東京ディズニーリゾートには、オフィシャルホテルが6つあります。それぞれ特色のあるホテルばかりですが、実際選ぼうとすると、なかなか選ぶのも大変だったりもします。
そこでここでは、全10件全てのオフィシャル+パートナーホテルを制覇した私が、実際に泊まって朝食を食べて、おすすめできるオフィシャルホテルをまとめました。
皆様のディズニーのお役に立てればうれしいです。また、以下の記事もあるので合わせてご参照ください。
東京ディズニーリゾート オフィシャルホテル一覧
ではここからは、各オフィシャルホテルについてポイントを交えながらご案内します。
東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルは、以下の6ホテルになります。
- 東京ベイ舞浜ホテル ファーストリゾート(1986年7月開業、客室数696室)
- シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル (1988年4月開業、客室数1016室)
- ヒルトン東京ベイ(1988年7月開業、客室数828室)
- ホテルオークラ東京ベイ(1988年7月開業、客室数427室)
- グランドニッコー東京ベイ(1990年5月開業、客室数703室)
- 東京ベイ舞浜ホテル (2007年3月開業、客室数428室)
オフィシャルホテルの特典
これら6つのオフィシャルホテルに宿泊した場合には、以下のサービスが受けられます。
- チケット購入が可能
- ディズニーランド、ディズニーシーのチケットを、ホテル内で購入することができます。
- 入園保障
- 夏休みやGW等、最混雑期は入場規制がかかる事がありますが、その場合でもホテル宿泊者は入場が可能です。
- ディズニーリゾートの最新情報が利用可能
- 開園・閉園時間やイベント情報等、最新のディズニーリゾート情報をホテル内で受ける事ができます。
- ホテル内にディズニーオフィシャルショップ
- 各ホテルには、「ディズニーファンタジー」というオフィシャルショップがあり、こちらでディズニーグッズを購入する事ができます。
- バゲッジデリバリーサービス
- 舞浜駅前の「ウェルカムセンター」で荷物を預けると、ホテルまで届けてくれます。
- ステーションデリバリーサービス
- チェックアウト時に預けた荷物を、舞浜駅前の「ウェルカムセンター」で受取る事ができます。(有料)
- ホームデリバリーサービス
- 荷物を自宅まで送れる宅配便カウンターがあります。(有料)
楽天トラベルのホテル評価
私自身、国内ホテルに泊まる上で、楽天トラベルのホテル評価はかなりがっつり見ます。個人的にいろんなレビューがありますが、楽天トラベルのホテル評価は、かなり精度が高いと感じています。
2022年05月27日時点では、各ホテルのレビュー評価は以下の通りとなっていました。(リンクは各ホテルの楽天のレビューに飛びます)
ホテル名 | 点数 (5点満点。カッコ内はレビュー者数) |
---|---|
ホテルオークラ東京ベイ | 4.58点(9442件中) |
グランドニッコー東京ベイ | 4.43点(1014件中) |
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル | 4.33点(12830件中) |
東京ベイ舞浜ホテル | 4.24点(9537件中) |
ヒルトン東京ベイ | 4.17店(12421件中) |
東京ベイ舞浜ホテル ファーストリゾート | 4.03点(11192件中) |
個人的にはかなり納得感のあるレビューです。
1つだけ注意するとすると、グランドニッコーはブランド変わりたてで、現在全館大リニューアルが実施中です。綺麗なお部屋は本当に快適なので、その分点数が上がっているな、という感じはあります。
とはいえ、ブランド変更前も4.2~4.3点ぐらいでしたので、評価は良かったと思います。評価良かったホテルが、リニューアルで更に評判が良く、といった感じですね。
それ以外はこんなものだと思います。
結論:私がおすすめするオフィシャルホテル
このあと、実際に泊まって感じた各オフィシャルホテルのポイントをご紹介していきます。
ですが、その前に。私自身がおすすめだなと思ったオフィシャルホテルは以下の2つです。
まずはこちらから、おすすめポイントを交えながらご案内します。
おすすめホテルその1:シェラトングランデ・トーキョーベイ


