パンデミック後、久々の海外旅行。
2022年末に私は4ヵ国へ渡航しましたが、その際「Revolut」というイギリスのフィンテック企業が提供するVisaデビットカードを使用しました。その結果…

Revolut、めっちゃくちゃ便利すぎる…。
これからは、これが無いと安心して海外旅行へいけない…。
と私は思いました。本当に素晴らしいので、何が良かったのか実際に海外旅行で使った経験談を踏まえてまとめます。


Revolutって何?


Revolutを簡単に説明すると…



私が今後、海外旅行で必ず持っていきたいトラベルカードです!
- 米ドル:0.11%
- ユーロ:0.12%
- 韓国ウォン:0.57%
- シンガポールドル:0.13% など
- 同レートで、ATMから現地通貨の引き出しも可能(金額上限あり)
- ただし、週末は+1%の手数料がかかるので注意(詳細は後述)



普通のクレカや両替店と比べて、何倍もお得です。
- アプリからカードの利用停止・復活が簡単にできる
- アプリで、1度だけしか使えないカード番号が発行可能。ネット決済で安心
- 利用時にはスマホで通知



アプリの機能が便利なので、海外でも安心して使えます
- 事前にチャージした分だけ(QR決済と同じ)利用可能なデビットカード
- Visaカードなので、Visa加盟店であれば基本的に利用可能
- Visaタッチ対応。カードをタッチするだけで決済完了
- デビットカードなので、デポジットだけは扱いに注意(詳細は後述)



ほぼクレカと同じ使い勝手です。
ではこの3つのポイント「お得」「セキュリティ対策」「Visaデビット」について、具体的にご説明します。
お得…海外利用時の手数料が良い



Revolutがどのくらいお得なのか、比較してまとめました。
まず最初に、Revolutの手数料について押さえておきましょう。
サービス | 手数料(13通貨平均) |
---|---|
Revolut | 0.19% |
日本国内発行の 主要クレジットカード (Visaの場合) | 2.09~2.69% (内訳 Visa決済レート平均0.49%+ 海外決済手数料1.6~2.2%) |
成田空港の両替店 | 9.4% |
Revolutの特徴として、海外決済時にVisaの為替レートが適用されない事があげられます。Revolut独自の為替レートが適用され、このRevolut独自の為替レートが優れているのです。
ざっと概要で、手数料の平均を確認してみましょう。
パーセンテージだとややわかりにくいので、もし10000円決済した場合の手数料は以下の通りになります。
サービス | 10000円決済時の 手数料(13通貨平均) |
---|---|
Revolut | 19円 |
日本国内発行の 主要クレジットカード (Visaの場合) | 209~269円 (内訳 Visa決済レート平均49円+ 海外決済手数料160~220円) |
成田空港の両替店 | 940円 |



