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マレーシアのコンセント事情 有名ホテルでは変換アダプタが標準装備な事も

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海外旅行に行って地味に困るのが、電源のコンセントの形が違う事ですね。
特に近年はスマートフォンを初め、デジタルカメラや人によってはノートパソコンを持ち込んだり等。
様々な電化製品を海外に持ち込むことも多くなっているため、海外でも充電が必要になる事は多いです。

そんな際に困るのが、コンセントの形が違う事。
こんなもの、世界中で統一しておいてほしいですが、実際は国により何種類もタイプがあり国々で困ることも多いです。

マレーシアのコンセントタイプも日本とは異なります。
そのため使うためには変換アダプタが必要になります。
ですが、最近の傾向を考慮してか有名ホテルでは実は不要なことも多いです。

そんなマレーシアのコンセント事情についてまとめてみました。

もしよろしければ、以下のマレーシア関連の記事も併せてご覧ください。

もくじ

マレーシアのコンセントについて

形状はBF型(G型)タイプ

お部屋/ウェスティン・ランカウイ・リゾート&スパ

マレーシアで一般的に使われているコンセントは、BF型もしくはG型と呼ばれるもの。
どちらも写真で示している同じ形状を指しています。
呼び方がものにより違う場合があるだけなので、気を付けてください。

特徴は右上についているスイッチでしょうか。
このスイッチは、コンセントのON/OFFを管理するスイッチです。
このスイッチを入れないと、このコンセントを使用することはできません。
日本のマルチ電源タップでも、節電用にコンセントごとにスイッチがついているものがありますね。
ああいったイメージです。

BF型(G型)は主にイギリス等で使用

このタイプのコンセントは主にイギリスで使われているタイプのものです。
イギリス植民地下にあった国では、比較的このタイプが使われることが多いようです。
近隣国では、同じようにイギリス植民地下にあった、シンガポールやブルネイ・ダルサラームはこのタイプになります。

日本のコンセント形状とは明らかに異なります。
そのため、このコンセントのタイプを使用する場合には変換器が必要になります。
こんなのです。

外国人の宿泊が多いホテルではマルチ利用できるコンセントが標準装備されている事も

アマゾン等で事前に買えておけばこの値段ですみますが、正直あんまり荷物増やしたくないのは本音ですね。
また成田空港とかで買うと足元みられて、そこそこお値段がする場合もあります。
正直持っていきたくない人も多いのではないでしょうか。

実はマレーシア、結構昔から外国人をターゲットにしたホテルの多くでは、コンセントがマルチ利用できる事も多いです。
場合によっては、スマートフォンの充電用に、USBがそのまま壁にさせるようになっているタイプのものを提供している事も。
実物はこちらのマレーシア政府観光局のページで乗っています。

マルチ利用といっても全部が全部対応しているわけではありません。
ですが、日本のコンセントはタイプAと呼ばれるもので、アメリカで使用されているものと同じタイプ。
概ねの場所では使えるのではないでしょうか。
ちなみに私自身はダタイやトレーダースホテルに泊まりましたが、問題なく使えました。
(部屋タイプにもよると思うので、確実かと言われるとなんとも言えないのですが・・・)
おそらく概ねの高級ホテルでは標準装備されているものと思われます。

なお、マルチ利用できるタイプでも電圧は220vのままなので、対応しているか確認は必要です。(後述します)
ですが電圧さえ問題なければそのままさくっとさせば使えます。
私は使ってました。

万が一無かった場合でも、名の知れた高級ホテルであれば貸し出しがあるはず。
変換プラグは英語では、「plug adapter」で通じます。
「Can I borrow a plug adapter, please?」あたりでしょうか。
個人的には、このどちらかで解決してきました。

持っていかなくてもなんとかなる事が多いが、心配なら持参しましょう

ということで、実はもってっても使わない事が多いんですよね。
マレーシアでは結局、使いませんでした。
ただまあこのご時世、充電できないとなると困りますからね。
心配な人は持って行ったほうが良いでしょう。

実際にコンセントを使う場合には変圧にも要注意

ここまでしてきたのはコンセントの形の話。
マレーシアでは、流れている電気のタイプも違うのです。
何が違うのかというと電流。
次の表にまとめています。

国名電流周波数
日本100V50/60Hz
マレーシア220V50Hz

周波数は問題なし

周波数に関しては、日本は東日本と西日本で50/60Hzが混在しています。
そのため日本で使える電化製品は、どちらの周波数にも対応しています。
マレーシアでは50Hzですので、周波数に関しては基本的に問題ありません。

電圧は異なる

ですが、電圧は100vと220v。倍近く違います。
もし100vでしか使えない製品を220vにつないだらどうなるか。

おそらく、あっさりと壊れます。
壊れるだけで済めばいいですが、運が悪いと発火の原因になるかもしれません。
100vでしか使えない製品かどうかは要確認です。

海外旅行で持ち出すようなものは、概ね複数の電圧に対応しているため要確認

ですが、海外旅行で持ち出すようなものといえば、スマートフォンやデジタルカメラ等の電化製品の充電器でしょうか。
このご時世、日本だけ向けに作っている製品はほとんどありません。
大体が世界中に輸出できるように作られており、充電器も例外ではありません。

充電器にはきちんと、何ボルトから何ボルトまで対応していますー、という表記がされています。
例えば皆さん持っていきそうなiphoneの充電器。
コンセントからぬいて、コンセントの箇所を見てみましょう。
「input 100-240v 50/60Hz」という表記があるはずです。
これは、記載の通り、電流は100~240vまで対応していて、周波数は50Hzと60hzに対応していますよ、という事を示すもの。
マレーシアは先述した通り、220v&50Hzですから、この記載があれば使えます。
概ねの製品にこの記載があるはずですので、海外に持ち出すときにはこの記載を確認して持ち出しましょう。

もちろん、例えば「input 100v」としか書かれていないものがあればこれは日本国内の専用品です。
こういった製品は使えませんので、要注意です。

電気はいろいろとややこしいので、持っていくものは必要最低限に

とはいえ電気周り、実はいろいろややこしいです。
例えば、iphoneの充電器事態は対応していたけど、それに別に使っていた延長コードが対応していなかった、とか。
ノートパソコン本体は対応していたけど、付属品の延長コードが対応していなかった、とか。
そういったことは結構あります。そしてそのあたりを全部チェックするのは結構大変です。

そのため、不要なトラブルを避けるためにも、持ち込む電気機器は必要最低限にしましょう。
例えばiphoneであれば、純正の充電器本体とUSBケーブルのみ。
デジタルカメラの充電器であれば、充電器本体のみ。
余計な電源コードやマルチタップを持っていくことは、トラブルの原因になりかねません。

自己責任できちんと判断が付けられるのであればよいですが、確認できない&わからないものは持ち込まないようにしましょう。

まとめ

以上、マレーシアのコンセント事情についてまとめました。
最近はいろんなデジタル機器が増えて便利になっている一方で、こういった電気周りのことはなかなかわかりにくいものです。
とはいえきちんと理解して、確認した上で使う分にはそんなに難しいことはありません。
皆様が安心して海外旅行を楽しむためにお役に立てたならば幸いです。

もくじ