日本国内の両替
国別両替まとめ
いざ海外へ行く際、必ず必要となるのは外貨両替。ただ、いざ両替しようとすると、こんな事が気になってきます。
実際、両替という事一つとっても、意外と気にする事が多いです。そこで、過去多数の国のに行ってきましたが、いっつも両替レートは日本から現地からかならず毎回毎回確認しているドケチの私が、両替方法の結論をお伝えします。
国・都市によって、両替事情は全く!違います。
なので、全ての国で一概にこうすればいい!というのはありません。
国・都市によってやり方を変える必要があります。
…考えてみれば、当たり前なんですけどね。
ただ、だからといって面倒臭くなって、日本の空港で両替するのもおススメはできません。通貨によっては、10000円分の両替をしただけで、2000円も損してしまうこともあるからです。
なので、両替はきちんとふさわしい場所で行う事をおススメします。そこでこの記事では、「全20ヵ国のおすすめの両替方法」「外貨両替の傾向と対策」をまとめています。
なお面倒な前置きはいいので、さっさと結論だけ教えてほしい方は、各国別にページを作成していますのでこちらをご参照ください。
北アメリカ・ヨーロッパ
オセアニア
東・東南アジア
たかが両替、されど両替。せっかくの海外旅行、お得な両替をすればその分現地の予算も増えます。皆様のお役に立てれば幸いです。
そもそも、なんで両替レートが良いお店、悪いお店、というものが出てくるのでしょうか。
単純に私が「ここのお店が良い」「ここのお店が悪い」といっても、「なんでそのお店はよいの?」「なんでそのお店が割るの?」という理由が分からないと、説得力がありません。
そこでここでは、両替レートがどのように決まっていくのかをご説明します。
両替店のレートは、一体どういう風に決まっているの?
レートは以下の通り決まります。
両替店のレート = 東京外国為替市場の「為替レート」+両替店の「手数料」
両替店のレートは、外国為替市場(日本では東京外国為替市場)で取引されている「為替レート」に、両替店が必要な「手数料」を上乗せして決まります。
日本国内の両替店は、手数料を取るお店は少ないです。これは、そもそも両替店のレートに、手数料が上乗せされているためです。
ただこの手数料は、全てがお店の利益となるわけではありません。手数料は大きく、以下の3要素から決定されます。
まずは手数料には、実際に両替店を運営するために必要なコストが含まれます。具体的には以下のようなものですね。
ここらへんはイメージがわきやすいと思います。
そしてここがわかりにくい費用ですね、為替リスク対策。
両替店は、現物の外国通貨をある程度手元で保有しておく必要があります。ただ、為替レートは日々刻刻と変わっていきます。時には、急激に為替レートが変わってしまう事も。
為替レートが良い方向にばかり変わればいいのですが、実際には悪い方向に変わる事もあります。その場合、手元にある紙幣の価値は下がってしまいます。
その際に困らないよう、ある程度の為替レートの変動には耐えられるような値付けをしなければいけません。
この為替リスク対策費、一般的には良く両替される通貨(流動性が高い通貨)ほど安く、あまり両替されない通貨(流動性が低い通貨)ほど高くなります。
そして最後、もちろん両替店は利益も確保しなければいけません。商売でやってますからね。
なので手数料にはもちろん、お店の利益も含まれます。これ、正直日本の両替店は、そんなに大きく変わらないです。
ただこれが海外となると話が別です。例えば空港の両替店が、市街地と比べてすごい高かったりする国があります。あと、観光地の両替店が、市街地と比べてレートがすごい悪かったりもします。
なので海外では、こういった商売人根性があふれている両替店を避けて両替する必要があります。
ここまでの話を一旦まとめます。
両替店のレートは、以下の計算式で決まります。
両替店の提示レート = その日の為替レート + ①運営費用 + ②為替リスク対策費 + ③お店の利益
「その日の為替レート」は世界中で共通です。なので、①~③が両替店によって異なるため、レートが変わってきます。
①~③をたくさん必要とするお店はレートが悪いですし、逆に①~③をあまり必要としないお店はレートが良いです。せっかくであれば、その両替レートが良いお店で両替したいですね。