1万円の決済でこれだけ差がでる、というのは結構大きいです。
このような結果になりました。こちらは平均になるので、もちろん各通貨ごとに差はでます。以下で具体的に各通貨で比較します。
通貨 | Revolut | 日本の クレカ (Visa) | 成田の 両替店 |
---|---|---|---|
![]() ![]() ドル | 0.11% | 0.66% +1.6~2.2% | 2.14% |
![]() ![]() ユーロ | 0.12% | 0.14% +1.6~2.2% | 2.89% |
![]() ![]() ポンド | 0.14% | 0.15% +1.6~2.2% | 6.77% |
![]() ![]() ドル | 0.12% | -0.07% +1.6~2.2% | 10.43% |
![]() ![]() ドル | 0.13% | 0.73% +1.6~2.2% | 8.75% |
![]() ![]() ドル | 0.13% | 0.77% +1.6~2.2% | 4.94% |
![]() ![]() バーツ | 0.23% | 0.76% +1.6~2.2% | 10.72% |
![]() ![]() ウォン | 0.57% | 0.05% +1.6~2.2% | 12.78% |
![]() ![]() ドル | 0.13% | 0.67% +1.6~2.2% | 11.63% |
![]() ![]() 元 | 0.13% | 0.63% +1.6~2.2% | 9.41% |
![]() ![]() ドル | 0.12% | 0.63% +1.6~2.2% | 13.88% |
![]() ![]() ドン | 0.24% | 0.67% +1.6~2.2% | 14.46% |
![]() ![]() リンギット | 0.35% | 0.62% +1.6~2.2% | 13.43% |
このようにみて頂ければ、Revolutの手数料がかなりお得であることが分かっていただけるかと思います。
成田の両替店に関しては、アメリカドル・ユーロ以外は手数料額が大きい事が分かっていただけるかと思います。クレジットカードは、結局海外決済手数料がのってくるので、元のレートがどうでも大きく不利になります。
上記の通り比較した手数料の詳細と、上記の具体的なレートの確認先については、以下をご参照ください。
主要クレジットカード会社の決済レート・海外決済手数料
主要クレジットカードの海外決済手数料について、以下に示します。(2023/04/13時点)リンクも示していますので、最新情報はリンク先で確認して下さい。
カード会社名 | Visa | Master card | AMEX | JCB |
---|---|---|---|---|
JCB | ー | ー | ー | 1.6% |
セゾン | 2.2% | 2.2% | 2.0% | 2.15% |
イオン | 1.6% | 1.6% | ー | 1.6% |
ニコス | 2.2% | 2.2% | ー | ー |
三井住友 | 2.2% | 2.2% | ー | ー |
セディナ | 2.2% | 2.2% | ー | 2.2% |
楽天カード | 1.63% | 1.63% | 2.0% | 1.6% |
オリコ | 2.2% | 2.2% | ー | 1.6% |
ジャックス | 2.2% | 2.2% | ー | 1.6% |
dカード | 2.2% | 2.2% | ー | ー |
JALカード | 2.2% | 2.2% | 2.0% | 1.6% |
また、決済時のレートは各社のレートに基づきます。基準レートは、以下を参照してください。
空港の両替店で両替する場合(成田空港・直営両替店の例)の手数料
ここでは成田空港の両替手数料を使用しています。比較対象は、成田空港が直営する両替店、GPA。一般的に両替店は、提示されているレートの中に、手数料を含めています。
通貨名 | 両替店 手数料 | 両替店 レート | 外為市場 レート |
---|---|---|---|
米ドル | 1.99% | 135.35 | 132.71 |
ユーロ | 2.82% | 148.68 | 144.60 |
イギリスポンド | 6.71% | 175.76 | 164.70 |
オーストラリアドル | 10.69% | 97.83 | 88.38 |
カナダドル | 8.80% | 106.79 | 98.15 |
シンガポールドル | 4.89% | 104.43 | 99.57 |
タイバーツ | 11.13% | 4.29 | 3.86 |
ウォン | 14.17% | 0.1146 | 0.1004 |
台湾ドル | 11.83% | 4.8664 | 4.3517 |
中国元 | 9.36% | 21.09 | 19.29 |
香港ドル | 13.79% | 19.23 | 16.90 |
ベトナムドン | 14.91% | 0.0065 | 0.0057 |
マレーシアリンギット | 13.41% | 34.12 | 30.09 |
一番安い米ドルが1.99%から、一番高いウォンが14.17%。平均して10%程度の手数料を取っているのが、この資料からわかるかと思います。
日本の両替店はほとんどがこんな感じです。米ドルやユーロは頑張るのですが、それ以外の通貨、特に東・東南アジアの通貨はあんまり頑張ってないことが多いですね。
実際のレートについては、以下で確認ができます。最新情報はご自身でもご確認ください。
- Googleファイナンス(外国為替市場のレートの確認)
- GPA(成田空港グループ直営の外貨両替店)
Revolutの両替レート詳細
ここではRevolutの両替手数料がいくらだったのかをまとめます。
通貨名 | Revolut 手数料 | Revolut レート | 外為市場 レート |
---|---|---|---|
米ドル | 0.11% | 132.86 | 132.71 |
ユーロ | 0.18% | 144.86 | 144.60 |
イギリスポンド | 0.17% | 164.99 | 164.70 |
オーストラリアドル | 0.18% | 88.54 | 88.38 |
カナダドル | 0.23% | 98.38 | 98.15 |
シンガポールドル | 0.20% | 99.76 | 99.57 |
タイバーツ | 0.18% | 3.87 | 3.86 |
ウォン | 0.46% | 0.1008 | 0.1004 |
台湾ドル | 0.17% | 4.3592 | 4.3517 |
中国元 | 0.23% | 19.33 | 19.29 |
香港ドル | 0.19% | 16.93 | 16.90 |
ベトナムドン | 0.30% | 0.0057 | 0.0057 |
マレーシアリンギット | 0.48% | 30.23 | 30.09 |
上記はあくまで例で、両替レートは、分単位で刻々と変動があります。以下の通りサイトで最新情報を確認できますので、最新情報はこちらで確認してください。
- Googleファイナンス(外国為替市場のレートの確認)
- Revolut


私が実際にシンガポールで決済したときの手数料



ネット上で確認できるレートでそうなっているのは分かったけど…。実際に決済しても本当にその請求額なの?



