台北の定番高級ホテルというと、リージェント台北の名前が挙がる事は多いのではないでしょうか。1990年と比較的早い時期から開業しており、施設全体に高級感があり、かつレストランでは美味しい食事も提供されてと、台北ではかなり鉄板のホテルだなと感じます。
基本的には間違いのない台北のホテル、といった印象ですね。若干予算は必要にはなりますが、その価値はあるなと感じました。そんなリージェント台北について、実際に宿泊してきた際の様子をまとめてみました。皆様のお役に立てれば幸いです。
立地
リージェント台北の立地は以下になります。
最寄り駅の中山駅からは徒歩で500メートルほど。基本的にはタクシー利用がメインになるかとは思いますが、駅利用もできる距離だとは思います。ホテル周辺には中山駅周辺の各種お店がそろっていますので、百貨店やおみやげやさんも多いエリア。公園もすぐそばにありますので、周辺だけでものんびり過ごせる環境が整っています。
価格帯
リージェント台北の価格帯は以下の通りとなります。
04/01(土)~05/02(火) 価格一覧
日付 | 値段(agoda) | 予約 |
04/01(土) | 56145円 | |
04/03(月) | 32469円 | |
04/04(火) | 29024円 | |
04/05(水) | 22137円 | |
04/06(木) | 24435円 | |
04/07(金) | 24435円 | |
04/09(日) | 22137円 | |
04/10(月) | 26729円 | |
04/11(火) | 31322円 | |
04/12(水) | 26729円 | |
04/13(木) | 44226円 | |
04/14(金) | 64413円 | |
04/15(土) | 68621円 | |
04/16(日) | 31322円 | |
04/17(月) | 31322円 | |
04/18(火) | 31322円 | |
04/19(水) | 31322円 | |
04/20(木) | 31322円 | |
04/21(金) | 31322円 | |
04/22(土) | 36078円 | |
04/23(日) | 26729円 | |
04/24(月) | 26729円 | |
04/25(火) | 26729円 | |
04/26(水) | 26729円 | |
04/27(木) | 26729円 | |
04/28(金) | 31322円 | |
04/29(土) | 33617円 | |
04/30(日) | 31322円 | |
05/01(月) | 26729円 | |
05/02(火) | 26729円 |
上記は大人2名1泊の場合の、Agoda予約時の参考価格です。
選ぶポイント
おすすめポイント
台北の老舗高級ホテル


今でこそ五つ星外資系高級ホテルが多数ある台北ですが、マンダリンオリエンタル台北やオークラプレステージ台北、W台北といった今人気の有名ホテルは2010年以降オープンのホテルが多いです。
リージェント台北はかなり早い、1990年から営業しています。台北エリアの有名ホテルでは、シェラトングランデ台北の1981年、ロイヤルニッコータイペイの1984年に次いだ開業となりますね。
そのためやや外装には古さを感じるのは正直な所ですが、内装は2007年にリニューアルされていますし、古さは感じません。低層階レストランエリアの吹き抜けや、広々としたお部屋等、雰囲気が非常に良いので、その中で快適な台北の滞在を過ごせることが魅力です。
朝食が美味しい


個人的に一押しなのは、やっぱりこちらの朝食でしょうか。
シンガポール、マレーシア、ベトナムと東南アジアは割と行っているのですが、食事が一番おいしいと思うのはやっぱり台北です。やっぱ日本人はなんだかんだ言って、日本食以外だと中華料理が一番好きなんですよね。他の東南アジアも魅力的な朝食なのですが、やっぱりなんだかんだいって中華が一番です。
台北だとマンダリンオリエンタルやロイヤルニッコー等に宿泊しました。マンダリンオリエンタルは「洋」が強く、ロイヤルニッコーは日系ホテルだけあり「和」が強かったです。どちらも大変美味しい朝食でおススメなのですが、一番「台北らしい朝食」を味わえたのはこちらのリージェント台北なのかなあと思います。
これだけ種類がたくさんあって、全部美味しそうで、日本人の口に合いそうな、そして台湾を感じれる料理もありつつ、でもベーシックな料理もそろっている!というのはこちらが一番なのかな、と思いました。
日本語も通じる
こちらのホテルは日本語問題なく通じます。基本は英語ですが、日本語が通じるスタッフの数はかなり多かった印象です。もし不安があるならお願いすればきちんと日本語スタッフに対応頂けると思います。
お部屋の電話も日本語スタッフに繋がるボタンまでついていますし、言葉に不安があってもこちらなら安心だなと思います。
いまいちポイント
正直欠点らしい欠点は余りないと感じました。ただ、しいて言えば以下でしょうか。
お部屋からの眺望はいまいち


