海外旅行等で外貨両替を安全にお得にする方法 現地レートはウェブで確認

海外へ訪れるときに必ず必要となる事といえば、外貨両替です。
現地のお金がなければ、現地で困るのは当たり前ですね。

この外貨両替、できる事ならなるべく損したくないもの。
ですが単純に損したくないと言っても、なかなか現地の事情に明るくないとどうしていいか分かりにくいものです。

日本の空港での両替は、通貨により、レートが良い場合も著しく損をする場合があります。
ここではどういう方法を取ればお得になるのか、そして損する場合でも何%程度の損になるのかをまとめました。
皆様の旅行のお役に立てば幸いです。

エリア別両替レートの傾向について

結論としては、どの国でもお得である万能の両替方法なんてものは、ありません。
国により物価や両替レートは異なるため、国によって最適な両替方法は異なります。
例えば、よくネットでは「クレジットカードならどの国でも最もお得!」とかそういう記事が多いです。
ですが、クレジットカードは先進国であればレートが良いですが、途上国では悪い事が多いです。
どの国でも通じる手法はありません。国に応じて変えていく必要があります。

なお、日本で両替する場合には、外貨宅配をお勧めしています。
外貨宅配自体、あまり聞きなれない方も多いと思いますが、ここ数年で新しく登場した、インターネットの申し込みで自宅まで外貨を郵送してくれるサービスです。
ドルやユーロ等の基軸通貨のレートは少し安い程度ですが、マイナー通貨の日本での両替レートがよい事が特徴です。
具体的な利用方法は後述します。

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  • 設立から5年以上と運営歴が長く、年間取引高80億円以上と取扱い実績が豊富。利用者の口コミも多い。
  • マイナー通貨の取扱いがあり、最低両替額の設定がないためいくらからでも両替が可能。
  • レートは国内最安値クラスで、概ね現地の空港並みか、空港より少し高い程度

 

とはいえ、この外貨宅配を含め、どの両替方法がいいかは通貨により異なります。
パターンとしては、アメリカ・EU諸国と、ドル・ユーロ以外の先進国(≒物価の高い国)と、途上国(≒物価の安い国)に分けられます。
これらの分類ごとに傾向は概ね似ており、傾向は以下の通りとなります。

アメリカ・EU諸国

主にアメリカ(米ドル)やヨーロッパ諸国(ユーロ)、イギリス(ポンド)の傾向は以下の通りです。

但しユーロ圏の場合、両替レートは国により違いがでるので気を付けてください。
日本人が多くいくようなフランス・パリなどは、概ね市中レートは日本と同等レベルです。
ですが、例えば(物価が安いはずの)ポルトガル等は日本円の両替レートは、悪めな場所もありますのでご注意を。
全体の傾向としては、概ね以下の通りとなります。

両替方法レート
傾向
メリットデメリット
FX(証券会社)利用〇~◎レート自体は最良証券会社への口座開設と各種手続きが必要
口座開設からだと概ね1~2週間期間が必要
出金1回あたりに手数料が必要
日本の空港や銀行空港で両替できる
日本の外貨宅配業者宅配で受け取れる宅配で受け取らないといけない
送料がかかる
現地でのクレジットカード利用ATMでどこでも引き出せる国の治安に応じ、スキミングに注意が必要
(キャッシングのみ)即時返済しないと利息がかかり高くなる
現地の空港空港で両替できるレートは安くても日本と同程度、日本より安いことはほぼ無い
現地のお店の場所や営業時間が把握しずらい
現地の市中両替店レートは安くても日本と同程度、日本より安いことはほぼ無い
現地のお店の場所や営業時間が把握しずらい

ドルとユーロに関しては、FXが一番安くなります。但し手間と時間が掛かる割に、差は大きくありません。
(1万円だと手数料分損するため、他の手段のほうが安いです。10万円で大体2000円程度得する計算でしょうか)
ドル・ユーロ圏に行くことが多く、現金を多く引き出す方は別ですが、年1~2回の旅行者の場合はお勧めできません。