ここでは私が実際に使ってみた際のレートを比較します。
ネット上のレートがそうなっているのはわかるけど…。本当の請求額でもそうなっているの?ということで、ここでは実際に私が決済した際の情報をお伝えしていきます。
ここでは私が実際に換算した際のレートと、そのレートから計算した手数料率を以下に示します。
国・日付 | 比較結果 | Revolut | dカード (Visa) |
---|---|---|---|
シンガポール (12/08木) | 3.04% Revolutの レートが良い | 101.917円 | 103.990円 |
シンガポール (12/10土) | 1.72% Revolutの レートが良い | 実質102.12円 【101.112円+1%】 | 103.859円 |
このような結果になりました。日によってレートは変動するため、0.数%の誤差は出ますが、概ね上記と同様の傾向でした。
Revolutは、スマホアプリ上で即時レートの確認が行えます。クレジットカードは、カード会社により異なりますが、即時にはレートが確認できない事が多いです。
写真は平日決済、週末決済の例です。手数料が変わっているのを確認して下さい。






以下はクレジットカードの例として、dカードを。レートには差がでました。




Revolutで決済するときにレートが悪くなるため注意しないといけない事
ここまででRevolutのレートがどれくらいなのか、大体わかったかと思います。ただし、Revolutには手数料計算時に以下のルールがあるため、これにひっかかるとレートが悪くなります。ご注意ください。
週末の為替市場営業時間外は、手数料1%増
週末の為替市場営業時間外には、1.0%の料金が追加されます。為替市場営業時間外とは具体的に、以下を指します。
為替市場営業時間とは、金曜日17:00ニューヨーク時間から日曜日の18:00ニューヨーク時間を除く時間をいいます。
個人会員向け料金 | Revolut JP
日本時間では、サマータイム期間中は土曜日AM6時~月曜日AM7時。サマータイム期間外は土曜日AM7時~月曜日AM8時ですね。
この時間外は、為替市場が営業していないため、手数料が1%増になります。これは基本的にはあきらめるしかないです。
ただし、以下の通貨はアプリ上から上記の営業時間内に現地通貨に両替することで、レートを確定できます。その場合には現地通貨で決済している限り、追加の手数料はとられません。
- 日本人に人気の通貨
- アメリカドル
- ユーロ
- イギリスポンド
- オーストラリアドル
- カナダドル
- タイバーツ
- シンガポールドル
- 香港ドル
- スイスフラン
- ニュージーランドドル
- 日本人にはあまり人気のない通貨
- セルビアディナール
- アイスランドクローナ
- UAEディルハム
- イスラエルシェケル
- カタールリアル
- サウジリヤル
- スウェーデンクローナ
- チェココルナ
- デンマーククローネ
- ノルウェークローネ
- ハンガリーフォリント
- ブルガリアレフ
- ポーランドズウォティ
- メキシコペソ
- モロッコディルハム
- ルーマニアレイ
- 南アフリカランド
- トルコリラ
無料のスタンダードプランでは、750,000円相当額/月以上利用すると、手数料0.5%増
無料のスタンダードプランの場合、75万円相当額以上両替すると、手数料が0.5%増加します。
有料プラン(月980円~)では無制限なので、もしこの金額以上利用する場合には、有料プランを検討してください。
無料のスタンダードプランでは、ATM引き出しは25000円/月を超えると、手数料2%増
Revolutでは、これまで説明したレートと同じレートで、ATMで現地通貨の引き出しが行えます。ただし、無料プランの場合には、25000円/月を超えた場合から、手数料が2%増になります。
有料プランでは、月980円のプラミアムプランで上限50,000円/月、月1980円のメタルプランで上限100,000円/月までに上限が変更になります。


