カンボジア通貨リエル両替ガイド シェムリアップでは米ドルの利用を推奨

カンボジアに限らず、海外旅行をする際には様々な準備をする必要があります。
その中で最も大事なものの一つが、現地通貨。
アメリカならドル、ヨーロッパならユーロ、マレーシアならリンギットといった現地通貨の両替はやり方によっては損する事も多いです。
どこでどうすれば有利になるのかきちんと押さえてから、海外には訪れたいもの。

カンボジアの通貨はリエルです。
ではこのリエル、どこで両替するべきでしょうか?

カンボジアの治安については次の記事でまとめています。

シェムリアップ・アンコールワットへ実際に観光に行って感じたトゥクトゥク利用のポイント

2017.04.10

また、アンコールワットの観光案内は次の記事でまとめています。

アンコールワット遺跡群観光案内 実際に訪れておすすめと基礎知識まとめ

2017.12.04

結論

まず結論から入ります。

  • そもそも日本国内ではカンボジアリエルは手に入りません
  • 現地(特にシェムリアップやプノンペンといった観光地では)はほぼ100%米ドルが使えます。逆にリエルを見るほうが少ないです。
  • 米ドルの両替レートはカンボジアのほうが若干良いですが、治安面で不安があります。
  • このため両替は日本国内で米ドルにしてからの入国をお勧めします。
  • なお、米セント貨幣は流通しておらず、ドルで払ったおつりはカンボジアリエルで来ます。リエルの入手はその程度で十分です。

それぞれの項目をご説明します。
併せて最後に参考情報として、いくら両替していけばいいのか、と、ドルーリエルのレートの情報もまとめます。
必要に応じて参照ください。

カンボジア通貨リエル基本情報

具体的なお話に入る前に、まずはカンボジア通貨の基本的な情報を。

  • 正式名称
    • 「リエル」が正式名称です。英語表記で「Riel」と表記します。スリーレターコードは「KHR」です。
  • 補助通貨
    • ありません。
  • 流通している紙幣・貨幣
    • 紙幣は50、100、500、1000、2000、5000、10,000、20,000、50,000、100,000の十種類が流通しています。
    • コインは50、100、200、500が一応あるようですが、町中で見かけることはありません。基本的に紙幣のみしか使わないです。
    • 観光客が主に見るのは100~2000リエル。
      • 50リエル紙幣は現在はほぼ見ません。100リエルが最低単位です。これ以下の値段は設定されることがないため、端数も出ません。
      • 5000リエル以上の紙幣を見ない理由は、1ドル=約4000リエル換算されると、おつりとしてこれ以下しか受け取らないためです。これ以上の通貨は見る事は無いですし、大きいリエルは信頼されておらず断られることがあるため、受け取らないほうが良いでしょう。
  • レート
    • 1ドル=4000リエルで基本的に固定されています。詳細なレートはyahoo.comの為替レートページを参照下さい。
    • 大型のスーパーなどきちんとしたお店では、為替レートに応じて1ドル=4100リエルになったり1ドル=4200になったりします。店頭にもその旨表示されている事が多いはずです。
  • リエルの使用頻度
    • 1ドル以下のおつりの場合でしか、使用されていないのが実情です。
    • カンボジア国内では、全体の取引の約8割がドル建てになっています。それだけリエルは信頼されていません。

ざっと知っておきたいのはこのあたりでしょうか。
これを踏まえて、両替についてご案内します。

日本ではカンボジアリエルは両替できない

まず、日本国内ではカンボジアリエルを扱っているところはありません。
もちろん日本国内の各空港の両替所でも、両替として取り扱っている場所自体がありません。

例えば成田空港では、シンガポールドル、タイバーツ、マレーシアリンギットといった東南アジアの主要通貨は大体取り扱っています。
インドネシアルピアやベトナムドンも取り扱われます。
ですが、カンボジアリエルは取り扱いがありません。

比較的行く人も多いのに、なぜでしょうか。
一番の理由は、そもそもカンボジア国内で自国通貨であるリエルの信頼性が低い事です。
現地では、米ドル利用が中心となっています。

カンボジア国内では米ドルの流通が主流

現地のカンボジア人向けのよっぽどローカルな場所であれば別かもしれません。
ですが、基本的にカンボジア国内で、特に観光客が訪れるシェムリアップ・プノンペンといったような都市は、基本的に米ドルが使えます。
特にシェムリアップ界隈は、アンコールワット観光の外国人だらけです。
むしろ米ドルしか見ない、といってもいい位です。

例えばこちらは外国人観光客向けのレストランのメニューです。
こんな感じで、表記は米ドルのみ。リアルのレートは書かれていません。
また一部のコンビニなんかでも、米ドルの値段しか書かれていません。

