twitterでも旅情報や小ネタを発信中

ベトジェットエアでハノイ・ダナンへ行きました。使い方徹底レポート

ベトナム初のLCC、ベトジェットエア。就航開始は2011年ですが、今やベトナム就航便の半分くらいはベトジェットなのではないか、というくらい規模が拡大し、ベトナム国内各地はもちろんのこと、アジア各国へも就航をしています。

そしてその勢いはとうとう日本に上陸。JALとコードシェア便の運航を2018/10/28より開始し、2018/11/8には関空-ハノイ便、2018/12/14に関空ーホーチミン便、2019/1/11には成田ーハノイ便が就航開始。

今後は2019/7/12に成田-ホーチミン便が就航予定。成田・関空とハノイ・ホーチミンがLCCで結ばれることで、よりベトナムが身近になることでしょう。
今日本には、ベトジェットの波がやってきています。

さてそんなベトジェット、日本就航からまだ時間も短いこともあり、あまり情報がありません。実際の所どうなのか。今回、成田-ハノイの初就航便を利用して、ハノイ・ダナンの周遊旅行に訪れました。ベトジェットがどんな感じなのかをまとめています。

結論

ベトジェット/ハノイ・ノイバイ国際空港

ベトジェットは普通のLCC

結論としては、ベトジェットは普通のLCCです。私自身は今まで、LCCにはエアアジア、スクート、ジェットスターに乗った事がありますが、特に特別なことはない普通のLCCでした。

手荷物制限も2個で7キロまでと普通ですし、手荷物サイズ制限もエアアジアと同じ大きいサイズが56cm x 36cm x 23cm。小さいサイズは40cm x 30cm x 10cm。実際乗ってみた感覚も同じ。

実際乗ってみて何か特別なことはありませんでした。普通です。強いて言えば、ボーディングブリッジじゃなくて、地上からバスでの搭乗が多かったなー、という印象はありましたね。それくらいでしょうか。

ポイントとしては、座席指定の前3列が、Skybossという上位シート(ビジネスクラス的なもの)になっているので、通常の予約だと指定できないのが注意点ですかね。ぶっちゃけSkybossはいらないんじゃないかと思ってるんですが、後述します。

出発遅延や搭乗口変更はざらですが、巻き返しは頑張る

そしてLCCなので、当たり前ですが出発遅延や搭乗口変更はざらにあります。搭乗口も出発直前に変わったりするので油断できません。時間まで案内はぎりぎりまで確認しましょう。普通に変えられますからね。私自身はベトナム国内線は2回のって2回とも搭乗口が直前で変更になりましたし、出発時刻の遅延がありました。

ただし、到着時間は全部守ってました。時間はかなり巻き返した印象ですね。到着時間で巻き返すために、搭乗口変更などを柔軟に対応して少しでも早く到着するよういろいろやっているのかもしれません。わかりませんが。

上位シートは「Skyboss」

ベトジェットにも上位クラスの設定があります。その名も「Skyboss」。

上位クラスのラウンジが使えたり、ベトジェットは地上からのバス送迎が多いのですが、この際に専用車で送迎されたりと至れり尽くせりなようです。あとは受託手荷物30キロ制限とか。ドリンク着いたりとか。

ただ、見たところ座席は超普通のLCCなんですよね・・・。ただの前3列です。確かに最前列なら足元広いですが、2列目3列目は非常口と同じくらいなので、だったら非常口でいいじゃないか、といった感じですね。

あんまり要らないサービスがつきまくってお値段が場合によっては10倍とか違うので、基本的に使わなくていいと思います。

機材がちょっと違う

あとは強いて言えば、違う点は機材でしょうか。ベトジェットの機材は、座席数が3席×3席のタイプです。エアアジアやスクート、バニラエア、タイガーエア台湾等で使用されている、エアバスA320が、ベトジェットでは半分程度使われています。残り半分は、エアバスA321という、A320よりちょっと長いタイプが半分程度就航しています。A321はエアプサン等でよく見るタイプですね。

これがどういう影響が出るかというと、真ん中ぐらいの非常口座席の形が違うんですね。なので非常口座席を指定するときに、しっかり調べて指定しないと、全然広くない非常口座席だったり、逆にどれだけ足をのばしてもとどかないわけわからないくらい広い非常口座席だったりと、差が激しいんです。この辺りの事情も後程解説します。