なので両替をする際には、①~③が安い両替場所を探す必要があります。これ以降でご説明します。
ここまでの説明を踏まえた上で。ここからは具体的な両替レートの説明をしていきます。
日本国内で両替する場合、両替ができる場所は大きく以下の2か所です。
それぞれの両替レートの傾向についてご案内します。
まず外貨両替といって真っ先に思いつくのが、日本の銀行や空港の両替店。ここの両替レートはどうでしょうか。
日本の銀行や空港の両替店は、上記の通りです。
日本なので、「①運営費用」はやや高め、「②為替リスク対策費」は、米ドルとユーロは比較的安くとっていますが、それ以外の通貨は総じて高め。「③お店の利益」は標準的です。
この結果、結論としては以下になります。
ぶっちゃけ、日本の空港で両替している人は殆どが米ドルとユーロです。多くはビジネス客ですし、行き先もこれらの国がやはりダントツです。
この傾向は、例えばGPA(成田空港直営の両替店)のウェブサイトを見ればわかります。こちらのサイト、まずアピールしているのは米ドルとユーロの2通貨のレートです。これが分かればいいでしょ?という事ですよね。
それ以外のレートは、「その他 通貨のレートはコチラ」という形で別ページに乗せてます。ここからも通り、米ドルとユーロに比べるとそれ以外の通貨は人気が無いため、両替店もそこまで力を入れていません。
安定している米ドルとユーロを中心に取り扱いたい、というのが本音でしょうね。
なお、実際の各空港や銀行のレートを調査した結果は、以下の記事でまとめているのでご参考までに。といっても、この通りの結論になりますが。
最近はインターネットでの外貨宅配サービスもメジャーになってきました。大手系ではトラベレックスの外貨宅配や、成田空港が運営するGPA外貨両替が有名でしょうか。最近はLine Pay 外貨両替というサービスもLineが始めていたりしますね。
私がその中でも一番おススメするのは、外貨両替ドルユーロ。理由はレートが良く在庫が比較的安定しているから。
最近はレートはインターネットで確認できるので、実際に見て比較したほうが早いです。代表的な、成田・関空の各直営両替店と、外貨両替ドルユーロのレートを2019年6月17日現在のレートで比較した結果は以下の通り。
最新のレートはリンクもつけているので、そちらをご参照下さい。
通貨 | 外貨両替 ドルユーロ | GPA (成田空港 直営) | 関西空港 直営 |
---|---|---|---|
アメリカ ドル | 111.00 | 111.16 | 111.15 |
ユーロ | 125.18 | 125.56 | 125.36 |
イギリス ポンド | 143.64 | 146.77 | 146.07 |
中国元 | 16.16 | 17.29 | 17.31 |
韓国 ウォン | 0.09475 | 0.1042 | 0.1034 |
香港ドル | 14.22 | 16.21 | 15.70 |
台湾ドル | 3.583 | 3.8993 | 3.840 |
カナダドル | 84.23 | 88.60 | 89.00 |
スイスフラン | 112.44 | 113.27 | 112.97 |
オーストラリア ドル | 77.73 | 82.23 | 82.93 |
ニュージーランド ドル | 73.42 | 79.18 | 79.18 |
タイバーツ | 3.617 | 3.89 | 3.85 |
シンガポール ドル | 82.03 | 84.09 | 83.44 |
フィリピン ペソ | 2.168 | 2.39 | 2.37 |
インドネシア ルピア | 0.00833 | 0.0101 | 0.0096 |
ベトナム ドン | 0.00536 | 0.0055 | 0.0053 |
マレーシア リンギット | 27.31 | 30.06 | 29.96 |
見て頂ければわかる通り、ほぼ全通貨で外貨両替ドルユーロが安いです。日本国内で両替するなら、ここで両替しておけば間違いないでしょう。
海外現地と比較しても、現地空港より安い~ほぼ同程度な事が多いです。ただし、苦手な国もある(後述します)ので注意は必要ですが、ほとんどの国では外貨両替ドルユーロを利用しておけば問題ない事が多いです。