基本的には日本の空港での両替か、外貨宅配での両替がお勧めです。
レートそのものは外貨宅配のほうが安いですが、宅配での受け取りであることと、両替額が少ないと送料が必要になります。
空港での両替は、若干レートが悪いもののその場で両替できます。
正直、差はそんなにないので、空港で両替しておきたいか、事前に宅配で受け取っておきたいかで選べばよいかなと思います。

現地に入った場合は、クレジットカードを利用したほうが外れは少ないです。
ただスキミング等、両替レート以外の治安面の問題は考慮する必要があります。
治安面に問題がない国であれば、基本カードでのショッピングを行い、現金は日本で両替したものを使うのが楽でしょう。

先進国(=物価の高い国)における両替の傾向

主に以下の国の通貨となります。(リンクが張ってある通貨は、更に具体的にいくらレートが違うのかを個別記事でまとめています)

等になります。概ねの傾向としては以下になります。

両替方法レート
傾向
メリットデメリット
FX(証券会社)利用取扱いが無い
日本の空港や銀行×空港で両替できるレートが著しく悪い場合が多く、お勧めできない
日本の外貨宅配業者日本国内では最安値レート
宅配で受け取れる
宅配で受け取る必要があり、送料がかかる
現地でのクレジットカード利用ATMでどこでも引き出せる国の治安に応じ、スキミングに注意が必要
(キャッシングのみ)即時返済しないと利息がかかり高くなる
現地の空港レートは日本と同程度
空港で両替できる
現地のお店の場所や営業時間が把握しずらい
現地の市中両替店レートは日本と同程度、
場合により日本より安い
現地のお店の場所や営業時間が把握しずらい

これらの通貨は、日本の空港や銀行での両替はおすすめしません。
10000円あたり500円以上損する事が多いです。

基本的には現地の市中の両替店のほうが、安い場合が多いです。
ただ差額はそんなに大きくない(1万円当たり50円~200円程度)ですね。
このあたりの国は、治安も比較的良好な事が多く、市中の両替も心配は少ないと思います。
現地や海外に慣れていない場合、事前に現金を準備しておきたい場合には日本の外貨宅配がお勧めです。
ある程度現地や海外に慣れている場合や、当日準備したい場合は現地の空港で両替で良いでしょう。
どちらかでまとまった額を両替しておき、市中では不足分だけ両替するようにすると時間のロスが防げるでしょうか。

このあたりの国までは、クレジットカードもそこまで大きく差はでません。
シンガポールくらいは市中のほうが良いかもしれませんが、あとは同程度ですね。
お好みで選んでいただければいいかと思います。

途上国(=物価の安い国)における両替の傾向

主に以下の国の通貨となります。(リンクが張ってある通貨は、更に具体的にいくらレートが違うのかを個別記事でまとめています)

等です。 概ねの傾向としては以下になります。

両替方法レート
傾向
メリットデメリット
FX(証券会社)利用取扱いが無い
日本の空港や銀行×空港で両替できるレートが極めて悪い
日本の外貨宅配業者日本国内では最安値レート
宅配で受け取れる
宅配で受け取る必要があり、送料がかかる
現地でのクレジットカード利用ATMでどこでも引き出せる国の治安に応じ、スキミングに注意が必要
(キャッシングのみ)即時返済しないと利息がかかり高くなる
現地の空港レートは日本より良い
空港で両替できる
現地のお店の場所や営業時間が把握しずらい
国によっては、ぼったくられる可能性がある
現地の市中両替店レートは最安値現地のお店の場所や営業時間が把握しずらい
国によっては、ぼったくられる可能性がある

このあたりの通貨は、日本の空港や銀行での両替レートが著しく悪いです。
10000円当たり1000円以上、インドネシアルピアだと3000円以上損する場合もあるためかなりお勧めできません。

