リーガロイヤルグラン沖縄 宿泊レポート 那覇周辺を快適に楽しむためのホテル

那覇市街地には数多くのホテルがあります。ハイアット等の外資系ハイブランドのホテルや、JALホテル等の国内系大手ホテルが結構たくさんあり、ホテル選びには結構迷います。
そんな中でのリーガロイヤルグラン沖縄。一口で言うと、質実剛健なホテルです。派手さや豪華さはないですが、すごい落ち着いていて、立地も非常によく、利便性も高いホテル。とりあえず迷ったら、ここ泊まっておけば間違いないですね。
豪華さが欲しいのであればハイアットとか泊まったほうがもちろん良いのですが、落ち着いて快適で便利に那覇を過ごしたいのであればここが良いでしょう。
ここではそんなリーガロイヤルグラン沖縄の様子をまとめました。
立地
リーガロイヤルグラン沖縄の立地は以下になります。
立地はめちゃくちゃ便利です。
那覇空港からゆいレールで5駅10分の旭橋駅に直結。そこから遊歩道で直結されているので、雨が降っても濡れずにアクセス可能です。近い。
どこかへ行くにしても、例えば各地へのバス便が多く止まる那覇バスターミナルはすぐ目の前、高速バスの多い県庁前バス停も500メートル歩けばつきますし、その県庁の先がすぐ国際通りになっています。
モノレール直結なので、おもろまち駅や首里駅等にもアクセスは抜群。
…という事で、モノレール駅隣接してるわ、空港にも行きやすいわ、国際通りは出やすいは、バスターミナルは隣だわで、めちゃくちゃ高い利便性です。これ、かなり助かります。
快適に過ごせるのは間違いないですね。本当。
選ぶポイント
立地が非常に良い
前述した通り、とにかく立地が良いんです。
駅からは遊歩道、空港まではモノレールで5駅10分、バスターミナルは隣、国際通りまで徒歩圏。良い所のホテルは国際通りのど真ん中に作られている事が多く、まあそれはそれで便利なのですが、やっぱりいろいろするならこちらのほうが便が良いですね。
プラン決まってなくても、那覇市街地に泊まるのであれば、ここにしておけばたいていのことは出来ると思います。那覇市街地の外も行きやすいですし、戻ってきやすいですし。
問題点があるとすれば、ここらへんは沖縄の中心部。ビジネスアワー前後は、非常に渋滞が起きやすいです。何も考えず道を選ぶと渋滞にはまって近いわりにすごい時間がかかります。この点だけは注意しておいたほうがいいかもしれませんね。
ちょっと地味
あと、リーガロイヤルってなんか地味ですよね…。
いや、非常に良いホテルなんですけどね。なんか地味。実際はいってみると見た目迫力あるし、室内は非常に広々としてて良いんですけど。よく言うと質実剛健、悪く言うと地味です。
ただ人気はあるホテルですのでご安心を。その分、お値段はちょっと張りますが…。
印象としては、ホテルそのものが目的にならないホテルでは、最上級のホテルだな、という感じです。ホテルが目的でなくて、那覇に泊まって那覇周辺を楽しむ中で、快適に過ごしたいならこのホテル、といった感じでしょうか。
コインランドリー無し
あと要注意ポイント、コインランドリーはありません。どうもなんか、廃止になったようです。
市街地なんで、多少あるけば普通のコインランドリーはありますが…。距離がありますし面倒ですね。洗濯されたい方はこの点要注意です。
ホテルの様子
では、実際にホテルに泊まった際の様子をご紹介します。
外観

外観はどーんですね。迫力あります。かなり見た目に高級感がありますね。できてから10年たたないぐらいなんですが、まだまだ新しい非常に綺麗なホテルです。見たときは結構テンションあがりました。

ちょっとアップに。雰囲気いいですねー。

こちらはホテル専用ビルではなくてショップやオフィスの入る複合ビルになっています。1階の入り口は有人、2階の入り口は無人です。

こちらは二階の入り口。奥には他のお店がならんでいます。まずはこちらのエレベーターで、最上階の14階へ向かいます。

ロビー。高級感ありますね。結構おおっ、と思います。ちょっとお値段張る分、雰囲気はかなり良いので、テンションも上がります。

ロビーが綺麗でした、良いですね。結構高級感があります。

高さもあるので、市街地の様子が一望できます。この高さだと飛行機の離発着も見えましたね。
このホテルちょっと特殊なのは、お部屋に行くためにはエレベーター2回のる必要があります。最初のエレベーターはフロント直行。お部屋にはいきません。フロントを通り過ぎて奥にまた別のエレベーターがあるので、それにのって自分のお部屋にいく感じです。
これをセキュリティが高いととるか、手間と取るかですね。移動はスムーズにできたので、そこまで気にはなりませんでしたが、人によっては気になる人もいるかもしれません。
お部屋
では早速お部屋を。今回宿泊したのはスタンダードフロア(低層階)のベイサイドツインです。

お部屋入ってすぐ。左手はバスルームです。まずはお部屋から。

まっすぐ進みます。

お部屋はこんな感じ。広々快適です。

ベイサイドビューはこんな感じ。低層階だとベイサイドってよりかリバーサイドですが…。外はすぐそこをモノレールが走っているので、お子さんは喜ぶかも。もうちょっと高層階で、風向きがあえば航空機が飛ぶのも良く見えると思います。