こちらは在庫も基本的には安定(欠品しても回復が早め)しています。私自身何度も使用していますが、特にトラブルなく利用できています。自宅で事前に両替が済ませておけるのも、私はメリットが大きいと感じています。
そんな外貨両替ドルユーロの両替の傾向はこちら。
インターネットによる受付とする事で「①運営費用」を押さえ、取扱高を増やす(月間の取扱高は7億円以上)事で「②為替リスク対策費」も抑えています。更に、「③お店の利益」も抑えめにしてあります。
ただもちろんすべて完璧に万能、と言うわけではありません。利用にあたっては、以下の点を注意したほうが良いでしょう。
この結果、結論としては以下になります。
実際こちらは私も何度も使っていますが、毎回トラブルなくスピィディーに対応を頂けるのでおススメです。実際に利用した際のレポートはこちらにまとめています。
ここでは海外現地での両替レートの傾向をまとめます。
まずは、前述した、両替店の手数料を決める3要素ごとに、国別の両替の傾向をご案内します。
これはもう単純ですね。物価の高い国ほど、人件費や家賃が必要になるため、両替手数料が高くなってきます。いわゆる欧米の先進国は、これがのけなみ高いです。東・東南アジアは全体的に安い傾向にありますね。
これは各国通貨が、日本円に対してどれだけリスクを見込むか、という話になります。
基本的に各国の通貨は、アメリカドルに対してはあまりリスクを見込まない傾向にあり、全通貨の中でアメリカドルが最もレートが良い事が多いです。
アメリカドルについでユーロ、その次にその国との交流が盛んな国の通貨と来て、日本円は大体その次、三番手集団である事が多いです。イギリスポンド、スイスフラン、カナダドル、オーストラリアドル、中国元あたりと同じ位置づけな事が多いです。アジアだとこれにシンガポールドルが入りますね。
という事で、ここは20通貨でほぼ同じ程度の費用とされる事が多いです。
なお、もし日本と縁遠そうな国に行く場合は、アメリカドルに両替してから行くのがおススメですね。理由は向こうも日本円をあまり欲しがっておらず、レートが悪い事があるためです。アメリカドルはどこにいっても欲しがられます。
ぶっちゃけてしまうと、ぼったくれるところで、ぼったくろうとするかどうかです。具体的に言うと、空港だったり観光地だったりのレートが悪い国ですね。
なお、多いか少ないかの違いなので、もちろんぼったくる店はどの国にも少なからずはあるので、きちんと確認して両替するようにしましょう。
また、こちらは治安を考慮していません。例えばインドネシアは、空港の両替店が現地日本大使館から注意喚起が出るくらい普通に両替額をごまかす事があります。治安が悪い国での両替は特に注意して下さい。
こちら、赤いほうの国々は、基本的に現地空港の両替レートが著しく悪いです。取れるところでとってこようとする国々ですね。これらの国では、現地の空港では両替しない事をおススメします。
一方、青い方の国々は空港のレートもちょっと高いぐらいで、まあ妥協範囲だな、という国です。(ベトナムのダナンはぼったくってくるので除きます。このように、例外はもちろんあるので注意)
自信がある方は、青い国であれば現地空港で両替しても良いでしょう。
ここまでの情報全てを踏まえ、国別に両替の傾向と対策をまとめました。
対象は20通貨。また、国別に個別に解説記事も書いているので、こちらもあわせてご覧ください。
アメリカやユーロ圏のEU諸国の、両替手数料の傾向は以下の通りです。
アメリカやEU諸国は、両替店の運用費用も高いですし、お店の利益を重視するため空港ではかなりレートが悪い事も多く、基本的に現地での両替レートが激悪な事が多いです。
これらの国は、日本国内でまとめての両替が基本です。そのため、以下での両替がおススメです。
レート的には外貨両替ドルユーロのほうが良いですね。個人的には大金になりますし、スーツケースや財布などに分散させて持ち歩きたいので、事前に両替できる外貨両替ドルユーロを使う事が多いです。
但し、日本の空港のほうが高いものの差がそこまで大きいわけでもないので、直前のほうが良い方や間に合わない方なのでは日本の空港で両替しても、それほど損にはなりません。