セキュリティ対策…スマホアプリから安全対策の切り替えがワンタッチに可能





海外サイトや海外現地でのカード決済って、なんとなく不安なもの。
アプリからのセキュリティ設定が豊富なので、ばっちり対策ができます。
海外旅行で使う、となった場合に特に気になるのは安全対策。基本的には大丈夫なんでしょうが、やはり海外でのネット決済やスキミングなど、クレジットカード犯罪に巻き込まれたくはないものです。
Revolutはアプリの設定で不正利用対策ができるので、非常に安心です。特に、以下の機能が海外旅行で利用する上では便利でした。
カードの凍結・復活(アプリ上で設定可能)
まず、そもそも使わない場合は、アプリでカードの利用凍結がワンタッチで可能です。復活ももちろんワンタッチで可能です。
帰国後、当面使う予定が無かったりした場合にも安心できます。また、もし現地でカードを紛失・盗難した場合でも、アプリから凍結できるのは安心ですね。
一回しか使えないカード番号の発行(アプリで発行)
一度きりしか使えない、クレジットカード番号の発行ができます。一度使ったら無効になるため、もし番号が不正に流出したとしても、無効な番号になっているため安心です。
アプリから簡単に発行が可能です。
海外旅行であれば、LCC公式サイトでの航空券の予約や、電子渡航認証(アメリカならESTA、韓国ならKETA)の申請、観光ビザのオンライン決済等でネット決済を行う場合があるかと思います。そういった場合に使い切りなので、不安なく使えるのが便利で良いですね。
利用時のスマホ通知
カードを利用した場合には、スマホに通知が行きます。不正な取引があった場合にはスマホですぐ気づくことができるので、これも便利です。
オンライン取引や磁気ストライプの無効設定(アプリ上で設定可能)
オンライン取引で利用できなくしたり、スキミングしていたとしても使えないよう磁気ストライプでの決済を無効にすることも、アプリ上で簡単にできます。
Visaデビットカード…デポジットにだけ注意



Visaデビットカードの使い勝手は、ほぼクレジットカードと同じです。
ただし、デポジットだけ気を付けてください。
デビットカードってクレジットカードと何が違うの…?という話ですが、事前に金額をチャージする必要がある事以外は、使い勝手はほぼクレジットカードと同じです。
私は2023年にシンガポール・マレーシア・タイ・韓国で使用しましたが、デビットカードだからといって断られたことはありませんでした。
ただし、高級ホテルやレンタカー等の利用時、デポジット目的で使用すると問題が発生する場合があります。ポイントについて次の通りまとめました。
- デポジット(保証金)とは、サービスを利用する前に、一時的に支払い枠を確保するためにカードから引き落とされる金額の事です。
- 利用後に正しい金額に調整されますが、その間はカードの残高から差し引かれ、支払い枠が確保されます。
- クレジットカードの場合、与信枠が数百万からそれ以上設定されているため、問題になることは少ないです。(もちろん与信枠が足りていない場合、問題になります)
- Visaデビットカードの場合には、チャージ額が少なかった場合に、デポジット額が不足することで問題が起きます。
- また、デポジットは最終的に正しい金額に調整されますが、それまでは残高から差し引かれます。この調整に、数日から数週間かかってしまうケースもあり、その間残高が押さえられたままとなるのが不便です。
- 高級ホテルのチェックイン時
- 宿泊費や、ミニバー、ルームサービス、レストラン、ホテル内ショップの利用をカバーするために、デポジットが求められることがあります。主に高級ホテルでデポジットを求められることが多く、金額は数万円に及ぶ事もあります。
- レンタカーの利用時
- 予約時や、受取時などに、料金や保険をカバーするために、デポジットを求められることがあります。レンタカーの利用条件によって異なりますが、デポジットが数万円になる場合もあります。
- デポジットの場合は、Visaデビットカードを利用する事はおすすめできません。
- 高級ホテルのチェックイン時などでは、クレジットカードの提示を求められたら確認してください。(「Is this credit card for the deposit or the payment, please?」など。「Is this for the deposit?」でもいいですし、最悪、「deposit?」だけでも通じます)
- デポジット目的の場合はクレジットカードを提示してください。実際、これだけで問題は解消します。チェックアウトで清算する際には、デポジットしたクレジットカードではなく、Visaデビットカードで支払う事ができるホテルがほとんどです。
- もしくは予約時に支払い済みとしておきましょう。その際、ホテルでカードの提示を求められたらそれはデポジットということになるので、クレジットカードを提示してください。(支払いが完了していても、特に高級ホテルではデポジットを求められる事も多いです)
あとはもちろん、Visa非加盟店では使えませんが、これはクレジットカードでも同じです。台湾とかだと、結構使えない場所があったりします。(台湾ローカルのカードしか使えない、等)
実際に海外旅行で使ってみた流れ


