外観/アートホテル成田

宿泊ブログ:アートホテル成田に泊まりました

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千葉県成田市にある中級ホテル、「アートホテル成田」に泊まったので、その際の様子と、泊まる際にしっておきたいポイントをまとめました。

空港での両替は損になることが多いです。成田空港の両替ガイドで両替のポイントを徹底解説していますのでぜひご覧ください。

アートホテル成田

もくじ

アートホテル成田 ホテル情報

「アートホテル成田」のホテル情報は以下の通りです。

項目内容
ホテル名称アートホテル成田
系列株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメント
運営直営
住所〒286-0127 千葉県成田市小菅700[Google Map]
成田空港第二ターミナルより徒歩45分
成田空港、成田駅から送迎バスあり
客室数490室
開業年月2022年7月(アートホテル成田としての開業年月)
リニューアル2022年7月 マイステイズホテルマネジメントに運営移管
      アートホテル成田に名称変更
2014年6月 客室一部リニューアル
????年?月 成田ビューホテルに改称
1974年6月 成田ファーストシティホテルとして開業
公式サイト【公式】アートホテル成田(旧 成田ビューホテル)
「アートホテル成田」ホテル情報

アートホテル成田

総合レビュー

アートホテル成田
中級ホテル

総合レビュー

いまいち
3
おすすめ

個別レビュー

部屋
悪い
4
良い
食事
悪い
3
良い
立地
悪い
1
良い
設備
少ない
3
多い
価格
低コスパ
4
高コスパ

アートホテル成田の良いと感じた点

  • 比較的低価格で、お部屋はある程度リニューアルされているのでコスパは良い
  • このエリアでは珍しく、温泉が併設されている(有料)
  • コンビニ(生活彩花)が併設
  • お部屋タイプによっては、部屋から飛行機が見ることができる
  • 散策できる広い庭園がある

アートホテル成田で微妙だった点

  • この界隈のホテル全てにあてはまるが、送迎バスはあるが空港に特別近いわけではない。
  • よく言えば昭和レトロ、悪く言えば洗練さがなく地味
  • 隣接するゴルフ場利用の客は優待があるため、ゴルフ場利用の客も多く、朝食会場はがやがやしていた

レビュー

1974年6月に、成田ファーストシティホテルとして開業。成田空港エリアでは、空港開業に合わせて開設された、最も古いホテルになります。

約50年前の開業となるため、古さはあるホテルですが、適宜リニューアルは実施されているので、そこまで古い!という感じではないです。ただ、全体的にはテイストは昭和感を感じずにはいられません。

パンデミックの入国制限がある時期に訪れたため、私が泊まった時は成田なのに異国感が全くなく(笑)成田空港に行くぞという人よりゴルフにいくぞという感じの方が多かったです。

隣接するゴルフ場は、東京都情報サービス産業健康保険組合が運営するゴルフ場で、健保組合の優待もあるため、周辺のホテルとは若干異なる客層の方もいらっしゃいます。

アートホテル成田

外観・ロビー

客室数は490室。ロビーも広く立派です。記念碑があったり、フォレストガーデンがあったりと、第一号ホテルだったからか全体的に気合が入った作りになっています。

送迎バスが成田駅からと成田空港の第一・第二空港からでています。詳細は、アートホテル成田のアクセス情報から参照してください。

アートホテル成田

お部屋

デラックスツイン、コンフォートツイン、スーペリアダブル、に宿泊しているので、それぞれのお部屋について紹介します。すべてお風呂トイレは同じですね。これは残念ですが仕方ないところ。

ただ水回りもお部屋も2015年にリニューアルされており、古い印象はありませんでした。

部屋(デラックスツイン)

まずデラックスツインの紹介です。

部屋は奥行きがあり、とても広いです。壁沿いに窓が並んでおり、窓から飛行機の離着陸をみることができます。飛行機好きにはたまらないお部屋です。クローゼットは広くて大きな荷物もきちんと収まります。

確かに古くはありますが、古いホテルにありがちなメンテナンスを怠っているということはなく、水回りはきれいに改装してあり、部屋も清潔でした。

洗面台が独立しているのがありがたいです。必要最低限のアメニティは完備しています。

これだけ大型のお部屋なのですが、私が宿泊した時点ではお値段はほかの部屋とそれほど変わりませんでした。大人数の方で、大きなお部屋を希望される方は、シーズンによってはお値段が抑えられている場合があるので、ぜひチェックしてみてください。

部屋(スーペリアダブル)