だいたいエアアジアとかだと真ん中の非常口座席の感じは全部同じなので、このあたり注意しないといけないな、と思ったくらいですね。あとは本当によくあるLCCです。

ベトジェットの概要

就航地

成田空港就航記念イベント

ではベトジェット、どこに就航しているのでしょうか。一覧はベトジェットの公式サイトにあるのでこちらをご覧頂きたいですが、以下に情報をピックアップして。なお、フライト時間は曜日によって変わったり、時期により変更が入ったりすることがあるので、あくまで参考情報として確認してください。確実な情報は公式サイトをご参照下さい。

日本ーベトナム間

特に要注意ポイントはありません。全便、行きは9:30頃発、帰りは深夜1時前後発なので、帰りは深夜便ですよー、ってことぐらいが注意ポイントでしょうか。

便名路線出発/
到着の
現地時間
所要
時間
運航日機材
VJ829関空→
ホーチミン
9:30~
13:30
5:30毎日A321
VJ828ホーチミン
→ 関空
1:25~
8:30
5:05毎日A321
VJ939関空→
ハノイ
9:20~
12:20
5:00毎日A321
VJ938ハノイ→
関空
1:20~
7:50
4:30毎日A321
VJ933成田→
ハノイ
9:30~
13:05
5:35毎日A321
JV932ハノイ→
成田
0:30~
8:00
5:30毎日A321

2019/7/12に成田-ホーチミン便が就航予定。

ベトナム国内

自動チェックイン機/ハノイ・ノイバイ国際空港

こちらも一覧はベトジェットの公式サイトにあるので、これをご覧頂きたいです。基本的にベトナム国内は網羅して飛んでいますが、拠点空港はホーチミン・タンソンニャット空港なので、こちらのほうがより便が多いかな、という印象ですね。

一部はJALとのコードシェア便になっているので、JALでベトナム乗り継ぎを手配するとベトジェットが割り当てられます。この辺りは注意ですかね。まあ避けられないのでどうしようもないのですが。

たまたまJALとのコードシェア便にあたったのですが、特に特別な何かは感じなかったですね、普通のベトジェットでした。搭乗口が途中で変更になるは出発遅延はするわでしたが、到着時間は守ってましたね。このあたりベトジェットは頑張る印象です。

料金

時期によって違うのですが、概ねベトナム往復30000円程度が相場ですね。プロモーション運賃が入れば、もちろんもっと安くなることはあります。

同じ時期のJALやベトナム航空が50000円前後なので、フルサービスと比べれば安くてありがたいかな、といったところ。とはいえ、関空-ハノイであればジェットスター・パシフィックが同程度の値段で出ていますし、特筆して安い、っていうことはないですね。標準的なLCCの値段だと思います。

非常口について

これが一番大事です。非常口座席。追加料金は片道で1000円もしないので、これは絶対指定したいところ。ただ、非常口座席が全部足元広いかっていうと、そういうわけでもないのが困りものなんですよね。

A321の場合

成田-ハノイ便の場合、今回登場したのはA321neoでした。シートマップはこんな感じになります。

ベトジェットシートマップ

座席でいうと、11、12列目と、26、27列目が非常口席ですね。一見、これをみるとどれも広いんでしょ、と思いがちですが。

A321非常口11列目/ベトジェットエア
A321非常口26列目/ベトジェットエア

非常口は前方と後方に2パターンあります。自分が乗った成田-ハノイ便の場合で説明します。

前方の非常口席は、11列目の二人掛け席のほうが前が広々していて、12列目の三人席は多少広いですがそこまで広くないパターン。
後方の非常口席は、26列目の二人掛け席は全然前が広くなくて、27列目の3人席の前が広いパターン。

どちらも広々しているほうは、足を前に伸ばしても届かないくらい広いです。その分机が遠いんですが、まあこの目の前の広さを見ればそんなのどうでもよくなります。

一方、狭いほうは写真見てわかる通り、ほとんど他の席と変わらないんですね。なのに料金は全部同じなので、なんか損した感じすらあります。

この差結構でかいですから、きちんと指定しないといけないのが悩みどころですね。ただこれは成田―ハノイ便の場合ですし、そもそも機材とかでも変わるとおもうので、他がどうかが正直よくわかりません。ただ自分がのったときは、とりあえずこんな感じでした。