このあたりの国々だと、基本的には現地の市中両替店が最も安くなります。
ただ差額は、10000円当たり500円以下である事が多いです。
また、特にフィリピンやインドネシアは、治安も悪く両替時にぼったくられる可能性があります。
現地の不安度に応じて、不安であれば差額もそこまでないことから、ある程度日本で両替して持ち込んだほうが良いでしょう。
逆に現地に不安がないようであれば、現地での両替を多めにしたほうがお得です。
特にタイは空港ですらレートが著しく良い場合があるので、丸ごと現地でも良いかと思います。

具体的な両替レートの差額について

両替レートの傾向については上記の通りですが、実際の差額はいくらくらいになるのでしょうか。
2018/3/5のレートを元に、両替場所別に最安値と比べたら何%高くなるのかをまとめました。
タイミングにより変わるため、最新情報は別途確認が必要ですが、だいたいどのくらいの差があるのか傾向が把握できるかと思います。
また現地については、銀行レートを記載しています。これは空港レートは概ね(一部例外はありますが)銀行レートである事が多いためです。

例えば、5%と記載されていた場合には、10000円両替した場合に最安値より500円分損している事を表しています。
逆に0%となっている場所は、最安値の場所です。こちらは色を付けて示します。

通貨日本国内海外現地
空港外貨
宅配
銀行市中
両替
北南米アメリカ ドル0.05%0.00%?1.85%
カナダ ドル8.53%1.33%1.52%0.00%
ヨーロッパEU ユーロ0.41%0.00%?0.02%
イギリス ポンド2.46%0.00%?1.88%
東南アジア中国 元6.71%0.00%0.31%
台湾 ドル10.96%1.86%0.00%
香港 ドル16.68%2.29%0.96%0.00%
シンガポール ドル4.43%1.16%0.00%0.42%
タイ バーツ12.64%4.24%2.19%0.00%
マレーシア リンギット14.91%2.73%0.14%0.00%
インドネシア ルピア30.29%8.88%1.06%0.00%
フィリピン ペソ15.15%3.44%4.43%0.00%
オセアニアオーストラリア ドル6.57%0.00%7.88%0.60%

一部「?」になっている場所は調べ切れていない場所です、すいません・・・。適宜追加します。
また中国、台湾については両替が原則銀行で、となっているので、銀行レートのみ記載しています。

ポイントは、日本の空港の両替が著しく悪い場所がある事でしょうか。特にインドネシアルピアは30%越えにもなります。
ドル・ユーロ・ポンド以外の通貨は日本の空港では両替しない。
ここさえ守っておけば、大体は3%以下の差額に収まります。(一部高いものはあるので、ここは要注意です)
この程度の範囲であれば、個人的にはどこで両替してもいいかなと思います。

両替方法別のメリット・デメリット

一言で両替といっても、様々な方法があります。
具体的には以下の6種類あり、それぞれメリット・デメリットをまとめました。

日本国内での両替

FX業者を利用した両替

  • メリット
    • レート自体は非常に安い
  • デメリット
    • 口座開設後、入金~申し込みが必要で手間と時間(口座開設からだと1週間以上)がかかる
    • 1件の出金事に、固定の事務手数料(数百円レベル)がかかる事が多い
    • 安くなるのは主要通貨に限られる

レート自体は著しく安い事が多く、特にドルやユーロで安くなります。
ですが数万円だと逆に高くなることがあり、例えば10万円両替するとやっと、2千円程度安くなるレベルです。
反面、両替までの手間がかなりかかるのはデメリットですね。

ドルやユーロ等に、多額の両替をするのであればよいと思います。
例えば100万円両替すれば、万の単位で金額が変わってくるためおすすめです。
ですが大体の旅行者は数万円~多くて10万円程度の両替がほとんどだと思います。
このレベルの金額の両替の場合には、手間と時間が掛かる割そんなにお得ではないかなと思います。

日本国内の両替専門店や銀行

  • メリット
    • 日本の空港でその場ですぐ両替できる
    • メジャー通貨はレートが良い
  • デメリット
    • マイナー通貨のレートが著しく悪い

マイナー通貨だけは、ここで絶対両替してはダメです。
ひどい例をあげると、トルコリラあたりは1回トルコリラにするだけで手数料が40%取られています。
例えば、とある日のレートで算出します。10000円をトルコリラにしてその場で日本円に戻すと、約2182円で戻ります。
往復した手数料だけで、8000円近く取られているのです。