ただし、繰り返しますが現地での両替だけは避けてください。フランスのパリ(MERSON)等のごく一部の都市に、たまに安い両替店があったりすることはあります。
ただそれは例外なので、ほとんどの都市で基本的には日本で両替したほうがレートが良いことが大多数です。
イギリス、スイス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダの両替手数料の傾向は以下の通りです。
たまたまなのか、スイス以外はイギリス連邦加盟国ですね。
これらの国は、現地空港での両替レートは悪いですが、市街地にはそこそこましなレートを出してくれるお店があります。
ただ、日本の空港での両替レートもこれらの国は悪いです。そのため、日本でも現地でも空港での両替がおすすめできない通貨たちですね。
選択肢としては以下になります。
これらの国は、現地のある程度安い両替店と同程度のレートで、外貨両替ドルユーロで両替してくれます。こちらの利用がおススメです。
ただ時間がないか、どうしても最安値を狙う場合という事であれば、国によってタクシーなり電車代金なりはクレジットカードで支払えます。そのため、現地空港から現地市街地の両替レートが安いお店まで直行する、というのもアリでしょう。
ただお店の営業時間等もありますので、きちんと把握した上で行く必要があります。
別途記事で現地の両替店についてはまとめていますので、きちんと旅行プラン中に両替タイミングを組み込んでおくのがおススメです。それを難しく感じるようであれば、事前に外貨両替ドルユーロでまとまった金額を両替しておくほうが良いでしょう。
香港、韓国、マレーシアの両替手数料の傾向は以下の通りです。
これらの国々は、現地空港での両替レートは悪いが、現地市街地の両替レートは良い国々です。また、日本の空港でも両替レートが良くない国々です。
これらの国々で両替は、以下がおススメです。
もし最安値をねらうのであれば、両替はせずに、現地市街地までクレジットカードやUber/Grabをうまい事使って入ってから、現地市街地の最安値店で両替すると一番最安値で両替はできます。
慣れている方はこれをする方も多いですね。
「それはさすがに不安…」という方は、外貨両替ドルユーロの利用がおススメですね。現地市街地よりは悪くなってしまいますが、現地の空港・日本の空港より良いレートで両替ができます。
中国、台湾、シンガポールでの両替手数料の傾向は、以下の通りです。
こちらの国々は、現地空港も、現地市街地も、両替レートが比較的良好な国々です。そのため、おススメは以下になります。
外貨両替ドルユーロでも、現地の空港と近いレートで両替が可能です。なので、日本で事前に両替しておきたい方は外貨両替ドルユーロがおススメ。現地の空港で両替したい方は現地の空港で良いでしょう。
ただし、これらの国では、市街地での両替に注意して下さい。レート自体は、きちんとお店を選べば良いお店はあります。
ただ、特に中国・台湾に関してはレートが良いお店が、土日がお休みだったり夜が早くしまったり、といった事があります。また、シンガポールもレートが良いお店がある場所は限られます。このあたりは不便です。
かといって、台北101とかマリーナベイサンズとか、有名な観光地で両替しようとするとめちゃくちゃレートが悪かったりします。こういった点に落とし穴がありますね。
この国々では、外貨両替ドルユーロか、現地の空港で必要な全額を両替するのがおススメです。そして市街地で両替できるポイント来た際に、追加両替が必要か必要でないかきちんとチェックしましょう。各国の具体的な両替情報は、以下の記事からどうぞ
タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナムでの両替手数料の傾向は、以下の通りです。
①運営費用安い高い②為替リスク対策費安い対日本円高い③お店の利益少ない多い
これらの国々は、とにかく現地レートが良い国々です。なので、両替のおススメは以下の通りになります。
ただし、ベトナムのダナンだけは空港のレートが超ぼったくりなので注意して下さい。
何度も繰り返しますが、フィリピンやインドネシアは治安が悪く、現地日本大使館から注意喚起が出るくらい普通に両替額をごまかすので注意してください。ごまかすような連中は、足りないよといっても堂々としてます。受け取るときはしっかり目の前でお札を数えなおして、足りないときははっきりNO!と言ってください。