私が実際に海外旅行で使ってみたときの流れは、以下の通りでした。
Revolutのアカウント作成はこちらから行えます。アカウント作成には本人確認書類等をアプリ上からアップロードして登録が必要です。すべてオンラインで完結できます。
アカウント作成後は、金額チャージが必要です。
チャージは銀行振り込み、もしくはVisaデビットカードでのチャージがおすすめです。クレジットカードでもチャージはできますが、チャージ手数料(1.7%。2023/4/14から必要に変わったので注意)がかかってしまうのと、さらにクレジットカードでチャージした場合はATMでの外貨引き出しができなくなってしまいます。
デメリットが多いので、クレジットカードでのチャージはおすすめしていません。
出発前に行う様々な手配。海外のサイトでネットでオンライン決済するのは、なんとなく不安。Revolutではアプリから使い捨てのカード番号が即時発行可能。1度しか使えない番号なので、海外決済でも安心です。また、現地通貨で使う場合も上述した割安な手数料で決済が可能です。
海外旅行の準備であれば、例えば以下の場合に便利に利用できます。
- 航空券の決済
- 日系ではない、各国現地のLCCの公式サイトで決済する場合など。
- 電子渡航認証や観光ビザの決済
- 電子渡航認証(アメリカならESTA、韓国ならKETA)の申請時に
- 観光ビザ(カンボジアなど)の取得において、出発前に決済する場合に
海外現地では、カード決済することで上述した割安な手数料で利用が可能。カードはVisaタッチに対応しているので、タッチ決済が可能。
もし紛失・盗難にあっても、アプリから即時にカードを停止できるので、防犯面でも安心。
もし現地の実際の通貨が必要になった場合でも、ATMから引き出しが可能。
決済時にはスマホに通知が。アプリでは、いつ、どこで、いくら使ったか、レートがいくらなのか、手数料がいくらだったのかが一覧で確認可能。
帰国後、もし不正利用が不安であれば、カードはアプリからいつでも凍結が可能。不正利用が防止できます。
余った金額に関しては、日本国内でもVisa加盟店でカードの利用が可能。金額が多い場合には、日本の銀行口座への振込もアプリからできます。


有料プランについて
Revolutでは、無料のスタンダードプランと、有料のプレミアムプラン・メタルプランがあります。各プランの差は公式サイトにまとまっているのでご確認ください。
私自身は、とりあえずスタンダードプランで申し込めばいいかな、と思っています。変更は登録後でも、アプリから簡単に行えるためです。
実際使ってみて、もしいっぱい使うようであればプラン設定を変えればいいかな、という感じです。
Revolutの運営会社


Revolutは、そのままRevolutというイギリスの会社が運営しています。
2015年の開業依頼、利用ユーザー数は世界で2800万人。50万以上の法人ユーザも抱えている、注目度の高いサービスです。
- 2015年に設立された、イギリスのフィンテック企業、Revolutが提供しているサービス
- 手数料のお得さで注目された同社は非常に注目度が高く、ソフトバンクグループも出資しており、2021年時点で同社の企業価値は330億ドル(3.6兆円)と評価
- 2020年に日本へ進出。パンデミック下での進出となったため、海外旅行での利用はあまり注目されてこなかった。
日本では、「REVOLUT TECHNOLOGIES JAPAN株式会社」が運営しています。第二種資金移動事業者(財務省関東財務局長 第00060号)として登録を受けており、一般社団法人日本資金決済業協会にも加盟しています。
第二種資金移動事業者は、他に「PayPay株式会社」や、「auペイメント株式会社」などのQRコード決済業者も登録しているものです。各種法令により、利用者の保護する措置を行うことが義務付けられています。
詳細については、Revolutも加盟している日本資金決済業協会のウェブサイトや、同サイト内の「利用者保護について」などのページに詳しく書かれています。
さいごに


いろいろ書きましたが、私はRevolutは、欧州でサービスインしたときから個人的にずっと注目していました。人の移動が多いヨーロッパはさすがだな…日本に早くこないかな…とずっとずっと待っていました。
そんな中パンデミックで日本デビューすることになってしまったRevolut。なかなか海外に行けない時期がつづいていましたが、やっと実際に海外で使えるようになって、やはり革命的に便利だなと思いました。私自身実際に、海外解禁後の海外旅行ではRevolutばかり使っていますし、今後海外にいくときもRevolutをメインで使っていきたいと思います。
以前から注目していたこともあり、自信をもっておすすめしたいと今回この記事をまとめました。
特に今日本は円安のため、なかなか海外旅行のコストもかさみがちです。為替コストの低いRevolutをぜひ活用してみてください。

