カンボジア(シェムリアップ アンコールワット)の治安状況は?行って感じた現地の状況

世界でも有数の大人気観光地 アンコールワットを有するカンボジア。
現地では近隣東南アジアはもちろん、欧米、中東、アフリカンなど、様々な人種の観光客が大量におり、一体ここはどこの国なのか、と思うほどです。
それほどまでの観光客の多さですので、それを狙う犯罪者も残念ながら数多くいるのがカンボジア。
実際に訪れてみて、どういった点で治安に不安を感じたかをまとめてみました。

なお、私自身は以下のような旅をすることが多いです。そのため旅の仕方によっては違う感じ方をする方もいるかもしれません。
・旅行は航空便/宿を自分で手配し、ツアーは使わない(自由に見て歩きたいため)
・現地ツアーもあまり使わず、自分の好きな所を勝手に見てまわる
・英語はあまりできない

総論

どれだけ気を付けていても、シェムリアップでは怖い思いをすることがある

アンコールワット

シェムリアップでは全体的にいろいろな事が起きます。
どれだけ注意をしていても、怖い思いをすることもありますし、不快な思いをすることもあります。
私自身基本的に弱気なので、かなり厳重に注意していたつもりではありましたが、それでも不快な思いをすることは多々ありました。
治安は悪いものとして考え、防ぐためにどうしていくかを考えて行動するのが無難です。

そもそもの金額が安いのだから、多少の予算をケチらず、安全料・安心料だと思って払うほうが良い

アンコールワットの観光では、値段がかなりピンキリです。
例えばトゥクトゥク等はいい例だと思います。
街中の流しであれば、2~4ドルぐらいで乗れる場合もあるでしょう。
ですが、ホテル所属のトゥクトゥクだと、ホテルのランクにもよりますが倍、それ以上かかることもざらにあります。

ただ、ここはカンボジア。
日本であれば、どんな値段でも最低限のサービスはついてきます。
しかしこの国では、値段とサービスは比例します。安全面等致命的な事であっても、お値段を払ってない以上、保証されません。
かなり旅慣れている人でもない限り、日本人には高級ホテルのトゥクトゥク(場合によってはトゥクトゥク自体が)ではないと耐えれない人も多いのではないでしょうか。

この国では同じものでも、値段がかなり違います。
ただ、同じように見えて、値段で別ものである、という事も頭にいれて旅行したほうが良いでしょう。

実際に体験したエピソード

ここからはカンボジアで私が実際に体験したエピソードをまとめてみました。
私自身かなり用心深いほうではあるのですが、それでも1回の観光でこれだけの体験をしました。

入国時、写真を忘れたら1ドルを払うとなんとかなる

シェムリアップ国際空港

そもそも入国時点から圧倒されるのがカンボジアです。
カンボジアでの入国時、ビザ申請用に写真は持ってきていたのですが、うっかり預入荷物にいれてしまい、入国審査の際に提示ができませんでした。
困ったな、思い、とりあえず入国審査時に「i don’t have」とお伝えしたところ。
「1 dollar」
との回答が。
日本人の感覚だと、写真撮影料が1ドルで、払って写真撮られて貼るのかと思うところです。
自分もそうだと思い、1ドルを提示しました。
すると、そのままさーっと流れていく自分のパスポートとビザ申請書類。
そして最後まで流れており、パスポートが返却され、そこには入国ビザが張られており・・・。
結局写真提示はすることなく、そのまま入国しました。

これが正しい手続きなのか、この1ドルはどこへいくのか。
自分にはあまりわかりません。
そもそもカンボジアではビザは重要な国の収入源の一つ。
他の国と異なり、ビザ免除国は近隣の東南アジア諸国に限られます。
日本や、欧米諸国はビザ免除されている国はほとんどありません。
だいたいが、40$くらいのビザ代は迷うことなく払える国ですね。
査察料というよりかは、入国税といった所なのでしょう。