しっかりとしたリゾートホテルに泊まりたいなら、やはりシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルがおすすめです。
やっぱりシェラトン。雰囲気が良いです。全体的にお値段が高くなりがちではありますが、やはり客室数1000室オーバーは伊達じゃないですね。
日本でもトップ20に入る圧倒的な客室数ですが、それを生かして朝食ビュッフェはバリエーションが非常に豊かですし、味もおいしいのでおすすめです。


首都圏のホテルではなかなか珍しいのですが、プールがきちんと併設されています。お庭あり、プールあり、チャペルあり、そしてシービューと、この立地でなかなかリゾートホテルっぽい感じを出してくるのはさすがですね。
個人的には総合点のシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル、といった印象です。
ただ設備面がちょっと子連れによっているな…という気も。ゲームセンターとか子供向けプレイグラウンドとかパターゴルフとか、子供が喜びそうな施設は結構あるのですが、ここら辺の施設は子連れじゃない人には微妙かもしれません。
そのあたりを踏まえると、次で紹介するグランドニッコー東京ベイもおすすめになってきます。
おすすめホテルその2:グランドニッコー東京ベイ


シェラトンが総合点なら、こちらは雰囲気重視の方にお勧めなホテルですね、グランドニッコー東京ベイ舞浜です。
こちらはシェラトンと比べておまけ設備はあんまりない(とはいえディズニーショップとかコンビニとかはあるので、普通に快適に過ごせます)のですが、その分お値段お安めになっているのがポイントです。
こちらはもうこの写真の雰囲気が気に入るかどうかです。気に入る方はこちらはすごいおすすめですね。こちらのホテルはとにかく雰囲気があっておすすめです。カップルとかには特におすすめです。


こちらに泊まるのであれば、レギュラーフロアは改装されておらずお部屋が微妙なので、こちらのレインボーフロアがおすすめになります。レインボーフロアは2021年に改装されたてになっていて、大変新しい設備になっています。とても快適に過ごせるのでおすすめですね。雰囲気も良いです。
あとこちらのホテル、朝食の質がものすごい高いと思いました。個人的には全オフィシャルホテルの中で、質は一番良いと思います。種類も結構多く、さすがにシェラトンよりはちょっと少ないかな、という感じはありますが、それでも十分なバリエーションなのでおすすめです。
グランドニッコー東京ベイ舞浜は、雰囲気重視の方に特におすすめですね。この写真見て気に入ったならこちらで問題ないと思います。
ただシェラトンほど子連れ向きの設備はないので、ファミリーの方はそこらへん要注意、といったところでしょうか。ただ私は子連れで行きましたが、なにせ雰囲気あるので子供の写真とりまくって大変満足しました。
各ホテルの特徴と選ぶポイントについて
6個あるとどう選んでいいの…?という気持ちになりがちですが、実は結構それぞれのホテルは特色があったりします。なのでわりと選ぶのは簡単です。
ここでは、それぞれのホテルについて、選ぶ際のポイントをまとめました。
なお、順番は私がおすすめする順番に並べています。
グランドニッコー東京ベイ


続いては「グランドニッコー東京ベイ舞浜」。2020年7月にグランドニッコーにリブランド。あわせて大規模リニューアルが実施されており、今現在舞浜エリアで一番リニューアル時期が新しいホテル。
というか現在もリニューアル実施中です。客室はリニューアル前と後の部屋が混在しているので注意して下さい。
ここのポイントはわかりやすいですね。
12階建の中心部を吹き抜けにした、特徴的なアトリウムがうり。この中で食べる美味しい朝食は絶品。


ここはもう最高に分かりやすいです。吹き抜けロビーが気に入るかどうかです。気に入らないなら不満に思うでしょうし、気に入れば印象的なホテルになるでしょう。
もう一個付け加えると、ここの朝食はレベル高いです。かなり。シェラトン舞浜と同じぐらいレベルが高いと感じました。甲乙つけ難いです。オークラニッコー系列は、台北、お台場、舞浜と利用した事があるのですが、全部朝食の満足度が高いです。安定感があって良いですね。


