マレーシア観光案内 おすすめ都市&有名スポットの選び方・ポイントまとめ

マレーシアへ行きたい!と思った方も、いざ観光プランを考えるとなると、どこへ行っていいのかよくわからないですね。
もちろん、可能であれば全部の場所を見て回りたいですが、実際は時間と予算の制約もあるため訪れることはできません。

「ツインタワー」「ボルネオ島」「ナシゴレン」といったキーワードはご存知な方も多いです。
でも、このキーワードからさらにもう一歩踏み込んで、具体的なプランを立てるとき。
どんな都市へ行って、どんな観光スポットへ訪れればいいのでしょう?
自分にあった観光スポットはどこなのでしょうか?

ここでは、マレーシアの代表的な都市&観光スポットについて、観光のポイントをまとめてみました。
マレーシアに行こう!と思った方が、マレーシアのここにいこう!と一歩踏み込んだ具体的なプランを立てられるように。
参考になれば幸いです。

もしよろしければ、以下のマレーシア関連の記事も併せてご覧ください。

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もくじ

マレーシア主要都市の選び方

マレーシアの主要な観光都市は、それぞれ以下の通りになります。
それぞれの都市のお勧めポイントについてまとめてみました。

なお、マラッカはクアラルンプールに近いため、基本的にはセット観光になります。
よほどマレーシアの文化に興味がない場合以外は、セットで行くと楽しめます。

  1. クアラルンプール&マラッカ
    • キーワードは「首都」「都市観光」「世界文化遺産」
    • 5つ星ラグジュアリーホテルが、世界で一番安い事が特色。美味しいごはんや高給ホテルを、格安で楽しんで豪遊したい人にお勧め。観光面では世界文化遺産に認定されたマラッカを楽しむことができます。
  2. ランカウイ島
    • キーワードは「リゾート」「世界ジオパーク」
    • 海や森等の、自然と一体化したリゾートホテルがたくさん。リゾートホテルでスローなおこもりライフを楽しみたい人にお勧め。
  3. ペナン
    • キーワードは「リゾート」「世界文化遺産」
    • ビーチリゾートと世界文化遺産のどちらも楽しめる都市。リゾートライフも観光もどっちも楽しみたい人にお勧め。
  4. コタキナバル(ボルネオ島)
    • キーワードは「リゾート」「世界文化遺産」「都市観光」
    • 世界自然遺産に認定されたボルネオ島の自然遺産が特色。有名リゾートもあり、リゾートも自然も都市も全てを楽しみたい人にお勧め。

ここに記載した都市全部に行ければいいですが、実際は日程を考えた場合、行けて1~2都市が精いっぱいなのが現実です。
選び方をまとめてみました。

日程的に1都市しか行けない場合

日程的に1都市しか行けない場合、選ぶポイントは以下の通りになります。
なお、マラッカはクアラルンプールに非常に近いため、基本的にはセットでの観光となります。

  • クアラルンプール+マラッカ
    • クアラルンプールではリゾートが楽しめません。リゾートは諦めて、都市型の観光を選ぶ場合はこちら。
    • 物価が安いため、高級ホテル+高級レストランを格安で豪遊でき、かつ世界文化遺産の観光も楽しめます。
  • ランカウイ島
    • ランカウイ島は、マレーシアらしい!といった特色ある観光スポットは少ないです。(自然が好きな人にお勧めのスポットはあります)
    • 自然が売りの高級リゾートホテルで、ホテルにこもるような、欧米型の休暇を味わいたい場合はこちら。
    • 町自体はかなり田舎町ですので、全体的にのんびりゆったりと落ち着いたお休みが味わえます。
  • ペナン
    • マレーシアの世界文化遺産も楽しみたいし、でもリゾートへも行きたい場合に。
    • リゾートホテルを拠点に、世界文化遺産の観光やレストランが楽しめます。
  • コタキナバル(ボルネオ島)
    • ボルネオ島の大自然を楽しみたい人には特にお勧め。
    • リゾートもあり、世界自然遺産もあり、コタキナバルはそこそこ大きい都市ですのでショッピングも楽しめます。

どのリゾートを選ぶか迷った場合

こうかくと、ランカウイ島、ペナン、コタキナバル(ボルネオ島)で迷われる方は多いです。
それぞれ特色があるので、選ぶポイントは次の通りになります。

  • ランカウイ島を選ぶポイント:あまり動き回らず、とにかく落ち着いたお休みを過ごしたい場合に。のんびり派はこちら。
  • ペナンを選ぶポイント:マレーシアの文化面の観光と、リゾートをセットで楽しみたい場合に。アクティブ派はこちら。
  • コタキナバル(ボルネオ島)を選ぶポイント:ボルネオ島の自然観光と、リゾートをセットで楽しみたい場合に。アクティブ派はこちら。