部屋の向きにもよるのかもしれませんが、お部屋からの眺望はいまいちなのかなーと感じました。これはホテルどうこうというよりは、中山駅近辺のホテルの宿命なのかもしれません。台北で眺望を望むなら信義エリアとかになってくると思うので、これはホテルどうというより、この近辺のホテルはだいたいこんな感じです、といったところです。
駅はやや遠い
中山駅の500メートルって絶妙な距離だよなーと思います。行けない距離ではないんですが、近くはない。タクシー利用するのであれば基本的に前にタクシーは常駐してるので気になりませんが、電車を多用したいのであれば若干微妙かな、といったところ。
お値段はややお高め
お値段はそこそこします。ただ値段だけみればそこそこしますが、このクラスでこのお値段ならむしろ割安なんじゃないかと感じます。台北の他の五つ星ホテルと比べるとお値段は低いほうですね。
ホテルの様子
外観


外観。1990年築なので、外観は若干古さは否めないのは正直な所。ただかなり雰囲気はあります。とくにこの後、ご案内しますが、夜のライトアップはかなり綺麗。


ホテル前はこんな感じで、綺麗に広場も整っています。


こちらは夜の様子。前は噴水になっていて、ライトアップがかなり綺麗です。


噴水のライトアップが本当に雰囲気あるんですよね。最初見たときは宿泊せずにたまたま前通っただけだったのですが、みただけでここ泊まってみたいなあと思いました。ので、今回宿泊。


この雰囲気通りの空気が、フロントに入っても続きます。
フロント


続いてフロント。台湾のホテルはしっかりドアマンが扉を開いてくれる事も多いので、ちょっと緊張します。フロントもかなり豪華な感じ。雰囲気ありますが、人は多いですね。


フロントの反対側はこんな感じ。高級感かなりあります。
お部屋


まずはお部屋のご案内。今回泊まったのはデラックスキングルーム。下から二番目のお部屋です。


こちら45㎡とかなり広々したお部屋なので、かなり快適に滞在する事ができます。一番狭いお部屋でも39㎡。かなり広いですね。


ベットは海外で標準的なキングベッドのサイズ。十分広々ですね。


別の角度から。窓際にもソファスペースがあるので、こちらでもゆっくりする事ができます。


ソファ側から。奥行がかなり広々しているのが分かっていただけるかと思います。


ウェルカムフルーツもしっかり。


ソファスペース。かなり快適に過ごせます。


唯一眺望だけは正直そこまでかな…といった感じ。台北の市街地ってこんな感じですよね。とはいえ台北101が見えたりと、台北に来た感はかなりあります。


ミニバーエリア。ここは牛肉麺かなり推してるので、サンプルの箱がおいてあったりします。これかなり美味しいのでおススメ。後述します。


お茶とかもきっちりあります。


お茶の種類はこんな感じ。


冷蔵庫の中身はこんな感じ。有料です。


クローゼットも大型で広々。そしてまさかの浴衣を用意していただけます。台湾のホテルって日本人とみると浴衣用意していただけますよね…。心遣いがありがたいです。


続いてバスルーム。まずは洗面台側。


そして反対側。かなり広々しています。シャワールームとトイレは全部別になっているのでうれしい所。


アメニティもしっかりそろっています。


まずはシャワールームから。バスローブは手前にさげてありますね。


独立したシャワールームはありがたいです。


アメニティ。ホテル併設のスパブランドのものですね。


バスタブはこんな感じ。広々。


トイレもこんな感じ。ウォシュレット付きなのはかなりうれしい所。
朝食
続いて朝食。個人的に、ここの朝食はかなり美味しいのでおススメです。是非付けてほしい所。


朝食会場はかなり広め。客室数も500室オーバーなので、人はかなりたくさんいます。そしてこの天井の高さですよね。かなり迫力があります。


朝食会場の雰囲気。入り口側。かなり広々しています。


こんな感じでずらっといろんなものが並んでいます。大型ホテルは朝食の品数がかなり多く魅力的ですね。


飲み物はこんなかんじ。


きちんとコーヒーメーカーがあって、お好きなものを選ぶことができます。


フレッシュドリンク系もしっかりとたくさん。


もちろんお茶も、ティーバッグであったりします。


うどんとか、日本食の種類もかなり多いんですよね。


この食事の選ぶ数の多いこと多い事。


この圧倒的な品数には本当にびっくりします。


こんなあるのか…って感じですからね。


ほんっとーに種類が多いです。


お肉系もしっかりとあるので安心。


スープお粥類。


ヨーグルトや牛乳。フルーツ等々。


もちろんフレーク類もしっかりあります。


サラダも、菜物がこれだけあるってすごくないですか?


ハム・チーズもしっかりとあります。


パンもかなり種類豊富でした。


パンだけでこれだけあるってすごくないですか?


