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マレーシア・ペナン島に行きたい!となった時。
なんとなく気になってしまうのが、訪問時期。
特に赤道にほど近い南国の島といわれると、なかなか気象も日本とは異なり、ピンときずらいものです。
ここでは、マレーシア・ペナン島を訪れる際に、どの時期に訪れるのがベストなのか。
具体的なデータを交えながらご案内します。
もしよろしければ、以下のマレーシア関連の記事も併せてご覧ください。
ということで、先に気になる結論から。
ペナン島へは、12~2月頃訪れることができると一番ベストです。
ペナン島は赤道にほど近いので、気温は年間通じて27度とほぼ一定。気温面で気にするポイントはありません。
気にしなければいけないのは降水量。
ペナン島は時期によって、降水量(スコール)の多い少ないが異なります。
最も降水量が年間を通じて少ないのは12~2月頃。
ですのでこの時期に訪れる事ができるとベストですね。
と、お伝えしたいことは正直これくらいなのですが。
とはいえスコールの多い時期に、私自身マレーシアに訪れていますがそこまで気になる程でもありませんでした。
(確かにスコールは多かったですが)
皆さんが皆さんベストシーズンにいけるわけではないと思いますので、じゃあ実際のとこどうなの?というのを次からご案内します。
日本の気象庁は世界各地点の天気情報をまとめて出してくれています。
その中にペナンの情報がまとまったものがあります。
情報をまとめなおしたのが以下のものとなります。
月 | 平均気温 (ペナン) |
平均気温 (東京) |
平均降水量 (ペナン) |
平均降水量 (東京) |
1月 | 27.5 | 5.2 | 66.6 | 52.3 |
2月 | 27.9 | 5.7 | 87.1 | 56.1 |
3月 | 28 | 8.7 | 161.3 | 117.5 |
4月 | 28.1 | 13.9 | 204.3 | 124.5 |
5月 | 28.1 | 18.2 | 207.4 | 137.8 |
6月 | 27.9 | 21.4 | 169.4 | 167.7 |
7月 | 27.5 | 25 | 197.6 | 153.5 |
8月 | 27.3 | 26.4 | 260.6 | 168.2 |
9月 | 27 | 22.8 | 319.2 | 209.9 |
10月 | 26.8 | 17.5 | 347.4 | 197.8 |
11月 | 27 | 12.1 | 215.9 | 92.5 |
12月 | 27.2 | 7.6 | 116 | 51 |
気温は年間を通じて一定、27~28度です。
赤道にほど近い南の島、といったイメージの通りですね。
ただ見比べていただければわかりますが、意外と東京の8月より少し暖かい程度の気温です。
実は沖縄の8月と比べると、少しだけ気温が低かったりもします。
だいたい夏の九州と同じくらいでしょうか。
そう考えると確かに暑くはあるのですが、そこまで大変な暑さでもない、というのが分かっていただけると思います。
ですので、基本的に服装は日本の真夏と同じ程度で問題ありません。
ただ気にするとすれば1点、空調ですね。
この国は年間通して暑いので、年間通してショッピングモールの冷房がガンガンきいています。
というか、ききすぎて寒い位です。
冷え性の女性の場合には悲鳴をあげかねないレベルできいています。
空調に弱い方は、室内用に何か羽織るものを1点お持ちするのをお勧めしています。
また空調に関係なく、特に赤道に近い国では蚊を媒介した疫病が流行しています。
基本的には蚊除けスプレー等が必須ですが、肌を露出しないのも対策になります。
特にペナン島は自然が多いエリアもあり、そういった所では蚊も多めになっています。
警戒は必要ですね。
一番降水量が少ないのは1月。
そしてこの前後の12月、2月も降水量が少なめの傾向にあります。
この時期にいければスコールに遭遇することも少ないため、特に屋外の観光は快適にできるでしょう。