あまりあくせく動き回らないのんびりした休暇は圧倒的にランカウイ島です。
反対にある程度アクティブに動き回りたくて、文化的な観光を中心にしたいならペナンです。
同じくアクティブに動き回りたくて、自然の観光を中心にしたいならコタキナバル(ボルネオ島)です。

日程的に2都市行ける場合

2都市行ける場合には、「都市観光」+「リゾート」の組み合わせで訪れるのがお勧めです。
この場合、都市観光として、クアラルンプール+マラッカへ訪れることをお勧めします。

この上で、あと1都市、リゾートをどう選ぶかです。
個人的には選ぶならランカウイ島かコタキナバルをお勧めします。
理由としては、ペナンは観光面ではマラッカと被り、リゾート面ではボルネオ島と被ります。
1都市でどちらも楽しみたい場合にはペナンは最適です。
ですが2都市いけるのであれば、より特色がはっきりと出るリゾートの、ランカウイ島かボルネオ島を選ぶのをお勧めします。

  • クアラルンプール+マラッカ&ランカウイ島のプラン
    • 落ち着いたリゾートライフを楽しみたい方はこちら。ホテルの落ち着いたプライベートビーチでのんびりしながら、大自然に身を委ね、ゆっくりできます。
    • 半面、観光スポットは多くなく、ホテルばっかりでのんびりすることが退屈と感じる人には向きません。
  • クアラルンプール+マラッカ&コタキナバル(ボルネオ島)
    • ボルネオ島の大自然をアクティブに楽しみたい人にお勧め。キナバル山やリバークルーズといったボルネオ島の自然や、豊富なビーチアクティビティを楽しめます。
    • 半面、観光客も多く賑やかなため、せっかくリゾートにきたならゆっくり過ごしたいと感じる人には向きません。

対比するのであれば、「静」のリゾートのランカウイ島と、「動」のリゾートのボルネオ島といったところでしょうか。
こればっかは完全に好みですので、ご自分に合ったほうを選んでください。

なおコタキナバルを選ぶ場合には、コタキナバルの都市観光はばっさりカットしましょう。
クアラルンプールとマラッカに行った後にコタキナバルの都市観光しても、似たような感じですのであまり楽しめないと思います。

マレーシア主要都市の観光ポイント

続いてマレーシアの各都市の観光ポイントをご案内します。

クアラルンプール+マラッカ

クアラルンプールではラグジュアリーホテル&レストランを格安で楽しめる

クアラルンプールは、東南アジア有数の発展を遂げたマレーシアの首都。
都市観光は、どこの国でも似たような感じになっていまいがちですが、クアラルンプールでもそれは正直否めない所です。
ただクアラルンプールは後述する、世界文化遺産であるマラッカが近いです。
マレー文化の観光を楽しむのであればセットでマラッカを訪れましょう。

クアラルンプールの観光のポイントは、リーズナブルに豪遊できることがあげられるのではと思っています。
マレーシア全土で物価がほぼ三分の一程度です。
これはリッツカールトン、シャングリラといった高級ホテルの宿泊も、高級なホテルランチも例外なく三分の一程度になります。
東京都心で30万かかるような豪遊を、10万程度で楽しむことができるのです。
シャングリラのスイートに泊まりながら、昼はリッツカールトンでホテルランチをいただく。
そしてマレー文化の観光を楽しみながら、合間にショッピングも。
クアラルンプールではそんな観光を楽しむことができます。

クアラルンプールの主要な観光スポットについては、別記事でまとめています。

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マレーシアの物価については、別記事でまとめています。

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マラッカでは世界文化遺産にも認定されたマレーシア文化を楽しむ

マレー半島は古くからマラッカを中心に発展してきました。
実は、クアラルンプールが中心地となったのは、ここ100年程度のお話。
マラッカは海上交通の要所として欧州国家に狙われ、ポルトガル⇒オランダ⇒イギリスと各国の植民地支配を受けてきました。
この際にマレー文化と西欧の文化が入り混り、マラッカには様々な観光スポットがあります。
これらは世界遺産にも認定されました。

街自体はコンパクトにまとまっています。クアラルンプールからは片道2時間程度。日帰り旅行でも、十分楽しめます。
マレーシアの歴史と文化を味わうためには、この町は外せません。

