外貨両替ドルユーロは怪しいの？実際に使って・行ってみて調査しました

「外貨両替ドルユーロ」は、外貨を郵送で両替することができる、人気のサービスです。創業2012年、既に10年以上両替サービスを提供している大手サイトですね。

…なのですが、そもそも日本で「外貨両替」のお店で有名なお店というものがなく。すべてのお店の知名度が低い、といってもいい状態です。

なので、「外貨両替ドルユーロ」に関しても怪しい？大丈夫？なんか不安…と思われる方も多いと思います。例えば、以下のような不安ですね。

私個人的には、何度も使っていてトラブルもなく便利に使っています。ただ、とはいっても聞いたことが無いから不安…という方も多いと思います。

そこでここでは私自身が実際に両替した様子・実際に店舗へ訪れた際の様子をまとめました。

外貨両替ドルユーロの評判は？

まず評判として、Google mapの評判を見ていきましょう。私が確認した時点（2023/6/20）では、…

普通に高評価ですね。最新情報はGoogle Mapのレビューを参照してください。口コミも直接こちらから参照できます。

口コミの内容としては、以下のような評価がありました。まずは良い意見から紹介します。

といった内容で、レートの良さや対応のスムーズさを評価する声がよく上がっていました。またその結果として、旅行を快適に楽しめたといった声が上がっています。

その一方で、以下のような悪いと評価する意見も見受けられました。

というようなものがありました。

郵送に関しては、最近郵便局の配送は日数がかかるので注意が必要です。郵便局のお届け日数は郵便局のサイトで確認できるのでご覧ください。発送元の郵便番号は「107-0062」（赤坂郵便局所管）になります。

郵送自体は郵便局の簡易書留ですし、追跡も可能なのでその点は安心です。ただ、簡易書留なので対面受取が必要です。場合によっては最寄り郵便局の時間外受付（ゆうゆう窓口）なども検討してください。このあたりは郵便局のサービスがどんどん悪くなっているので残念ではあります…。渡航前の早いタイミングで申し込むことをおすすめします。

「レートを勝手に変えられる」に関しては、ドルユーロのこちらに説明があります。外貨購入の場合、11時がレート更新時刻なので、11時をまたいだ取引に関してはレートが変更になります。これはタイミングによるものなので、ご注意ください。また、売却の場合は消印で判定されることになります。

またもちろん、レートはその日の外国為替市場を基準に決まるため、有利になることも不利になることもあります。こればかりは市場任せですね。なるべく早めに対応することをおすすめします。

また、口コミにはありませんでしたが、偽札なども気にされる方がいらっしゃるかと思います。

偽札対策についてはドルユーロのこちらのページに説明がありました。「最新の検証機と紙幣カウンターに通し」「ブラックライトを使った検証で丁寧に偽札を見分けて」混入を防いでいるようです。

実際に検証機も見せて頂きましたが、しっかりしたものでした。全て専用の機械でチェックしてあるならそこまで不安はないのかな、と思います。というかそういうのがあるんですね、と思いました。

外貨両替ドルユーロを実際に使ってみて

郵送は簡易書留で、以下のような封筒で届くことになります。「局留め」と書いてあるのは、私が局留めにして下さいとお願いして郵便局へ直接受け取りに行ったからです。なので、普通に郵送される方は気にする必要はありません。

送付は簡易書留での送付になります。郵便局できちんと記録された送付になるので、安心ですね。

もちろん、途中で開封等のトラブルがあったときもわかるように、きちんと封がされて届けられます。こちらははがされるとそれが分かるようなタイプになっているので、より安心度が高くなっていますね。

通貨はこのような形で送付されます。私が送られたときは全体的に新しい紙幣でしたが、通貨の買い取りもおこなっていますので、場合によっては古い紙幣も混じることがあるようです。

外貨両替ドルユーロに実際に訪れてみた

住所的には東京都港区になりますね。

最寄り駅は東京メトロ銀座線・外苑前駅になります。駅から本当すぐの場所にあります。

こちらに書かれている通り、実際に店舗へ訪問しての両替も可能です。（店舗での両替は手数料1000円。但し、30万円を超える場合は無料。）多額の両替をされる方は、実際に訪れて両替される方もいらっしゃるようです。

1a出口出て、まっすぐいけばすぐ外苑前の交差点に出ます。こちら渡らず、出口の目の前にサブウェイがあるのでサブウェイの隣の道を左に入ってください。

入ったらすぐの場所に建物があります。こちらの「セイザンI」という建物の中です。

では中に入っていきます。

（オフィスには入れないので…）こちらは来客スペース。両替等の対応はこちらで対応して頂けます。

（余談ですが…）外の景色はこんな感じ。外苑前の高層階なので、六本木ヒルズが良く見えますね。

外貨両替ドルユーロについて

外貨両替ドルユーロのサービスについて

では実際に外貨両替ドルユーロはどういった会社なのでしょうか。直接お話を伺いました。

外貨両替ドルユーロは、2012年2月からサービスを開始しており、ネット対応の両替としては比較的古くからサービスを実施しているそうです。

実績として、

1. 取引実績は10万件以上、年間80億円以上の取扱実績
2. 外貨は全て検証機を通したうえで、紙幣カウンターやブラックライトによるチェックも実施
3. これまで外貨の紛失事故は発生０件

と言った風に、長年の運営経験を元に着実な運営を行っているとの事でした。こちらの事務所には、事業拡大を目指して2020年12月にこちらの事務所へ移転したそうです。駅に近くなり、フロアも広くなってより便利に使えるようになったとか。