カーテンしめるとこんな感じですね。真っ暗です。かなり真っ暗で軽く寝過ごしました。

ベットはこんな感じ。バスルームはすけすけタイプですね。国内系ホテルだと珍しいような気もしますね。外国人観光客も多いからでしょうか?もちろん閉められるのでご安心を。

ソファ。やわらか快適です。

ベッドから。続いてデスク回り。

水はペットボトルで2本。コーヒーはドリップタイプ。カフェインの有無を選べます。デカフェも選べるのは、最近本当多くなりましたね。

ティーバッグもあります。緑茶とほうじ茶。

冷蔵庫は空っぽです。同じビル内にコンビニあるので、困ることは無いかと。

で、ちょっと変わってるのはベッドのほうにもバスルームの入り口があるんですよ。

で、入口のほうにもバスルームの入り口があって、2か所から入れるようになってます。あんまりこういうタイプ見ないですね。

ではバスルームを。洗面台はかなり広くなっていて、女性には嬉しい感じですね。

手前がお風呂。バスタブと椅子があって、トイレ別のタイプです。この作りは、日本人にはおなじみですね。国内系じゃないと、こうは作らないですかね。一番落ち着くスタイルです。

トイレは別。素晴らしい。

続いて洗面。これだけ洗面が広いのは結構珍しい気がします。隣に荷物もいろいろ行くので、女性には便利かと。

アメニティ。いろいろありますねー、助かります。手前の銀色のはアルコールティッシュでした。ご時世ですね。

アメニティはLAMER by THALGO JAPON。お風呂場とここで2セットあるのも嬉しいですね。最近はプラスチック削減の影響で、沖縄でも外資系がミニボトルをどんどん辞めだしています。
こういうのはもう国内系のホテルでしか見れないのかもしれません…。仕方ないんですけどね。でも私これ好きなんですよね。旅行きた感があるので。

奥は収納スペース。広々。

引き出しがあってあけると。

バスローブ&かりゆしが2セットずつ。お好みのものを着用頂ければいいかなと思います。
朝食
コロナでもバイキング提供をしていました。配膳時はマスク着用必須、渡されたプラスチック手袋の利用も必須。一部食材はラップで蓋もしてありました。コロナ対策はしっかりしてあるな、という印象です。
朝食会場はロビーの奥ですね。

お席はこんな感じ。窓ぞいにずらっと作られてますね。

端っこの席でした。この奥がロビーですね。

結構高級感のある作りです。雰囲気が良いですね。

ここが最上階なので、遠くにちょこっと海は見えますね。高層階なので景色は良いです。

ではお食事。こちらはパンエリアですね。種類はたくさんありました。

オーブンもありますし、フレンチトーストにコーンフレークの提供もあります。

お魚に唐揚げ、島豚ソーセージグリル。

こっちは定番モノですね。目玉焼きスクランブルエッグ、ベーコンなどなど。

ポトフに筑前煮、沖縄そば。

お鍋は中華がゆにカレー、あとごはんですね。

小鉢はチャンプルーに、だし巻き卵、シーマーミ豆腐、温泉卵。

海ぶどうにゆし豆腐、納豆。

おつけもの。あんだすー、もずくのりから何故か山形郷土料理の出汁まで。いろいろとありますね。

サラダ回りもしっかりあります。

生野菜に、ヨーグルトにゼリー。

スムージーにフルーツ。

フルーツとチーズ。

ハムにあえ物ですね。

コーヒーはコーヒーメーカーで。

ミルク、グァバやシークアーサー等のジュース類にデトックスウォーターまで。

配膳例。
いやいつも思うんですけどね、難しいですよね、こういうの本当…。もっとうまくなりたい。

窓際の席だとこんな感じでお外を食べながら楽しめます。良いですね。
味もかなり良かったです。ここのレストラン、Google mapでも評価良いので、美味しいんでしょうね。種類は多すぎもせず、少なすぎもせず。土地のものもありますが、一般的なラインナップもしっかりそろっています。そしておいしい。派手さはないですが、落ち着いた美味しい朝ごはんです。
まとめ
質実剛健なホテルです。
内部もかなりシックで落ち着いた感じ。高級感がありながらも、国内系らしい配慮があったりして非常に快適に過ごせるホテルです。
かなり無難なので、迷ったらここで良いとは思います。
強いて言えば、バスタブの感じは使いやすいんですが家庭的なレイアウトだな…と思ったりとか。朝ごはんのフレークとかヨーグルトとかそのまま出てくるんだな…。とか。
私自身は、正直それでいいんです。そっちのほうが使いやすい。そして食べる時にも分かりやすい。味も想像つきやすいですし。
ただまあ、非日常からはちょっとずれるんですよね。どちらかというと日常寄り。日本のホテルだな…って感じ。
なので、求めるものが何なのかによります。非常に良いホテルですが、印象としてはとても最上級のビジネスホテル、といった印象ですね。
沖縄なので非日常感をしっかり味わいたい!というなら、わかりやすい外資系とかに行ったほうがその感はあると思います。
ただぶっちゃけこっちのほうがほっとする、っていうのは個人的に結構あるんですよ。沖縄でリゾート行きつくして帰るときとかで、ここに来ると非常に上品な日本のホテル、って感じで、ほっとしながらも満足度は高い。そんな感じですね。
求めてるものによると思いますが、最高に無難なホテルなのは間違いないと思います。