シェムリアップ レストランメニュー

シェムリアップ コンビニ

ドルのみでない場合ももちろんあります。
この場合でも、ドルとリエルは併記されています。
街中でドル記載がないものは、私自身は見かけませんでした。

シェムリアップ コンビニ

ここはどこの国なんだっていうくらい、基本的に米ドルオンリーです。
私自身はアメリカ本土に訪れたことがなく、初めてのドルデビューはカンボジアになりました。

両替レートはカンボジアのほうが良いが、治安面で不安

アンコールワット

そんな感じなので、米ドルがあればカンボジア観光はできます。
レートはカンボジアのほうが良いです。
ですが、自信がある方を除き、両替は日本国内でするのがお勧めです。
レートの良しあしが、とかそういう問題ではありません。
治安面で、カンボジアでの両替は個人的には避けたほうが無難かと思われます。
海外にある程度慣れていて、自信がある人はいいと思いますが。

やはりカンボジア、かなり警戒心高めでいることが多いです。
治安はあまりいい場所ではありません。
街中に普通に麻薬ピザ屋があるっていう伝説があるほどです。(本当かはわかりませんが)
そもそも入国ビザを空港で申請する際に、写真を忘れても1~2ドル払えば写真を張らなくていいっていうシステムがよくわからない。
そしてそれも堂々とワンダラー!って請求されるのもよくわからない。
お前それ絶対くすねてるだろ、っていうのがつい最近でも続いているのがカンボジアです。
という感じで入国からそんな感じなので、警戒心基本的に結構高めなんですよね。
空港でそんな感じだと町中の両替所なんかどうなっていることかと。

勘違いしていただきたくないのは、私が行った際のトゥクトゥクのドライバーさんとかはすごい生真面目できちんと案内してくれました。
現地のツアーガイドの方もすごい親切に対応いただいたので、いい印象ももちろんあります。

ですが、100人が100人いい人かといわれると、まあそうではないのは何処の国でも同じです。
結構、現地の人押しが強い人も多く、場合によってはかなり問題がある人もいます。
観光客多いので仕方ないんでしょうけど。かつ慣れない英語でビビってるってのはあるとは思います。
それを差し引いても、大阪のおっさんおばちゃんとおんなじのりでセールストークをされてるだけなのか、はたまたガチで悪質な人なのかは、正直観光客だと判断しずらいんで難しいんですよね。
それがカンボジア国内でしかも英語でされると、ちょっと圧倒されますし、どういう風に疑っていいのかもよくわからないです…。

日本国内で、米ドルに換えての入国がお勧め

ということで、個人的には素直に日本国内で両替するのをお勧めします。
成田空港の両替専門店のレートはこちらを参照願います。
みずほ銀行のレートはこちらを参照願います。

米ドルであれば、他のアジアの国の通貨と比べた場合、日本国内で両替する場合のレートの良さが全然違います。普通に5~6倍は違います。
10万円両替して、使わずに円に戻したとしても、損するのは5000円くらい。
片道だと大体2500円くらい損はしていると思います。
ですが、日本で変えておけば小額通貨多めにもでき、疑われない綺麗なドル紙幣で渡されます。
しかも偽札をつかまされる事はあり得ないでしょう。
安心感から考えると、圧倒的に国内の両替がお勧めです。

シェムリアップ国際空港

ただ10万円両替するのに2500円の両替損がどうしても許せない方は、カンボジア現地で両替してください。
空港が一番レートが悪く、町中がレートが良いという基本は同じです。
空港で多少両替して、町中でがっつり両替するのが一番お得ではありますが・・・。
警戒心をきちんと持って、偽札をつかまされない自信がある方のみですね。
基本はお勧めしません。
個人的には2500円くらいなら、安心を買うための必要経費だと思っています。

米ドルの両替は国内であれば正直どこでも同じ

なお、他の両替記事だとどこが安いかいろいろ比べているのですが、米ドルの場合正直そんなに差がでません。
どこで両替してもだいたい一緒です。
もちろん差はあるのですが、10万円両替して数百円とかそういうレベルの差なので・・・。
あんまり気にするレベルではないかなあと思います。

直前の両替で良い方は、空港の両替店でそこそこ安そうなところを両替しておけば十分です。
事前に両替含めて準備されたい方は、外貨宅配をお勧めしています。書留郵便で郵送してくれるので便利でし。
レートも外貨宅配のほうが良いことも多いです。(良いことは良いですが、そんなに大きい差ではありません。)
事前に準備しておきたいか、当日でも良いかでえらんでいただければいいとおもいます。

