レビュー:ソンファバクテー(Song Fa Bak Kut Teh・松發肉骨茶)
この記事では、シンガポールのバクテー料理店、「ソンファバクテー(Song Fa Bak Kut Teh、松發肉骨茶) 」についてご紹介します。
ソンファバクテーのYoutube動画
シンガポールで定番のローカルレストランについては、Youtube動画も作成しています。この中で、1分程度で簡潔に料理の様子をご紹介しています。再生ボタンで直接ソンファバクテーが再生されますので、併せてごらんください。
ソンファバクテー(Song Fa Bak Kut Teh、松發肉骨茶)ってどんなお店?
ミシュラン・ビブグルマン認定のバクテー料理店
ソンファバクテーは、2016年から2023年まで(パンデミック下の2020年を除き)連続でミシュラン・ビブグルマン認定を受けている、バクテーではかなり定評があるお店です。
超人気店で、お店は一日中かなりの混雑具合。場合によっては早い時間から1時間以上の待ち時間が出る場合もあるほどの定番店です。
シンガポールでは超定番のお店、海外にも出店
1969年、屋台から始まったお店です。現在ではシンガポール国内で13店舗をはじめ、海外ではインドネシア、中国、バンコク、台北にも店舗を出店しています。
実際に食べてみた
では、実際の食事の様子をご紹介します。
チャイナタウンの店舗の様子
観光客が一番訪れやすいのは、比較的大型店で立地もよいチャイナタウンポイントにあるこちらの店舗だと思います。やたら空いてますが、こちら開店直後の写真なのでご注意を。
こちらはクラークキーセントラルすぐ前の店舗。お昼のピークタイムの様子です。まあこれくらいの行列は普通ですね。スコールが降ってて多少はましかと思いましたが全然でした。甘かったです。
いずれにせよ、お昼前後と夕方~夜のごはん時はとにかく混雑していて、30分待ち当たり前、1時間待ちでも驚かないといったレベルです。開店直後や3時ごろなど、ピークタイムを外して訪れるのが良いと思います
その他、店舗一覧については、Song Fa Bak kut Tehの公式サイトから、店舗一覧を参照してください。
店内の様子はこんな感じ。狭い店舗だとこうなってしまいますが、先ほどのチャイナタウンの店舗だともう少し広い感じだったので、そちらのほうが良い方もいると思います。
なお、私この時は1人で訪れたのですが、4人テーブルで相席になりました。そういうことは多々ありそうな感じです。(正面にはさすがに人は座りませんでしたが、隣のテーブルには座ってました)
キッチンの様子。ただこちらの店舗は雰囲気がありましたね。
オーダーはスマートフォンにて
店舗によって異なるのかもしれませんが、注文はスマホから行いました。
レシートを渡されるので、そちらにあるQRコードを読み取ると、手元のスマホから注文ができるシステムです。いえばメニューでの注文はできるようでした。
なお、スマホで行うのは注文だけで、お会計は普通に店員さんを呼んでお願いするシステムです。
実際の料理の様子
ということで、バクテー以外もメニューにはあるのですが、まあやはりここにきたらバクテーでしょう。ランチセットこちらで12.99シンガポールドルです。まあまあしますね。
値段は行くたびに毎回上がっていくので…。参考程度に見てください。毎年値上げしている印象です。
ただスープがお代わり自由なんです!これはとても嬉しいところ。結構な勢いで減りますからね。私はすごいおいしかったです、このスープ。見た目よりはあっさりしていてするする入ります。ごはんと一緒にとてもすすみます。
お肉は骨付き肉です。東南アジアのお肉、といった印象はありますが、比較的食べやすいほうではあると思います。うまいです。これはもうご飯が非常に欲しくなる感じですね。
個人的なおすすめの食べ方は、まずはがっつりごはんとお肉を頂きつつスープものみつつ、適宜この揚げパンをスープにひたしつつ頂くスタイルでしょう。個人的にかなりツボでおいしかったです。もちろんお代わりもしっかり頂いてください。あつあつスープのお替りが最高です。
こちらは別日に。ほうれん草的なものも頂きたかったので。中華の菜物ソテーは個人的にはかなり好きです。
気になるとしたらライスがタイ米な事ですが…。こればっかりはもうどうにもならないですね、ここはシンガポールなので。惜しむらくは日本のお米でがつがつ食べたかったです。
ただでもタイ米はタイ米でアリだと思います。おいしかったです。
店舗の場所について
ではざっくりと店舗の場所をご紹介します。
シンガポールの店舗
シンガポールにはこんな感じで店舗があります。あまり外れたところは行きにくいので、行くとしたらチャイナタウン、サンテックシティ(マリーナベイから近いです)、ハーバーフロントセンター(セントーサ島から橋渡った先です)と、チャンギでしょうか。
正直、どこも混んでます。行きやすい所に行けばよいと思いますが、覚悟して訪れてください。
シンガポール外の店舗
シンガポール以外にも、以下の場所で食べる事ができます。
インドネシア
バンコク
台北
さいごに
以上、Song Fa Bak Kut Tehについてご紹介しました。
個人的にはシンガポール料理の中でかなり一押しでもあります。コショーがしっかり効いた感じのスパイスが、たまらないんですよね。混んでいるのでなかなか難しくはあるかもしれませんが…ぜひ訪れてみてください!