宿泊ブログ：変なホテル舞浜東京ベイに泊まりました

千葉県浦安市にある中級ホテル、「変なホテル舞浜東京ベイ」に泊まったので、その際の様子と、泊まる際にしっておきたいポイントをまとめました。

変なホテル舞浜東京ベイ ホテル情報

「変なホテル舞浜東京ベイ」のホテル情報は以下の通りです。

項目	内容
ホテル名称	変なホテル舞浜東京ベイ
系列	H.I.S.ホテルホールディングス株式会社
運営	H.I.S.ホテルホールディングス株式会社
住所	〒279-0043 千葉県浦安市富士見５丁目３－２０ [Google Map] JR舞浜駅より徒歩18分 舞浜駅南口より送迎バスあり
客室数	100室
開業年月	2017年3月
リニューアル	2017年3月　変なホテル舞浜東京ベイ開業
公式サイト	変なホテル舞浜 東京ベイ【公式】｜ 世界初ロボットフロントホテルの宿泊予約

総合レビュー

変なホテル舞浜東京ベイの良いと感じた点

• 東京ディズニーリゾート界隈のホテルではお安め
• お部屋は新しく、全室バストイレ別
• ロビーとレストランはジュラシックパークのよう。
• お部屋にロボホンがいるタイプもある。

変なホテル舞浜東京ベイで微妙だった点

• 場所が駅から歩けなくはないが遠い。
• もし普通の路線バスで行くならバス停の場所が分かりにくいのと、バス車内は混雑しているかも。
• 無料シャトルバスは込み合う時間は乗れない可能性も。

レビュー

変なホテルはHISグループの打ち出したロボットホテルですね。一時期話題になっていました。舞浜東京ベイは長崎ハウステンボスから飛び出した初のホテルとして、関東に進出しました。女性のロボットを採用しているところもあるようですが、舞浜という客層を意識してか、こちらでは恐竜ロボットが活躍していました。

場所は閑静な住宅街の中です。舞浜駅から徒歩18分と確かに遠いが歩いていけなくはない距離です。実際私たちは歩いて行きました。舞浜駅から無料シャトルバスもでているのでホームページでご確認ください。正直、全く期待してなかったのですが、ロボット抜きにしても新しくきれいで、思ったよりずっとよかったというのが感想です。

外観・ロビー

ロビーに入るといきなり恐竜がお出迎え。まるでここはウエスタンリバー鉄道…というよりかは、どちらかというとUSJのジュラシックパーク感がありますが、まあ細かいことは気にするのはやめましょう。

まず右手にどでかい恐竜が目に入ります。頭が動くのでなかなかの迫力です。子供たちも最初は本気で怖がっていました。フロントでは恐竜がいらっしゃいませとお出迎えしてくれます。フロントマンの帽子と見た目のギャップがなんともかわいらしいです。ロビーは無人でのマシンチェックインです。普通の宿泊なら問題なくチェックインできますが、もちろん人間のスタッフも呼べば来てくれます。

部屋（コーナーツイン）

私たちはコーナーツインに泊まりました。

2017年開業で、コロナもあり部屋は真新しくきれいでした。ベッド３台入ってこのゆとりがあるのはすごいです。壁には恐竜の絵が。子供用パジャマ（120ｃｍ）と歯ブラシも用意していただきました。

お部屋に入るときにスリッパに履き替えてくださいとあるので土足厳禁です。靴を脱いでお部屋に上がります。こちらのお部屋の目玉はロボホン！ロボホンは何ができるかというと、電気やテレビをつけたり消したり、朝起こしてくれたり、ダンスもできるし歌も歌えます。物知りで質問すると答えてくれます。子供たちはしりとりして遊んでいました。なぜか子供の声への反応が鈍いですが、ゆっくり話すと理解してくれます。

お部屋から見える景色は完全に住宅街なので、この点は期待するのはやめましょう。

風呂トイレが別で、洗面台も独立。すばらしいです。廊下があり寝室との間に扉があるので、子供たちが眠った後も水を使う場合、扉を閉めさえすればいいので使い勝手が良かったです。

シャンプーなどはHAJIMARI オーガニックです。ノンシリコンなので敏感肌の方にも安心して使えます。

その他設備

確かお部屋にコーヒーは置いてなかったので、一息入れたかったらロビーにコーヒーの自販機があります。アイスの自販機はその奥に。子連れ家族に金を落とせと迫るUFOキャッチャーが並んでます。

近くにローソンとセブンイレブンがありますし、コインランドリーも近所にあります。歩いてすぐのところにドラッグストアのセイムスもあるので買い物に困ることはないでしょう。

朝食

朝食はいったんロビーから外にでて外の入り口から入ります。

まさかここでもジュラシックパーク気分を味わえるとは思っていませんでした。こんな凝った雰囲気のレストランがあるとは外観からは全く分かりませんでした。大きな恐竜の壁画に洞窟のような雰囲気です。どこまでも家族連れを喜ばせます。

もちろんBGMはジュラシックパーク…ではなく、忘れてしまいそうになりますがディズニーです。注意事項として、ディズニーは全然恐竜を推してこないので注意してください。特に恐竜好きな男の子だったりすると、本筋でないこちらにくいついてしまうかもしれません。

しっかりした内容ですね。恐竜チキンナゲット。遊び心があります。浦安やきそば。初めて聞きました。あさりが入ったレモン風味のやきそばらしいです。確かに舞浜はその昔あさりの産地でしたね。子供たちの喜びポイントは手作りパフェですね。自分でコーンフレークにアイスをのっけて好きなトッピングを載せます。アイスエリアだけは誰かしら子供がずっといました。

高級ホテルでもないのに、朝からアイスだしてくれるところは初めてです。子連れに本当にうれしいホテルだと思います。

さいごに

ロボットホテル、斬新で面白いです。人手不足の解消の為にもロボットでできることはロボットにやってもらうというコンセプトには大いに賛成です。ロボットに託すのは現実にはまだまだ問題点が多いでしょうが、この方式はホテルだけでなく、サービス業全般に広まっていくんでしょうね。これからこのホテルどう進化していくのか楽しみなところです。

遠さがネックになりますが、大人だけだったり、体力のあるお子さんであれば駅から歩くのと、近隣の新浦安のホテルまでバスで行くのと時間的にはそんなに変わらないのではないかと思います。もちろん無料シャトルバスを活用するのもありです。

ただバスは閉園直後は混雑するようなのでお気を付けください。お値段も優しいし、子供たちも喜ぶし、確実に記憶に残るホテルになることでしょう。恐竜好きのお子さんは絶対喜ぶと思いますが、その場合ディズニーへは先にいって、後泊をホテルにすることをおすすめします。