外貨宅配は、外貨両替ドルユーロをお勧めしています。
10万円未満の場合には400円の送料はかかるので、この点は注意して注文するようにしましょう。
なお、以下の通りクーポンを配布しておりますので、是非ご利用ください。

外貨両替ドルユーロの割引クーポンを配布中です。
購入時、「クーポンコード」の欄に以下のコードを入力すると100円割引となります。
併せてご利用下さい。

クーポンコード:opm012

米セント貨幣は流通していないため、ドルのおつりはリエルで出る

これまでドル両替前提のご説明をしました。

ですが、実際町中で使っていると、リエルを全く入手しないわけではありません。
何故か米セント貨幣は町中では一切流通していないため、1ドル以下のおつりはリエルになります。
そのためリエルを入手することは結構多いです。

街中の相場は基本的に1$=4000リエルと思っておけば問題ないです。基本的には変わりません。
このおつりリエルで、リエルは十分足ります。
基本的にほとんど使う機会はありませんが、チップやコンビニ程度でしょうか。

なお、カンボジア国外では近隣諸国でも扱われていないことの多い通貨です。
必ずカンボジア国内で使い切るようにしてください。国外に持ち出しても使えません。
レートそのものはは安定しているんですけどね・・・信頼性は高くない通貨ですね。

ちなみに、どうしても余らせた場合には、カンボジアの空港に募金ボックスがあります。
きちんと使われていることを願いたいですが・・・。
こちらに入れればどこかにはいくはずです。

カンボジアにはいくら米ドルを持っていけばいいか

ちなみに両替金額ですが、現地の物価は異様に安いですが、基本的には現金払いです。
さすがにホテルはクレジットカード使えますが、それ以外は基本的に現金のため、ある程度の額を持参したほうが良いでしょう。
現地の費用感ですが、例えば以下のような感じでしょうか。

  • 入国ビザ(入国時手続きの場合) 30$
  • 空港タクシー 10$前後
  • アンコールワットチケット 3日券62$
  • トゥクトゥク 1日30~40$
  • 食事 1人当たり10$前後(観光客向けレストランでも)

という事を踏まえますと、出入国で100$+1日100$、といったところが最低限でしょうか。
これにプラスして、余裕を持たせるために、1日あたり更に100~200ドル前後多めにもっていくと安心できると思います。
私自身は3泊4日で二人分で行く場合に、10万円分両替して持っていきました。
これくらいあっても多少余った程度でしたので、これくらいか、もう少しあっても良いと思います。

先述しましたが、10万円程度であれば、日本円からドルにして全く使わず円に戻したとしても5000円損するくらいです。
もちろん現地でも両替はできますが手間なので、多めに両替しておくことをお勧めします。

また今後、ほかの外国に観光に行く場合には、ドルであれば現地で両替もできるでしょう。
多めにもっておいても、残しておいてそこまで損はないと思います。(レートが変わって損することはあるかもしれませんが)

どうしてもカンボジアで両替したい場合

ここまでご説明してもどうしてもカンボジアで両替したい。
もしくは何が何でもリエルが必要、という場合ですが。

もちろんシェムリアップ国際空港にも両替所はあります。
そして当たり前のように、ドルにもリエルにも両替してくれます。
ただこちらは、ドルの両替レートが良くないです。日本のほうがいいのでは、というくらい。
リエルを入手するなら、日本とレートを比べようがないのでここでやるしかないですね。

あとはシェムリアップ川周辺の市内中心部に、両替商はそこそこいるので、ここにいくしかありません。
たとえばこんなところですね。

メイン通りあるけば普通に何件かあるので、探していくしかないですね。
ただ、治安面は自己責任でお願いします。
特に街中はすり注意です。

まとめ

といったところで、結論は日本でドルを両替してもっていけ!です。
正直シェムリアップ、治安面では不安なことが多々あります。
素直に高級ホテルにとまり、普通より倍以上取られはますがその分安全なホテル所属のトゥクトゥクを使うのを推奨します。
現地で安そうなトゥクトゥク捕まえて、とかやっていると不要なトラブルに巻き込まれやすいです。
ある程度の金額は安全料と思い、使っていくことをお勧めします。

とはいえアンコールワットは誰でも圧巻されるスポット。
訪れてよかったと思うのは間違いないはず。
注意すべきことはたくさんありますが、ぜひ楽しんで訪れてみてください。

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のぶ

首都圏在住、アラサーも後半に入った2児の父。旅行が趣味で海外はマレーシアを中心に東南アジア、国内は甲信を中心にどこへでも行くのが好き。良く行った海外情報を中心に、最近は子連れなので首都圏近郊のお散歩情報をお届けします。