実際社内には

こちらで分かる通り、セコムのセキュリティも導入。監視カメラも設置し、万全のセキュリティ体制で業務に臨んでいるとの事でした。

特に外貨両替ドルユーロでは、100万円以上の高額の外貨の購入・売却も可能。

実際に高額の取引も頻繁に発生するとの事で、特にセキュリティには気を配っているとの事でした。

外貨両替ドルユーロはお得なの？

そんな外貨両替ドルユーロ、ウェブサイトではお得との記載がありますが、実際どのくらいお得なのでしょうか？

実際、インターネットで両替が可能なお店として、代表的なお店は以下の通りです。

• 外貨両替ドルユーロ
• GPA成田空港直営外貨両替（成田空港直営の両替所）
• Travelex
• ゆうちょの外貨宅配 トラベル with You（2019年9月サービス終了）
• JTB外貨両替サービス（2020年9月サービス終了）
• 三井住友銀行　外貨宅配（2019年3月サービス終了）

2019年～2020年頃に立て続けに大手系の外貨宅配サービスが終了してしましました。現在でも行っているサービスは、ネット上でレートを確認できますので直接ご確認ください。

とりあえずこの中から、外貨両替ドルユーロ、GPA（成田空港が運営する両替店）と、銀行代表としてワールドカレンシーショップ（三菱UFJ運営）の3点について、レートを以下にまとめましたのでご参照ください。

通貨名称	外貨両替ドルユーロ	GPA(成田直営)	三菱UFJ
アメリカドル	111.27	111.64	111.77
カナダドル	90.69	96.55	96.58
メキシコペソ	(取扱なし)	7.36	(取扱なし)
ブラジルレアル	(取扱なし)	27.51	(取扱なし)
欧州ユーロ	133.20	134.54	134.60
イギリスポンド	156.76	163.17	164.21
スイスフラン	121.64	122.97	123.05
スウェーデンクローネ	(取扱なし)	15.19	15.30
デンマーククローネ	(取扱なし)	19.86	19.86
ノルウェークローネ	(取扱なし)	15.26	15.26
チェココルナ	(取扱なし)	5.76	(取扱なし)
ポーランドズロチ	(取扱なし)	33.77	(取扱なし)
ハンガリーフォリント	(取扱なし)	0.44	(取扱なし)
ロシアルーブル	(取扱なし)	1.98	(取扱なし)
韓国ウォン	9.898	11.1	11.22
中国元	17.14	18.60	18.49
台湾ドル	4.007	4.3575	4.36
香港ドル	14.33	16.36	16.46
シンガポールドル	83.78	86.15	87.18
タイバーツ	3.692	3.97	4.02
マレーシアリンギット	28.09	30.52	31.02
インドネシアルピア	1.101	1.01	0.92
フィリピンペソ	2.308	2.55	2.60
ベトナムドン	0.754	0.55	0.55
オーストラリアドル	87.05	94.78	94.98
ニュージーランドドル	82.20	87.51	87.69
パシフィックフラン	(取扱なし)	1.27	1.27
フィジードル	(取扱なし)	63.05	(取扱なし)
トルコリラ	(取扱なし)	24.56	(取扱なし)
サウジアラビアリヤル	(取扱なし)	33.55	(取扱なし)
UAEディルハム	(取扱なし)	34.16	(取扱なし)
南アフリカランド	(取扱なし)	10.45	(取扱なし)
カタールリヤル	(取扱なし)	取扱休止	(取扱なし)
イスラエルシェケル	(取扱なし)	37.64	(取扱なし)

上記はインターネット上から引用しており、実際の店舗では周辺店舗と競争するためにレートが若干異なる場合があります。表記は原則現地1通貨あたりが何円なのかを記載していますが、韓国ウォン、インドネシアルピア、ベトナムドンの3通貨は100通貨あたり何円なのかを記載しています。

数字が小さいのが安いためお得なお店です。

ただずらっと並べられても、差が分かりにくいので、代表的な東南アジアの通貨についてお得になる金額の目安をまとめました。

• 台湾ドル　：　約7500円程度、外貨両替ドルユーロがお得（10万円当たり）
• 韓国ウォン　：　約10000円程度、外貨両替ドルユーロがお得（10万円当たり）
• 中国元　：　約6500円程度、外貨両替ドルユーロがお得（10万円当たり）
• 香港ドル　：　約15000円程度、外貨両替ドルユーロがお得（10万円当たり）
• タイバーツ　：　約8000円程度、外貨両替ドルユーロがお得（10万円当たり）

見て頂ければわかる通り、基本的に外貨両替ドルユーロがお得なのが分かっていただけるかと思います。

ドルやユーロはややその差は縮まりますがやはり安い事が多いですし、それ以外の通貨ではかなり大幅にお安くなる事が分かっていただけるかと思います。

詳細は、以下の記事もご参照ください。

さいごに

以上、外貨両替ドルユーロについてご紹介しました。

実際最初に使われるとき、私も聞いたことが無かったので大丈夫かな？と思いましたが、実際はかなりの方が利用されているサービスになります。

ビジネス等で頻繁に海外へ行かれるの利用も多いようで、やはりある程度まとまった額を、国内で安全に、しかもお安く手配できるのは魅力ですね。

私自身も何度も使っていますが、今までトラブルなどにあったことはありません。

これだけレートが安く安全に使えるサービスは海外へ行く上で非常に助かりますので、是非皆様もお使いになってみて下さい。