを寝室にしたい・・・。


眺望はこんな感じ。
眺望はツインタワービューならどこもこの景色のはずです。


ツインタワーじゃないほう。
大きいビル増えましたねえ。


もちろんこんなかんじでがっつりツインタワーは見えます。


ツインタワー前の広場には多くの観光客でにぎわっています。
車の数もすごい。


広い。


お風呂からもツインタワービュー。
カーテンかブラインドかはさすがに選べるのでご安心を。




お風呂からはこんな感じでツインタワーが見れます。


シャワールームにシャワーが二つ。
うーん、マーベラス。


洗面が広くて2つあるタイプのお部屋は、やっぱりテンションあがりますよね。


アメニティはbliss。Wだとおなじみなようです。


こんな感じでアメニティの種類も豊富です。


海外恒例スケスケトイレ。
なんでスケスケなんでしょうね。


ただスケスケじゃないトイレと1こづつあるので安心です。
こっちしかつかいませんでした。


ミニバーはこんな感じですが、高いね。


こんな感じでそろいっています。
コーヒーメーカーはありでこっちは無料。
朝食
朝食はこんな感じ。


アウトサイド。かなり人気でした。
アウトサイドの景色はこんな感じ。


ツインタワーが目の前!
まあお部屋からさんざん見てますが、クアラルンプール来た感じはでますよね。




インサイドはこんな感じ。
座席タイプが多いですね。
結構子連れは見かけました。




パンエリア。
種類豊富。
パンが多いホテルはいいホテルですよね。


オリジナルドリンクは結構多く感じました。
瓶詰で入っていて、これが結構うまいんですよ。
きにいって何本かのんでしまいました。
これいいですね。




マレー風からヨーロピアン風まで、種類はなかなかありました。
結構がっつりいける感じです。
ランチでも使いたいなあ。


ハムやサーモン。
とりそこねましたがこちらがライブキッチンになっていて、パンケーキとワッフルを作ってくれます。
頼むと席までもってきてくれる。素晴らしい。




サラダとこちらもオリジナルヨーグルト。
こういうオリジナルなの弱いんですよ。
やっぱ瓶で何個かもっていってしまいました。


麺ライブキッチン。
選ぶとやはり席までもってきてくれます。
プール


今回プールはいかなかったので、上から写真だけ。
キッズプールなし、深さは普通に大人向けですね。
夜はプールに入る感じではないですねえ。
バーメインなので、そこだけは注意でしょうか。
昼間は結構入っている人多かったです。
総評
全体として満足です。
できたてですが、ソフト面はきちんとしてます。
ハード面はまだ手配中のもあるでしょうが、満足です。
そしてなによりツインタワービュー。
クアラルンプールに来た!って感じがあじわえるので、せっかくならツインタワービューにすることをおすすめします。
子連れでいきましたが、子連れでもありですよ。
というか朝食会場は子供かなりいました。実際子連れできてる人は多いはず。
景色もいいですし、子供は結構喜ぶとおもいます。
ホテルもきれいですし、KLCCパークにはすごい巨大な遊具遊び場がありますし。