ダナンへ行かれる場合や、フィリピンやインドネシアで両替額をごまかされたくない場合は、外貨両替ドルユーロで事前に両替しておいても良いでしょう。各国の具体的な両替情報は、以下の記事からどうぞ
チェコ、ポーランド、ハンガリーの両替手数料の傾向は、以下の通りです。
これらの国々は、現地の市街地でしかレートが良くない国々です。また、外貨両替ドルユーロでも取り扱いはありません。これは結構困りますね…。
現地の市街地に入るために必要な最低額だけ、日本の空港で両替しましょう。
その上で、本格的な両替は現地の市街地で行う事をおススメします。
また、これらの国々は、ユーロへの両替レートも多い事が多いです。そのため、あと日程でユーロ圏を予定している場合には、これらの国々でユーロへの両替を済ませておくとよりお得に旅行ができます。各国の具体的な両替情報は、以下の記事からどうぞ
上記以外の国の場合は、そもそも現地で日本円の両替自体の取り扱いが少ない事があります。このあたりは国によって事情が異なるため、確認したほうが良いでしょう。
取扱が少ない国に行く場合や、よくわからない場合は、一旦日本でアメリカドルに換えるのが無難です。
その上で更に、現地でアメリカドルから現地通貨へ両替ましょう。
事前に日本円での両替が可能かどうか、確認した上で可能であれば日本円を持ち込んでも良いでしょうが、そういった国は一度アメリカドルを経由したほうがレートが良い事も多いです。
また多くはありませんが、カンボジアのように、自国通貨(カンボジアの場合はリエル)ではなくアメリカドルが流通している場合もあったりします。
カンボジアであればアメリカドルを使用したほうが観光者としては楽ですので、このあたりも含めて確認をしておいたほうが良いでしょう。(このパターンはさすがに少ないですが)
各所で勧められる事が多いクレジットカードの両替ですが、こちらはどうなのでしょうか?結論としては、利用しているクレジットカードでお得さが異なります。
以下の3条件を満たしているクレジットカードであれば、安定してお得に両替する事が可能です。
で、問題は、上記の条件を満たしているクレジットカードは数少ない事。
海外旅行へ何度も行かれる方であれば作る価値はあると思いますが、あまり多くないのであればわざわざカードを作るのも・・・といった所でしょうか。
また、現地でのATMトラブルもありますし、その場合手持ちの現金がないと詰んでしまうので、慣れていないのであれば個人的にはおススメしません。
基本的には現金で持ち込んでおいて、どうしても現地で更に追加で必要になったんだけれど手持ち現金がない場合の、非常手段として頭に入れておくといいと思います。
海外に多数渡航される場合方の場合は、作っておくと便利に使えるでしょう。
以上、お得な外貨両替の方法についてまとめました。国によって事情は異なりますし、人によって取れない手段もあると思います。
ただ、きちんと両替事情を理解して両替しておくと、かなりお得に両替ができます。最近はインターネットでレートもきちんと比較できる場合が多いので、これらが皆様の参考になれば幸いです。
最後にこの記事をまとめて思ったこと。
結構両替ってお国柄が出るよな…と思います。
例えばイギリス連邦加盟国。具体的にはイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、マレーシア、香港。
これらの国々は、両替レートの傾向が似ていて、市街地にそこそこ安いお店がありながら、空港がかなり割高な国々です。
イギリスのルールなのか…?
あと中国系民族の多い国。
具体的には中国、台湾、シンガポール。
これらの国は、空港のレートがかなり良く、市街地でもレートが良いお店がきちんとある、両替優等生の国々です。
こういう所からも、なんかその国の雰囲気が分かりますね
なお今回調査した国の中で、一番両替レートが安い国は「タイ」です。
タイはあまりにもレートが良すぎて、ドルやユーロの両替でさえも、タイでやるとお得です。
(一度タイバーツにした上で、ドルやユーロに両替する)
タイの後に別の通貨の両替が必要なら、タイでするのがおススメ。たとえばカンボジアとかが多いでしょうか。