「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」には子供向けの設備がどのくらいあるでしょうか?
沖縄は子連れに人気の観光地。子連れにやさしいホテルが数多くありますが、具体的にどういうふうになっているのか、どういう情報がなかなかまとまっていませんでした。そこで、実際にこのエリアのホテルに20件以上泊まってみた上で、各ホテルの子連れ情報をまとめました。
子連れ沖縄のホテル情報は別のページでまとめています。
また、子連れの関係のない、シェラトン沖縄サンマリーナリゾートの宿泊ブログについては以下の記事にまとめているので、併せてご参照ください。
添い寝可能な年齢・子供の朝食料金
5歳以下の子供は添い寝可能。6歳以上は、未就学児を含み大人と同料金。
ちょっと大きい子がいるとかなり厳しい値段設定になります…。特に6歳以上を2人同室で子連れで泊まろうとすると、ベッド必須になってスイートに泊らざるを得ないです。このあたりはちょっと微妙です…。
朝食は、6~12歳の子供は1815円です。ただし、マリオットは、無料会員でも会員にさえなっていれば12歳以下の子供の張力料金が無料です。
ウェルカムベビーの宿認定
「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」はウェルカムベビーのお宿の認定は受けていません。
お部屋
設備面








写真は「パーシャルツイン」です。全室お風呂トイレ別になっている作りなのは子連れにはうれしいですね。
ベランダもしっかりあって、ベランダから海も見えます。気持ちがいいですね。お部屋もしっかりと広さがあるので快適です。
靴を脱ぐ部屋
靴を脱ぐタイプのお部屋は用意されていません。
大人数部屋
標準的なお部屋では、ツインにエキストラベッドを入れてベッド3台までの対応です。このため、6歳以上の添い寝2人になると、ハイフロアデラックスか、オーシャンメゾネットしか宿泊できません。このためぐんとお値段があがってしまうのは難しい所ですね…
お風呂・トイレ別の部屋




そもそもができたときはJALホテルの系列だったので、日系ホテルなんですよね。なので設備は全室お風呂トイレ別です。これは子連れにはすごいありがたいですね。
お風呂場も洗い場がしっかりあるタイプです。ただ、お風呂場がお部屋からガラス張りなのはまあリゾートホテルあるあるです。きちんとブラインドで隠せるようになっているので、この点は心配しなくてよいです。
トイレや洗面もしっかり別になっていますし、広さもあるので、水回りは快適です。
洗面台の広さ


洗面台はおそらくスイート以外の全室でこのタイプになっているものと思われます。まあ広さ的には標準的なので十分ですね。
朝食レストランのキッズコーナー
















子供向けのお皿もしっかり用意されて、子供向きに机の低さが下げられたエリアも用意されていて、全体的にはキッズフレンドリーです。
以前は子供が遊べるエリアまで用意されていたようなのですが、このご時世で現在は稼働していません。これが元に戻る日は、日本ではなかなか来ない気がします…。
ただラインナップ的には、そんなに子供が喜ぶメニューは少なく感じましたね。パンの種類が豊富だったりで食べるものはあるとは思いますが、あんまり子供がどう、っていう感じではなかったです。
キッズスペース




写真撮り損ねましたが、ボールプールもあります。
結構大型のキッズスペースがあります。無料でこれだけしっかりしたキッズスペースは珍しいです。後述しますがいろいろと設備が広いのはうれしいですね、やっぱり。
子供用アメニティ




歯ブラシ、スリッパが用意されています。
子供用パジャマ


子供用パジャマもこんな感じで用意されています。
コンビニ








コンビニはありませんが、割としっかりとした売店があります。ただやはりお値段は全体的にちょっとだけお高めです。
ホテルでてちょっと歩けばコンビニはあるので、節約したい場合はそちらに行くことになりますね。
プール








プールは屋内・屋外ともにあります。
屋外プールは無料です。普通のプールと、水深30センチの子供用プールがあります。スライダーは身長120cm以上でないと利用できませんのでご注意。
屋内プールは有料になります。リゾートパスというものがあり、宿泊者は大人3850円、子供1100円で、1滞在(1日ではなく1滞在)中利用が可能です。プールだけではなく、大浴場やカヤック、ペダルボートなどのアクティビティーがセットになっているものになります。
ビーチ








ビーチはかなり広いです。防波堤があり、その上も歩けるようになっているので沖縄のきれいな海をかなりしっかり味わうことができて良いビーチです。
ただ、他の大型ホテルだとみる、海に浮かべるエアークッションの大型遊具、といったものはありませんので、この点はご注意ください。
大浴場
大浴場はあります。前述したリゾートパスで利用可能です。
コインランドリー


コインランドリーもこの台数用意されていて便利です。
電子レンジ
電子レンジは見かけませんでした。
フリードリンク
一般宿泊客が利用できるフリードリンクの用意はありません。
その他子供が喜ぶ施設
かなり豊富です。このバリエーションの多さは沖縄随一ですね。
























じゃんけんカードは全員じゃないのですが、宿泊プランによってはついている場合があります。スタッフとじゃんけんしてスタンプを貯めて景品をもらう、というシンプルなやつですが、小さいお子さんは喜ぶと思います。
あとはロビーに巨大水槽があって、おさかなが結構たくさん泳いでいます。これ、スタッフから餌をもらえてあげることができます。おさかなもきれいですし、これも子供喜びますね。
あとは建物が大型の吹き抜けになっているのですが、このつくり自体も喜ぶのですがさらに夜にはプロジェクションマッピングもあります。噴水も噴き出します。こういうのも面白いですね。
あとはその他設備として、ダーツ(有料)やビリヤード(有料)があったりピアノがあったり、あとは手作り教室(有料)があったりします。ゲーム機もおいてあったりします。
これだけいろいろあるのは本当ここくらいだと思います。
ただ唯一残念なのは、屋外に昔はちょっとした滑り台てきな簡単な遊具があったようなのですが、今はなぜか撤去されてしまったようです。これは復活しないのだろうか…。
ホテル外の施設
恩納村の昔ながらのリゾートホテルがたくさんそろっているエリアですね。周辺には飲食店も多く、コンビニもあり利便性は恩納村としては高いエリアです。
観光という意味でいうと、恩納村では西側のエリアになるため、北部の美ら海やパイナップルパークは正直遠いエリアになります。どちらかというと中部エリアの観光地が近いですね。北谷とか琉球村、東南植物楽園、中条城跡や残波岬、万座毛といったエリアですね。
ただせっかくこのクラスのホテル泊まるので、観光に出るのももったいない気がします。個人的にはしっかり滞在して、ホテルを満喫したいところです。
さいごに
設備的にはかなり充実しています。小さいお子さんから大きいお子さんまで、まんべんなく楽しめる設備がしっかりそろっています。子連れにはおすすめなホテルです。
唯一残念なのは値段設定ですね…。5歳以下のお子さん連れはいいと思うのですが、6歳以上、特に2人なるとその瞬間にものすごい値段があがります。子供料金とかなくて、大人と同じ料金を取られるんですよ。これは正直に残念です。
この値段設定はもはや小学生2人連れへの嫌がらせとしか思えないのですが…。まあこういう値段設定なのでしょうがないですね。
5歳以下のお子さん連れのうちにとまっておきたいホテルですね。