とは言え、この時期にいければ理想ではありますが、なかなかそうはうまくは行かないもの。
数字上多く見えてしまうので心配にはなりますが、この時期以外でも、そこまで心配はないかなと個人的には思います。
理由は後述します。
誰もが気になるのが雨季についてですね。
ペナン島で雨季、つまりスコールが一番多いのは8、9、10月のシーズン。
一番降水量が少ない時期が1月で66.6m。一番多いのが10月で347.4m。
5倍近い降水量があります。
東京で台風が直撃しまくるピークの9月でも209.9。1.75倍ですね。かなり多く感じます。
ただこちらでは、全くないわけではないですが、一日中雨が降り続くような天気は多くありません。
台風も心配になりがちですが、実はマレーシアに上陸することはありません。
(実は赤道に近い国には台風は上陸しません。)
なのでそういった天気の心配は基本的にはいりません。
この降水量の差は基本的にはスコールの差です。
1月あたりだと、1日まったくないスコールが、普通の時期1日1回程度あって、多い時期は1日2~3回になる。
このくらいの感じだと理解していただければよいです。
スコールなので、すごい勢いで降りますが、やむときはあっさりやみます。
これはこれで南国気分を味わえるので、せっかくの機会、屋内でのんびりする時間にしてみてはいかがでしょうか。
ではスコールってどんなものなのでしょうか。
これは動画で見たほうが早いですね。
こんな感じです。
動画自体はお隣ランカウイ島のリゾートホテルのものですが、スコールはスコール。一緒です。
最近は日本でもゲリラ豪雨が降ったりするので、すっかりおなじみでしょうか。
あれがより強力になり、その強力な時間が長いのがスコールといったところですね。
やむときはすぱっとやむところは同じです。
どうしてもスコールを避けたい場合どうするか。
絶対に避ける!というのはさすがに難しいですが、確率を下げるなら個人的には朝一での外出がお勧めです。
一般論ですが、スコールは気温がだんだんと温まってくる日中帯に発生しやすいです。
感覚的に夜にスコールは多くなかった印象があります。
やっぱり日中帯のイメージが強いですね。
ですのでまだ温まり切ってない午前中(9時とかそんなレベルですが)は比較的スコールも少な目、というのが自分の印象です。
ですので観光やビーチ等は朝一にいくとより良いでしょう。
ただどうしても油断できないのがスコールです。
こちらの写真をご覧ください。
キナバル山
綺麗な山の写真です。ボルネオ島は東南アジア最高峰、キナバル山ですね。
これは朝9時とかに訪れた時の様子で、非常に美しいキナバル山がみれて大変満足しました。
ですがこの後15分くらいしてから、信じられないくらい強いスコールにあいました。
これだけいい天気でも、すぐ天気が変わってしまうのがスコールです。
ここは山沿いだったので天気が変わりやすい、というのはあったと思います。
ですが油断できずにいつでも天気が変わる、という点だけは頭に入れていただいたほうがいいかなと思います。
ポイントはスコール退避用のスポットを作っておくことでしょうか。
おみやげやさんとかご飯屋さん、カフェ等ですね。
観光をしながら、スコールが降りそうになって来たタイミングにあわせてさっと移るのがお勧めです。
こればっかりはコントロールできないので、臨機応変に動くしかありません。
これだけベストシーズンがどうとかいっていますが。
私自身は雨季ど真ん中の10月にランカウイとクアラルンプールに行っています。
休みがここしかとれなかったのです。
まあそういう事、ありますよね。
ただ個人的にはそんなにスコールで困る事も無かったですね。
一日にせいぜい1~2回の事、むしろご当地のイベントと思って楽しみながら消化しました。
せっかくの南国ですから、こういったことも楽しみたいものですね。
基本的には雨季がさけられればベストではありますが、かといって諦めるほどでもないかなと思います。
南国の天気は変わりやすいですし、スコールがふるときはふります。
まずは訪れる事ですね。訪れれば、なんだかんだ楽しめるのではないかなと思います。