さすがにこれは一番ひどい例で、40%はさすがに少ないですが、それでもマイナー通貨は10~20%取られることはざらです。
マイナー通貨は本当にお勧めできません。

反対に、ドルとユーロはレートが良いです。
後述する外貨宅配の場合、少額だと送料がかかります。少額の場合はこちらのほうが効率が良い場合も多いです。

基本的には10万円以下程度の両替であれば、空港でも外貨宅配でも差が出ても数百円レベル。
空港で両替したいか、事前に受け取っておきたいかで選んでもらえれば十分かなと思います。

外貨宅配

  • メリット
    • 各通貨のレートが安定して安い
    • 特にマイナー通貨は日本国内最安値である事が多い
    • 出発前に外貨の準備を終わらせておくことができる。
  • デメリット
    • マイナー通貨は概ね現地空港並みで、現地最安値までは行かない
    • 一定金額以下だと、送料がかかる。(外貨両替ドルユーロの場合、10万円以下・銀行振込の場合で400円)
    • 出発前に書留を受け取らなければいけない。

特にマイナー通貨の場合、日本で両替する場合には外貨宅配一択です。
通貨にもよりますが、レートは現地空港並みであることが多いです。
最安値から比較しても大体3%~多くて5%程度の損なので、空港と比べると著しく損をする、という事もありません。

特に治安面に不安がある場合や、海外旅行に慣れていない場合には、外貨宅配で多めに両替しておいたほうが良いでしょう。
治安面に不安がない場合や海外に慣れている場合は、一部を外貨宅配して準備した上で、市街地の両替で都度両替するのがおすすめです。
(タイ・スワンナプーム空港等は空港レートが著しく良かったりしたりと、一部例外はありますが概ねの傾向です)

現地での両替

クレジットカードによるATM引き出し

  • メリット
    • レートは日本の外貨宅配、もしくは現地空港と同程度と安い。
    • ATMなので、お金はごまかされない。
  • デメリット
    • 最終的にいくらになるのかの計算が面倒。
    • マイナー通貨の場合には、現地の両替店のほうが安い。
    • クレジットカードはキャッシング扱いになるため、即時返済する必要がある。
    • スキミングされる危険性がある。

クレジットカードによるATM引き出しは、安定的に安いです。
概ね日本の外貨宅配や、現地空港と同程度です。

但し、使い方を注意しないといけないのがデメリットでしょうか。
まずクレジットカードはキャッシング扱いになりますので、返済期間が延びれば伸びるほど利息がつきます。
即時返済を意識しないといけないのがデメリット。
あとは金額計算が非常に面倒です。
国際ブランド(Visa、マスターカード、JCB等)によってレートも違いますし、さらにカードそのものによっても外貨取扱手数料が違います。
正直利用タイミングによることも多く、一概にどれがどうやすいと言えないのがデメリット。
カードにもよるのですが、大体の傾向として2%前後が目安になります。

個人的にはこれするぐらいなら空港の両替店のほうが良いと思います。
ただ、首都の空港でも両替をごまかされるフィリピンのような国もありますので、こういった場合にごまかされないのはメリットですね。

現地の空港での両替

  • メリット
    • 東南アジア等物価が安い国の場合は、日本より両替レートが安い事が多い
  • デメリット
    • 東南アジア等物価が安い国でも、市中よりはレートは高い
    • アメリカやヨーロッパ諸国の場合には、日本と変わらないか、日本より両替レートが高いことがある
    • 場所や営業時間が分かりにくい場合がある

海外に行く場合、どうしても日本国内か現地の空港までに両替しないといけません。
空港から外に出る場合に現地の通貨が必要になるためです。

アメリカやヨーロッパ諸国の場合は問題ないのですが、物価の安い東南アジア諸国は市中が一番安いレートの場合が多いです。
このあたりが悩みポイントになるでしょうか。

とは言え、このあたりの通貨は日本でも現地の空港でも、損はしますが10000円当たり300円~高くても500円程度の損です。
通貨は必要になるので、ある程度はここまでに準備せざるを得ません。
そこまで大きく損をするわけではないので、治安面や現地への慣れを踏まえて、好みの場所で両替すればよいかなと思います。