マラッカの観光スポットについては、別記事でまとめています。

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ランカウイ島

正直、聞いた事がない方も多い島なのではないでしょうか。
タイ国境の、屋久島より一回り小さいくらいの、あまり大きくない島です。
観光名所もそれほど多くはなく、島自体、一日もあれば観光が終わってしまいます。
ですが近年開発が進められている、マレーシアではトップクラスのリゾートアイランドです。

この島の魅力は、熱帯の大自然とたくさんの野生生物が存在すること。
そして何より数多くの欧米型リゾートホテルが存在すること。
特にランカウイ島では最古参の高級ホテル、「ザ・ダタイ」が有名です。
島自体は観光目的で開発された島ですはありますが、国の方針で、観光開発には制限がなされています。
そのため数多くの自然が残された島です。

ランカウイ島では、特に何か目的があって時間を過ごすわけではありません。
観光客も多くは無く、高級リゾートホテルはプライベートビーチが整備されているため、人影もあまり多くありません。
森と海の自然と一体化した高級リゾートで、自然だけを楽しみそれ以外は特に何もせず過ごすことになります。
この「何もしない」が楽しめるか、自然だけで過ごせるか、が選ぶポイントになります。
この時間を、おちついた時間を過ごせて楽しかった、と評価するか、何もすることがなくて退屈だった、と評価するか。
ランカウイ島の評価が大きく変わり、向き不向きがはっきりするポイントとなります。

自然だけの落ち着いてのんびりしたリゾートで過ごしたいのであれば、迷わずランカウイ島を選択してください。
自然も好きだけど、活発的なアクティビティも楽しみたいのであれば、コタキナバル(ボルネオ島)を選ぶことをお勧めします。

ランカウイ島全体のガイドは別記事にまとめています。

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ペナン

ペナンはランカウイ島やボルネオ島と比べると、自然のアクティビティは少ないです。
ですがこの島の売りは何といっても、世界文化遺産にも認定されたジョージタウン。
そしてシャングリラやパークロイヤル、ヒルトンをはじめとした各種リゾートホテル。
リゾートとマレーシア文化の二つを一緒に楽しめる島はここしかありません。

観光もリゾートもセットで楽しみたい場合には、ペナンがおすすめです。

コタキナバル(ボルネオ島)

具体的なイメージはなくとも、なんとなく「ボルネオ島」という単語は聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
ボルネオ島は世界で3番目に広い島で、その広さは日本の全面積の2倍ほどもあります。
ボルネオ島のマレーシア領エリアだけでも、日本の本州に近い面積がある、非常に広大な島です。
その中で育まれた独自の生態系は、観光客を非常に楽しませてくれます。

この島のポイントはキナバル山・グヌンムル国立公園の2大世界遺産をはじめとした、自然のアクティビティが多く用意されていること。
上記写真は東南アジア最高峰のキナバル山(富士山より高いです)です。
これらを初め、ラフレシア等の熱帯植物や、野生のオランウータンやテナガザルが生息する大自然に溢れた島です。
また、ガラマ川に代表されるリバークルーズでは、人の少ないボルネオ島の奥深くまで行くことになります。
ここでは猿やワニなどの野生の動植物の姿、美しい夕景、幻想的な蛍の姿を体験することができます。

そしてボルネオ島最大の都市はコタキナバル。
ボルネオ島の観光はここが起点になります。
市街地にはショッピングモールも多く、自然観光の谷間で町中のショッピングも楽しめます。
このように多種多様なアクティビティが楽しめるのがボルネオ島のポイントです。

ボルネオ島もランカウイ島も、自然がたくさんある島です。
その一番の大きな違いは、落ち着き度合いでしょうか。
ランカウイ島は島全体がとても落ち着いた島で、特に各リゾートホテルでは原則そこの宿泊者しかいなません。
人影も少な目で、とにかく徹底して落ち着いてのんびりした時間をすごせるのがランカウイ島のメリットです。

一方コタキナバルは、街が栄えており、アクティビティが豊富に整備されていることから、人が多い場所も多く、島全体がにぎやかです。
様々なアクティビティへの参加や、街歩きを重視しており、落ち着きを求めていない場合はコタキナバル(ボルネオ島)を選ぶとよいでしょう。

コタキナバル(ボルネオ島)の観光に関するガイドは別記事にまとめています。

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まとめ

マレーシアの主要観光スポットについて、選び方と観光のポイントをまとめました。
人の好みが出るところではありますが、私個人のお勧めは「ランカウイ島」+「クアラルンプール&マラッカ」のセット訪問です。
ゆったりしたリゾートと、都市での豪遊と、マレーシア文化のすべてが楽しめ、個人的には大ヒットでした。
是非皆様も、マレーシアで充実した休暇を過ごしてみてください。

もくじ