で、吹き抜けのアトリウム。いや素晴らしいですね。私が行った時は新成人なのかな?複数の女性が、着物を着て撮影してました。確かにここなら良い写真が取れるでしょうね…。真ん中に見える木の建物はチャペルだそうで、まあここならいい式があげられそうですね。
この吹き抜けは本当に雰囲気があります。圧巻です。
逆にこれが気に入らないと…。まあ朝食も美味しいし、お部屋もリニューアル後のお部屋は新しいしで十分なんですけどね。この吹き抜けが売りなので、ちょっと寂しくは感じてしまうかもしれません。これに魅力を感じるかどうかですね。私は好きです。
ホテルのレポートはこちらでまとめています。
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル


続いては「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」。
客室数1016室と、舞浜エリアでは一番大規模なホテル。舞浜どころか、日本全体でもトップ20に入る客室数を誇る、超大型のホテルです。
こちらのホテルを選ぶポイントはこちら。
シェラトンブランドのラグジュアリーホテル。規模感を活かした美味しい朝食と豊富な施設が売り。
お値段はややお高めですが、私自身としては迷ったらここが良いかなと。特にファミリーであれば、ファミリー向け施設が豊富なのでこちらがおススメです。
空気感がシェラトンですね。すごい良い感じです。カップルでもファミリーでも、安心して訪れる事ができるホテルです。
特にポイントとなるのは朝食でしょうか。こちらのホテルは、そもそも朝食が美味しいのに加えて、ホテルの台規模感を活かしてラインナップもとても豊富なものになっています。
私自身結構いろんなホテル行ってきたと思いますが、こちらの朝食は美味しさも種類も非常にレベルが高かったと思います。おススメです。
ホテルのレポートはこちらにまとめているので、よろしければ併せてご覧ください。
4.03 / 評価数13307人(楽天トラベル)
ホテルオークラ東京ベイ


続いて「ホテルオークラ東京ベイ」。客室数427は、オフィシャルホテルとしては最も少ない数。
実際問題、ホテルとしては400室もあれば十分大型ホテルなのですが、倍以上の客室数のホテルが林立する舞浜エリアだと、少なく感じてしまいますね。
ポイントはこんな感じでしょうか。
全室44㎡以上の広さを誇る、オークラホテルらしい高級感に溢れたホテル。落ち着いた時間を過ごしたいなら。


シェラトンが36~40㎡、ヒルトンが35~40㎡の客室が標準の中、一番狭いお部屋でも44㎡というお部屋の広さが快適性のポイント。
規模感は舞浜では大きくないため、設備が揃っているわけではありません。ですが、オークラ&ニッコーホテルらしい、安定感のあるサービスが売りです。
楽天トラベルのレビューでは、オフィシャルホテルでダントツのトップ。まあ、そうでしょうね、といった感じです。
日本人が好きな、王道の高級ホテルです。ただ雰囲気的には、ファミリーだとお子さんは退屈してしまうかもしれません。雰囲気を楽しむホテルですね。
ヒルトン東京ベイ


お次は「ヒルトン東京ベイ」。客室数828室は以前は舞浜トップだったのですが、2016年にシェラトンが増築したため、現在は舞浜2位の規模になっています。
こちらのホテルのポイントはこんな感じです。
ヒルトンらしい安定感のあるホテル。館内コンビニ併設は、オフィシャルホテルで唯一。
はっきり言えば無難なホテルです。とにかく無難。
ファミリー向けには売りがあって、ハッピーマジックルームというお子さんが喜ぶ仕掛けがあるお部屋があるんですよ、こんな感じです。


ファミリールームらしく、ベッドも4台ある部屋があります。大きいお子さん連れでも安心です。
あとは館内併設のローソン。これはね、助かるんですよかなり。舞浜エリア、まともな買い物ができるのは駅前のニューデイズとイクスピアリだけですからね。駅前出るにもバスでそこそこ時間かかって結構面倒(これはドのホテルもそう)なのですが、ここは館内にローソンがある。
なので夜お部屋でプチパーティーなんて時でも便利なのは嬉しい所。
…なんですが…。ファミリーにはこの2つは結構大事なポイントなんですが、子連れじゃないとちょっと弱いかなあ、という感じですね。
全体的に可もなく不可もなくで無難ではあります。ただ結構他のホテルがそれぞれ売りがあったりするので、そういうのを踏めるとちょっとインパクト弱いかなあ、と感じてしまうのは正直な所ですね。
楽天のレビューでもそんなに差があるわけではないのですが、下の方が定位置です。これはそういう事なんでしょうね。はっきりこれがダメ、というのがあるわけではなくて優秀なんですが、他と比べるとちょっと弱いかな、という…。
ファミリーだと良いと思うんですけどね。
ホテルのレポートはこちらにまとめていますので、併せてご覧ください。
東京ベイ舞浜ホテル ファーストリゾート