ノーマルなパンだけでこれだけの種類があります。


そしてもちろん、菓子パンもたくさんあります。素晴らしい。


続いてホットミールコーナー。こちらも欠かせません。


点心もこれだけどっさりとよりどりみどりです。普通にびっくりします。


そして炊飯器をあけたらまさかのカレー。


エッグスタンドももちろんあります。


ジューシーなお肉系もどっさりと。


面白いな、とおもったのはこちら台湾式おにぎりスタンド。具材をオーダーするとそれでおにぎりを作ってくれます。具材が台湾式なので特徴ありますね。おいしかったのでおススメ。


こちらはヌードルスタンド。これもおいしい。


こんな感じでかなりしっかりしたヌードルを頂く事ができます。
施設
では続いて各種施設をさらっとご案内。


プールはこんな感じです。


割と暑い日だったのですがそこまで人は居なかったですね。台湾は暖かい国ですが、シンガポールとかあっちほどまではいかないので、あんまりプールは気合入っていない印象です。こちらもまあこんなもんだろうな、といった感じ。


プールそばにはエステ併設されてました。こちらも楽しむのはアリだと思います。


低層階は吹き抜けになっています。ここに朝食会場があったりレストランがあったり。レストランの質が全体的に高いので、ここで食事をするのはかなりアリだと思います。


喫煙室も完備されていました。意外と人は少なかったですね。


ちょっとしたショップもあります。


こんな感じのお菓子から。


ケーキもありました。


菓子パンもあります。


あとこちら、リージェントギャラリアというショッピングモールも併設されています。基本的に高級店がずらっと並んでいる感じではあるのですが、併設なので自分のペースで楽しめるのはいいですね。おススメはこちらのおみやげにおススメなのはこちらのCHA CHA TEA。


こちらは台北のマンダリンオリエンタルも採用している、台湾茶の有名店です。


こんな感じでお土産向きのお茶がそろっています。きちんとしたお茶のお土産にはこちらはかなりおススメです。


こんな感じでお菓子もあったりします。
レストラン


こちらはいくつかレストランがあるのですが、今回利用したのはこちらの「azie」。となりがモールになっているので少し賑やかな感じですが、雰囲気が良いのでカジュアルに楽しめておススメです。


雰囲気はこんな感じですね。そしてこちらの売りは、CNNが選んだ台北牛肉麺ランキングで第一位に輝いた牛肉麺がいただける事。こちらはお部屋にお土産用の箱の展示はあるわ、ルームサービスでも提供されるわでかなり一押しなようです。ルームサービスで頂くのも落ち着いて食べれていいかな、と思いますが、今回食べ損ねたのでこちらで頂きます。


こちらはリージェント牛肉麺。写真で分かる通りかなりスパイシーな感じでしたが、もちろん味はかなり絶品でした。このためだけにきても良いかな、ぐらいの感じです。お値段500元。(1500円程度)市中の価格を考えれば牛肉麺としてはかなりいいお値段ですが、もちろんその分おいしい。


そしてこちらが名前もそのまま2012年チャンピオン牛肉麺。こちらもお値段500元。(1500円程度)これはかなりさっぱり系で、こちらもおいしかったです。どちらが…と言われるとどちらも美味しいので、辛いのがいいかどうかで選んでいただければいいかなと思います。


こちらはついでに頼んだフライドポテト。220元(660円程度)。これも普通においしかったんですよね…。油断できない…。
総評
以上、リージェント台北の宿泊レポートでした。
個人的には台北のホテルを検討する際の基準になるホテルなのかなと思います。台北の雰囲気重視ではないので、もっととにかく高級感のあるホテルを希望するようであれば、マンダリンオリエンタル台北やW台北ですし、日系の安心感が欲しいならロイヤルニッコー台北やオークラプレステージ台北になるかと思います。
ただ台北の雰囲気をより感じながら楽しむ高級ホテル、という軸で選ぶのであれば、リージェント台北はかなりおススメだなと感じました。日系ホテル程ではないとはいえ、日本語もかなり通じやすいホテルですし、滞在がかなりしやすいホテルです。一押しです。
04/01(土)~05/02(火) 価格一覧
日付 | 値段(agoda) | 予約 |
04/01(土) | 56145円 | |
04/03(月) | 32469円 | |
04/04(火) | 29024円 | |
04/05(水) | 22137円 | |
04/06(木) | 24435円 | |
04/07(金) | 24435円 | |
04/09(日) | 22137円 | |
04/10(月) | 26729円 | |
04/11(火) | 31322円 | |
04/12(水) | 26729円 | |
04/13(木) | 44226円 | |
04/14(金) | 64413円 | |
04/15(土) | 68621円 | |
04/16(日) | 31322円 | |
04/17(月) | 31322円 | |
04/18(火) | 31322円 | |
04/19(水) | 31322円 | |
04/20(木) | 31322円 | |
04/21(金) | 31322円 | |
04/22(土) | 36078円 | |
04/23(日) | 26729円 | |
04/24(月) | 26729円 | |
04/25(火) | 26729円 | |
04/26(水) | 26729円 | |
04/27(木) | 26729円 | |
04/28(金) | 31322円 | |
04/29(土) | 33617円 | |
04/30(日) | 31322円 | |
05/01(月) | 26729円 | |
05/02(火) | 26729円 |
上記は大人2名1泊の場合の、Agoda予約時の参考価格です。