北アメリカ・ヨーロッパ
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東・東南アジア
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シンガポール
マレーシア
ベトナム
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アメリカドルを余らせたまま、帰国してしまった…。よくやってしまいがちだと思います。
海外の予定もしばらくない場合など、もし手元にまとまった金額がある場合には日本円に戻したくなります。その場合はもちろん日本国内で両替をする必要があるのですが、本音を言えばレートが良い場所で両替をしたいものです。
ではアメリカドルの両替、どうするのが日本円に戻す上で損しないのかをまとめてみました。
ぶっちゃけアメリカドルは、日本国内で両替するなら殆どレートは同じです。(アメリカ現地での両替は、かなり損する場合が多いのでご注意を。あくまで日本国内の場合です。)
なのでどこでも…と思いきや、近年、銀行や郵便局での、店頭での外貨両替の取り止めが相次いでいるのでご注意を。
詳しくは後述します。
この記事では、アメリカドルを円に両替する方法について書いています。それとは逆に、円をアメリカドルにする場合については、以下の記事でまとめています。
【円→アメリカドル】アメリカドルの両替
当ブログでは、全20通貨それぞれの両替情報まとめや、国内・海外各所の両替情報を、各所の具体的なレート・両替場所と一緒にまとめています。
両替情報の詳細はこちらの記事一覧からご参照下さい。
では日本国内でアメリカドルを円に戻すときに、各業者はどのくらいレートが違うのでしょうか。
ここでは国内にある主要な両替店に関して、レートを一斉に調査してまとめています。調査は、2021年6月9日に実施しています。
両替所 | 両替レート |
---|---|
【ネット両替】外貨両替ドルユーロ | 107.00 |
【両替店】Travelex | 104.45 |
【銀行】みずほ銀行 | 106.45 |
【銀行】三菱UFJ | 106.46 |
【信託銀行】SMBC信託銀行 | 106.44 |
【空港(成田)】GPA成田空港直営外貨両替 | 106.76 |
【空港(関空)】関西国際空港直営外貨両替 | 106.64 |
【空港(中部)】セントレア直営外貨両替 | 106.46 |
【金券ショップ】大黒屋 | 106.46 |
ぱっとみ直観で分かりにくいかもしれません。こちらは1ドルを何円で買い取ってくれるか、という事を書いているので、大きい数字ほどお得に買い取ってくれます。
結果はこちらの通りですね。一番レートが良いのは外貨両替ドルユーロです。最新のレートはリンクを付けているので、ご自身でご確認いただきたいですが、だいたい結果は変わらないことが多いです。
ただ、これだと具体的にいくら違ってくるのか分かりにくい…。という事で、買取額が一番良い所、2番目に良い所、一番悪い所として、外貨両替ドルユーロ、GPA成田空港直営外貨両替、Travelexで、具体的に買い取り額がいくらになるかをまとめてみました。
もしこの日に、985アメリカドルを買い取ってもらった場合、各所でどのくらいになるのかをまとめてみましょう。
両替所名 | 両替金額 |
---|---|
【両替店】Travelex | 100,063円 |
【空港(成田)】GPA成田空港直営外貨両替 | 104,853円 |
【ネット両替】外貨両替ドルユーロ | 105,395円 |
このような結果になりました。
約10万円相当のアメリカドルを両替する場合。最下位と比較すると、5,332円外貨両替ドルユーロがお得でした。2位と比較すると、542円外貨両替ドルユーロがお得でした。
この差を見て頂ければわかる通り、あまりにもレートを見ず適当に両替すると、かなり損する事があるのでご注意ください。一方、ある程度注意しておけば、差はあるものの激しく大きいわけではないですね。
(ただし、これはアメリカドルだからです。アメリカドルはどの両替店もやる気があるので比較的レートに差は少なめですが、アメリカドル以外はやる気がないお店が多く、レートが全く違います。この点はご注意を。)
ではこれを踏まえておすすめの両替方法をご案内する前に、1個留意点を。
2020年以降、相次いで以下のようなリリースが出ています。
外貨両替 : 全店にて取扱停止
みずほ銀行(2021/4/30)
三菱UFJ銀行は23日、店舗窓口での外貨両替を6月26日に終了すると発表した。
SankeiBiz(2020/3/23)
ゆうちょ銀行と日本郵便は、郵便局での外貨両替を12月30日で終了する。
読売新聞(2020/9/6)
三井住友銀行も外貨両替は取りやめになっているので、3メガバンクの店舗では外貨両替が難しくなっています。メガバンクでこれなので、それ以外の地銀も厳しい状態です。(私の近隣にある地銀では無理でした)
端的に言うと、街中の普通の銀行とか郵便局で両替する人なんて、ほとんどいないのでやめます、という事です。銀行もいろいろ厳しいですからね…。
ただ全く扱わないかというとそうではなく、銀行が運営する外貨両替専門ショップなら扱います、ということになります。ただこういったショップ、ほとんどが東京や大阪等の超繁華街か、各国際空港にしかありません。
という事で、そこまで行くのにお金もと手間がかかる…という事になります。近い人は良いんですけど、当てはまる人は結構限られます。
と、いう事で、ここまでを踏まえた上で、両替方法をまとめていきます。
アメリカドルから日本円の両替は
・レートが良い
・日本全国から郵送での両替が可能
なことから、外貨両替ドルユーロをおススメしています。
アメリカドルを日本円へ両替したい場合には、外貨両替ドルユーロがおススメです。
レートは冒頭の銀行や空港などと比較したレートを確認してください。アメリカドルを10万円両替する場合、レートが良いお店と比較すると500円程度、レートが悪いお店と比較すると5000円程度の差が出ています。
ただ、注意点としてはこちらから簡易書留での送付となるため、送料等として400円程度(10万円未満の両替の場合には650円程度)別に必要になる点は注意して下さい。
これを踏まえてもレートが良い事と、店頭両替するにしてもやはり電車賃などの交通費、移動時間がかかるので、この点はトントンかなと思います。
以上の事から、外貨両替ドルユーロを一番おススメしています。
実際こちらは私も何度も使っていますが、毎回トラブルなくスピィディーに対応を頂けるのでおススメです。実際に利用した際のレポートはこちらにまとめています。
但し、外貨両替ドルユーロは3万円相当額以上からの取り扱いになります。この点はご注意ください。
3万円以下のアメリカドルを両替したい場合、どうすればいいでしょうか?
この場合はどこか店頭での両替が必要です。ただ、前述のとおり銀行も外貨両替対応は縮小傾向にあります…。店舗での外貨両替はできず、直営の専門店での両替になりますね。
具体的には以下のような場所になります。
みずほ銀は9割がた都内、MUFGも6割ぐらいは都内ですね。東京以外だとMUFGが多く、あとは東京以外の首都圏に数店舗、名古屋は栄や名駅、大阪は難波、梅田、淀屋橋、あと札幌、京都、神戸、広島、福岡といったラインナップです。
こちらの方がまだ使いやすいですかね。営業時間など最新情報は公式サイトを確認してください。
あとはもう国際線のある空港がお近くにあるなら、そちらを使っていただいたほうがスムーズだと思います。これはかなり限られると思いますが。
もしくは小額ですし、これだけ手間なら次回の海外までおいておくか、もしくはどこか空港に用事が出来るまで寝かせておくのもアリだと思います。
アメリカドルが使い切れればそれが一番なのですが、なかなか難しいですよね…。
ただ外貨がどんどんたまっていくのも、割とありがちな話で困ります。
とはいえ両替であまり損もしたくないもの。うまい事両替できるのが一番です。皆様のお役に立てれば幸いです。