お次はスーペリアダブル。こちらも単身用に部屋が小さくなっただけで、内容はデラックスツインと一緒ですね。

部屋(コンフォートツイン)

これまでのカラフルな色遣いのお部屋とは対照的に、全体的にシックにまとめられています。こちらの部屋もきれいに改装されており快適でした。部屋からはもちろん飛行機が見えます。

その他設備

ロビーにコンビニが併設されています。そこまで大きいものではないですが、商品はそこそこ種類がそろっていました。コインランドリーに、休憩室といった設備もあります。

また雨だったので私たちはできなかったのですが、ホテルの前に散策できるようなお庭があるそうです。

また、温泉設備もあります。(美湯。もともと成田ビューホテルだったのでこの名前ですが、今は名前が変わってしまったので温泉の名前が良くわからないことになってます)別途700円かかります。プランによっては露天風呂のチケットがついている場合があるので、希望する方はセットにしてみてください。

ホテル併設の温泉としては、露天風呂と室内風呂が両方あって、そこそこの広さなのでしっかりしています。とはいえ、スーパー銭湯みたいにひろいわけではありませんので、ご注意を。サウナもあります。

温泉の営業時間は12時~23時。土日祝日のみ朝風呂も営業しており、その場合は朝6時から9時の営業が追加されます。

お天気に恵まれたので、秋の色づいたお庭を堪能することができました。思ったよりもずっと広くて、かなり立派な庭園でした。

緑色の屋根のテラスは結婚式のチャペルになっており、広場と一緒にガーデンウエンディングができるようになっています。広い池には錦鯉が餌を求めて集まってきます。池の奥の木立の中はちょっとしたハイキングコースのようになっていて、子供の足でも登れるくらいのちょうどいい森の中の散歩道です。

どんぐりや木の葉がたくさん落ちていて子供たちも大喜びでした。この時は秋晴れで、空を見上げれば真っ青な青空とゴーという音ともに飛行機が見えます。ホテル内に飽きたら庭園散歩、それもまた味があっていいですね。

朝食

朝食はなかなかだったと思います。

経営母体がマイステイズに変わりました。マイステイズは、食事が当たりのホテルとはずれのホテルの差が激しいです。個人的にマイステイズ富士山が当たり、マイステイズ成田はディナーがコスパよし、舞浜はそもそも気合入れる気がない、と、落差が激しいです。

そんな中でこちらは系列が変わったとあり、今後食事は注目しています。

朝食会場は、広々としていていますが、ゴルフ客がいるので思ったよりも混んでいました。

朝食なのに、なかなかの種類があり、子供たちでも食べやすいものが豊富でした。朝からシェフが担担麺を出してくれるところも珍しいです。少しがやがやしていましたが、全体的に種類も多く満足です。

朝食としては、かつこのお値段としては結構頑張っているのではないでしょうか。すごい期待していくところでもないですが、朝食はセットにしておいて良いと思います。

夕食

訪問した際は、台湾フェアが行われていました。

台湾フェアだけあって魯肉飯(ルーローハン)、鶏肉飯(ジーローファン)、葱抓餅(ツォンジュアビン)など、台湾独特の珍しい料理が並びます。日本人の好みに合わないなんてことはなく、むしろ日本人好みでとてもおいしかったです。この日のメイン料理である小籠包は争奪戦でした。個人的には背徳感あふれる背油とろっとろの魯肉飯(ルーローハン)が、一押しでした。

でもお料理はおいしかったです。レストランがオープンしてすぐは大変込み合い、料理をとるにも一苦労という感じでしたが、後半になるにつれてすいてくるので、混んでいるとあらかじめ予想できる日はディナーは遅めの時間にとったほうがいいかもしれません。

訪問した時点では、レストランが1件しか営業しておらず、また週末に訪れたこともあり夕食ビュッフェはかなりの混雑でした。(私が言った時点では満席だったようです)

ただ今後レストランも順次再開されていくと思いますので、そうなればここまで混む日はそんな多くないのかな、とは思います。

さいごに

このホテルもまた、成田空港と共に歴史を刻んできたのでしょう。最近マイステイズに経営母体が変わり、これからこのホテルがどう変わっていくのかが楽しみなところではあります。

成田空港で一番古いホテルではありますが、適宜リニューアルされているのでそこまで古さは感じませんでした。温泉や、身近に感じられる飛行機、ほどよいレトロ感、それらがいいと思える方には、ぴったりのホテルだと思います。敷地も庭園があったり温泉があったりと、贅沢に使われている印象ですね。

全体的に地味ではありますが、コスパを考えると満足のいく内容でした。

もくじ