最初は「東京ベイ舞浜ホテル ファーストリゾート/舞浜」。その名前の通り、舞浜エリアでは、全ホテルの中で一番最初に開業したホテルです。
客室数は696室と中堅どころ。こちらのホテルを選ぶポイントはなんでしょうか。
ディズニーランドを全力で、お得に楽しむためのホテル。
ホテル公式のプロモーションビデオを見てみましょう。こういうのは「ホテルの自己紹介」なわけで、雰囲気をつかむには非常に大事です。
もう端的に行ってしまえば、オフィシャルホテルの中でも値段に割り切ったホテルです。オフィシャルホテルの中では一番安い値付けをされている事が多いです。
とはいえ、ディズニーを全力で楽しむんだ!だからホテル費用はそこまでかけたくない!という方、もちろんいると思います。そういう方にはうってつけなのかなあ、と思いますね。
特にランドへのアクセスは非常に便利です。
オフィシャルホテルでは唯一、ランド直通のシャトルバスが出ています。歩いても1キロかからないくらいなので、10~15分も歩けば付きます。オフィシャルホテルの中では抜群のアクセス条件ですね。(ほかのホテルは舞浜駅行きのバスで歩くか、ディズニーリゾートライン利用になる)
ただシーは直通のシャトルバスはなく、ディズニーリゾートライン利用になります。そしてディズニーリゾートラインからはちょっと距離があるのがこのホテルです。まあたいした差ではないですし、シャトルバスはあるので、そこまで気にしなくていいと思います。
4.09 / 評価数11566人(楽天トラベル)
東京ベイ舞浜ホテル


最後は「東京ベイ舞浜ホテル」。全オフィシャルホテルの中で、最も新しい2007年にオープンしたホテルです。客室数は428。一番少ないホテルオークラより1室だけ多い程度なので、舞浜としては小さい方ですね。
ここのポイント次の通りですね。
新しくて綺麗でお値段も抑え気味の高コスパホテル。予算抑えつつも快適に過ごしたいならここ。


舞浜エリアで一番新しいホテルだけあり、設備も全体的に新しいなと感じます。それ以上の売りは正直あまり無いのは本音ですが、その分お値段が抑えられているのは非常に重要なポイント。
コスパが高いな、といった感じですね。お部屋で快適に過ごせれば問題ない!という方に向いています。


注意点としては、設備面は弱めですね。コンビニとかディズニーファンタジーはありますが、それぐらいで、コインランドリーとかもないんですよ。その他設備は全オフィシャルホテルの中で一番弱いな、と感じました。
シェラトンとかヒルトンとかまでは求めないけど、でも新しいお部屋で快適に過ごしたいな、特にお部屋以外は求めないな、という方にお勧めです。
各オフィシャルホテルの選び方
では最後に、独断と偏見でそれぞれのオフィシャルホテルの選び方をまとめました。大体こんな感じで選んでいけば間違いないと思います。
こういう方は、「東京ベイ舞浜ホテル ファーストリゾート」がおススメです。
こういう方は、「東京ベイ舞浜ホテル」がおススメです。
こういう方は、「グランドニッコー東京ベイ」がおススメです。
こういう方は、「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」がおススメです。
こういう方は、「ヒルトン東京ベイ」がおススメです。
こういう方は、「ホテルオークラ東京ベイ」がおススメです。
さいごに


以上、ディズニーオフィシャルホテルについて、選び方をご案内しました。
個人的にはシェラトンか、グランドニッコー選んでおけば間違いないと思っています。この二つが良いですね。ただ予算とか求めるものは個々人で違うと思うので、あとは皆様の条件に合ったホテルを選んでいただければいいのかなと思います。
皆様の旅のお役に立てれば嬉しいです。