ちなみに26列目の狭い場所に座ったときは、後ろの27列目の座席があいてたので、CAさんに聞いてみたらあいてるからいいよ、って言われました。おそらく非常口指定は全部料金一緒なので、あいてれば移れると思います。非常口指定していない場合はNGだと思いますが。

A321非常口/ベトジェットエア

あとうつりが悪いのですが、飛行機の右側(D~F列)の非常口はCAさんが座る場所になっています。二人分の一番右側に、おりたたみいすがあって座れるようになっているんですね。

なので、二人席の右側にはCAさんすわってますし、三人席の窓側は真向かいにCAさんが座る形になります。これがどうなのかは人によるとおもうので、困る方は左側の非常口を指定しておいたほうが無難でしょう。

A320の場合

A320非常口/ベトジェット

ちなみに国内線だと普通のA320の場合もあります。二人席とかない、全席3×3の機材ですね。この場合の非常口座席はこんな感じで、二列とも特に広さの差は無いように見受けられました。なのでこの場合は特に心配せず指定して問題ないと思います。

機内メニューについて

機内メニューは正直値段も高いですし、味の評判も良くないですし、おすすめはしません。空港から持ち込むのが良いでしょう。

ただし、ハノイ空港の、出国後の制限エリアは値段が急に全面的にぼったくり価格になります。そもそもレートもドル表記ですからね。おそらくホーチミンも同じかと思われます。なので、ベトナムだから空港の値段やすいだろ、と思っていると、出国後に急に足元みてくるので気を付けてください。

ただまあ高いといっても、日本と同じくらいの価格ではあります。飛行機内はそれより高いので、空港でかっておくのが無難ですね。

機内メニュー/ベトジェットエア

お弁当とジュースのセットで130,000VND(650円程度)。騒ぐほどの金額ではないんですけどね。

機内メニュー/ベトジェットエア

小さめのお弁当とドリンクで90,000VND(450円程度)。お菓子は40,000VNDから。(200円程度)

機内メニュー/ベトジェットエア

飲み物は40,000VND(200円程度)。空港だと1$なので、空港のほうがやすいですね。

機内メニュー/ベトジェットエア

個人的にはこういうグッズのほうが気になります。機長Tシャツ180,000VND(900円程度)。ほかにもぬいぐるみとか模型とかもあるので、こっちのほうは楽しいですね。

手荷物検査の厳しさについて

手荷物預入/ハノイ・ノイバイ国際空港

あとは手荷物検査のチェックですが、LCC乗ってる人ならわかると思いますが、一番厳しいのは成田です。成田なんであんな厳しいんでしょうね、日本人らしさが悪い意味でよく出てると思います。本当。まあ出発時点はお土産もないし荷物も軽いでしょうから、なんとか乗り切ってください。

実際手荷物は、ベトナム国内で乗る分には基本的にノーチェックでした。なんで何キロでも大丈夫ですし、サイズも多少オーバーしてようとノーチェックなのでわかるわけがありません。

但し!

抜き打ちチェックはもちろんあるので、気を付けてくださいね。私はダナンの国際線で抜き打ちチェックにあたりました。抜き打ちチェックにあたると、自動チェックインができず、有人のチェックインカウンターに回るように指示されます。その際にきっちり重さはかられます。

ただ正直なところ、手荷物の重さは7キロオーバーしてましたが、何も言わずに通してくれました。8.5キロでしたがその時はOKでした。ただ毎回OKかというとそのあたりはもうスタッフ判断なので、あとは自己責任でお願いします。

ちなみに荷物は大手荷物と小手荷物2こともきっちり乗せて図られました。エアアジアとかだと小さいほうは図らないことも結構おおいのですが、ベトジェットは二つとも図られたので、どちらかというとこれでも厳しい印象ですね。

さいごに

自動チェックイン機/ノイバイ国際空港

のってみればなんてことはない、普通のLCCでしたね。非常口座席の指定回りで癖があるのが要注意ポイントですが、それ以外は特になんてことのない普通のLCCです。

乗ってみて特に違和感もありません。

ただこのおかげで、ベトナムがぐっと訪れやすくなったことは事実ですね。時間も片道5時間とそこまで長いわけでもなく、時期により往復3万円前後で行けるのはありがたい限り。ぜひぜひ皆様も、ベトナムに訪れてみてください。