現地の両替店での両替

  • メリット
    • 東南アジア等物価が安い国の場合、両替レートは最安値です。
  • デメリット
    • アメリカやヨーロッパ諸国の場合には、日本と変わらないか、日本より両替レートが高いことがある
    • 治安面で不安のある国の場合には、ぼったくられる可能性がある
    • 場所や営業時間が分かりにくい場合がある。

とにかく東南アジア等物価が安い国の場合は、安いのがメリットです。
現地にある程度慣れている場合には、両替所もある程度把握しているため、この手段を選ぶ人も多いです。

ただ特にフィリピンやインドネシアの場合は、治安面での不安もあるため、慣れていない人は十分注意して利用する必要があります。
日本で両替しても、差額は数%に収まる事が多いです。
あとは治安リスクとどの程度得するかを天秤にかけて、判断したほうがいいでしょう。

逆にタイや台湾といった、治安が比較的良好な国では、(警戒はもちろん必要ですが)チャレンジしてみるのもおすすめです。

日本の空港における、具体的な両替の手数料について

通貨の両替レートは、基本的には1個しかありません。
テレビのニュースでよく見る、為替市場は1ドルXXX円、というあれです。
ですが、外貨両替店では、外貨の購入と売却で異なる2種類のレートが出ています。
これは、為替市場の価格から、それぞれ手数料と利益をのっけた金額を両替店が提示しているためです。
つまり、両替店が提示しているレートには、既に手数料や利益が含まれているという事になります。

この乗っけている金額が少ない通貨は日本で両替するべきですし、逆に多い通貨は現地で両替したほうが安いです。
では各通貨ごとに、どのくらいの金額がのっけられているのでしょうか。

例えばアメリカドルが、購入レートが110.00円、売却レートが105.00円だったとします。
この場合、為替市場のレートは中央である107.50円程度です。(もちろん例外もあります)
両替店は、購入されたときでも売却されたときでも、そのまま為替市場に戻せば2.50%の利益が出る仕組みです。
逆に利用者からすると、購入した時にはすでに2.50%損している、とも言えます。
ただ両替店は旅行で使いやすい金種を用意したり、為替リスクを負っていたりと手間もかけていますので、これは必要な経費です。
しかし利用者からするとこの額はすくなければ少ないほうがいいので、あとは少ない場所をさがしてそこで両替する、という事になります。
ここではこれを手数料率と呼びます。両替店が手数料としてもっていっている金額、という意味です。

では通貨ごとに、たとえば購入しただけでどれだけ手数料率がもっていかれているのでしょうか。
成田空港が経営する外貨両替専門店、GPAがオンラインで出しているレートを元にまとめています。
レートは2018/3/1時点のものです。

 地域通貨 購入レート 売却レート手数料率
北南米アメリカ ドル109.23104.032.38%
カナダ ドル91.774.59.38%
メキシコ ペソ7.663.6626.11%
ブラジル レアル40.8724.8719.57%
ヨーロッパヨーロッパ ユーロ133.76126.062.88%
イギリス ポンド157.75135.756.97%
スイス フラン117.79107.994.16%
スウェーデン クローネ15.1610.5615.17%
デンマーク クローネ19.7615.1611.64%
ノルウェー クローネ15.7911.1914.57%
チェコ コルナ5.874.3712.78%
ポーランド ズロチ36.5425.7414.78%
ハンガリー フォリント0.490.3316.33%
ロシア ルーブル2.391.3920.92%
アジア韓国 ウォン0.1110.084411.98%
中国 元18.4615.049.26%
台湾 ドル4.093.1411.61%
香港 ドル15.9711.3114.59%
シンガポール ドル85.2975.635.66%
タイ バーツ3.82.9810.79%
マレーシア リンギット31.1823.1812.83%
インドネシア ルピア0.01020.005224.51%
フィリピン ペソ2.371.7712.66%
ベトナム ドン0.00540.003814.81%
オセアニアオーストラリア ドル91.0973.099.88%
ニュージーランド ドル84.5668.319.61%
パシフィック フラン1.260.9213.49%
フィジー ドル63.0942.2916.48%
中東・アフリカトルコ リラ46.0510.0539.09%
サウジアラビア リヤル32.9823.9813.64%
UAE ディルハム33.5824.5813.40%
エジプト ポンド9.542.5436.69%
南アフリカ ランド12.046.0424.92%

以上の通りとなります。
例えばドルであれば手数料率は2.38%、ユーロであれば2.88%。
有名どころの通貨で、これは割合としてかなり低めです。
アメリカいったりヨーロッパ行ったりしても、現地の両替店はこのくらいの手数料率をやはりもっていきます。
場合によっては現地の両替店はこれ以上の割合もっていくこともあります。
そのため、日本で両替したほうがレートが良い場合が多いです。

一方、悪いのはトルコリラの39.09%や、エジプトポンドの36.69%。
例えば1万円両替したとして、トルコリラだとその時点ですでに3,909円分損しています。
かなりの額です。
ちなみに現地トルコだと、現地最大の銀行イシュバンクの手数料率は同じ日で0.27%でした。
1万円両替したとして、損するのは27円です。その差3882円。1万円の両替でこの差は大きすぎますね。
ただトルコリラ、為替リスクがとにかく高いんです。
ここ10何年レートが下がり続けている通貨で、政情不安も抱えています。
そんな通貨、日本からすると扱いたくない、というのが本音です。
そういった所がこういったレートに出てきています。

現地の最安値の手数料率について

上記は日本の空港で比較しましたが、では現地の最安値の手数料率はどの程度になっているでしょうか。
以下の通りまとめました。
こちらも2018/3/5時点のレートでまとめていますので、タイミングにより前後する可能性がある事には注意してください。

通貨名手数料率
アメリカ ドル2.88%
カナダ ドル2.04%
EU ユーロ2.70%
中国 元1.85%
台湾 ドル1.74%
香港 ドル0.47%
シンガポール ドル1.52%
タイ バーツ0.17%
マレーシア リンギット0.54%
インドネシア ルピア1.05%
オーストラリア ドル4.30%

大体物価通りになっていることがこちらから分かるかなとおもいます。
先進国で高く、途上国では安いことがおおいですね。
特に東南アジア、タイが優秀です。
このタイの優秀さにより、実はこんなこともあります。

豆知識:日本円をどの通貨に両替する場合でも、タイの市中でやると安い場合が多い

いろいろ両替について書いてきましたが、最後に豆知識。

実はどんな通貨の両替でも(タイバーツが関係ない、円⇒ドルや円⇒ユーロといった両替でも)タイでやると安い場合が多いです。
特に先進国の通貨同士はタイで行うと非常に効率が良いです。
これはタイに外国人観光客が多く、市中に両替店が豊富にあり、さらに物価も安い事に起因しています。

さすがに先進国通貨からマイナー通貨にかえようとすると、差は少ないか少し悪い事もあります。
ただ治安の良さを考慮すると、タイでの両替はそれでもお得ではないでしょうか。

問題は、活用できそうなケースが少ない事ですね。
タイ+治安が悪い東南アジア、とか、タイ+カンボジア(米ドルが主流のため)とかの場合は活用できそうでしょうか。
タイに行くことがある方は頭にいれておいてもいいかもしれません。

まとめ

両替についていろいろ書いてきましたが、個人的には旅行であれば、あまり最安値を求めても仕方ないかなと思います。
慣れない場所での両替は、時間と手間がかかります。その時間を、観光時間にあてたほうが有意義かなと。
正直(一部を除けば)数%の差の世界です。
著しく悪い場所を避ける、という事だけ覚えておいて、あとは旅をしやすいようにプランニングするのがお勧めです。

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