アンコールワットでの勝手にガイド詐欺

これも比較的メジャーだと思います。
アンコールワット、特にツアーを組まずにトゥクトゥクで回っていれば一度はあるのではないでしょうか。
場所はアンコールワット、ぶらぶらと回っていたのですが、突然英語で、写真とるならあそこが綺麗だよ、と教えられます。
サンキュー、くらいでかえすのですが、ここもきれいだよ、ここもきれいだよ、あっちにもっといいところあるよ、おいでよ、と。
そしてどんどんどんどん人気がいないほうに連れていかれるのも少し怖かったですね。
写真とってあげるよ!ってカメラ受け取ろうとしたときもこのまま逃げられるんじゃないか、と思いましたし。
だんだん遠くに連れていかれた時点で、ああこれはあれだなと。
かかってしまったなと。
どうしようかと、ある程度事前知識がある人なら気づきます。
ただ入りがかなり自然なので、わかんないんですよね。

ということで、自分はさすがに人気が少なくなり始めたあたりで、次のツアーの時間があるから、といって逃げてきました。
もちろん、要求されましたよ20ドル。
15分かそこらガイドしてこの金額要求。
日本語半日ガイドツアーでもホテルの送迎ついて1800円とかですよ。
めちゃめちゃだなあ・・・。
ただ、面倒事は嫌なので2ドルだけ渡してさっさと逃げてきました。
こういうのも良くなかったのだろうか。
自分は初日にこれをくらったので、かなり警戒しながらこの後の旅をすることになりました。

子供たちがワンダラーを求める

アンコールトム

これもトゥクトゥクで回ってると、100%浴びる洗礼です。
現地の子供たちが、ワンダラーワンダラーいって、トゥクトゥクで移動するたびに群がってきます。
日本でこういう映像みたら殊勝な気持ちになるんでしょうし、最初は確かに心が痛くなりました。
しかし三日間もいると、単に邪魔です。
なんでしょうね、貧乏で苦しくてっていうよりかは、何か明るいんですよ、子供たち。
温暖な国だからでしょうか。
なので明るくワンダラーを要求しますし、なんかゲームみたいな感じになってますし。
こいつよこさねえな、ってなったら見切りも早く次行ってワンダラーしてますし。
まあ、そういう国なんでしょうね。
ただやっぱそんな中でも、体の細い小さい気弱そうな声の小さい子がいると、心はかなり痛くなります。
耐えきれず渡したことも何度かですが。
しかしこれも彼らの作戦なんだろうか・・・。わかりませんが。

と、いうことで、トゥクトゥクには乗る前に行き場所を決めて、さっさと運ちゃんに伝えることをお勧めします。
本当十何人かむらがってくるのでちょっと怖いです。
ただ物を強引に盗んでいくような感じでもありませんでした。警戒はしていましたが。
今思い出しても不思議な光景です。

トゥクトゥクはそもそもがそんなに高くないのでケチらないのがお勧め

トゥクトゥクはケチらないで、高いの乗ってください。
高級ホテルに宿泊してるなら、ホテル付属はまちがいないです。
そして必ず後払いにしてください。

一番の理由として、人気の観光地はトゥクトゥクだらけなんです。
はっきりいってどれが自分のトゥクトゥクなんだか全然わからない。
しかも現地の方、顔にてて区別もつきにくい。
でもそんな中でも、(後払いだからか)トゥクトゥクが何十台といるなかで。
自分の姿をみつけたらさっと近寄ってくるトゥクトゥクドライバー。
プロ意識高いですね。
時間指定とかもかなりアバウトで、なんでこんな人たくさんいるなかで見つけられるのか・・・。
これが後払いのなせる業なのか・・・。
安いトゥクトゥクだとまってるかも怪しいですし、どこ連れていかれるかわかったもんじゃありません。
ホテル所属であれば、雨合羽も完備ですし、急なスコールも安心して過ごせます。
・・・安心は言い過ぎかもしれませんが。外ぐっちゃぐちゃなんで。

圧倒的に人が多い

アンコールワット・ピーク時

アンコールワット、とにかく人が多いです。
どのくらい多いか、休日の新宿くらい多いです。
もしくは繁忙期の京都。
もう見渡す限り人人人。
アジア系から、欧米系から、とにかくいろんな人種がたくさんいます。
せっかく日本の人混みから離れても、こっちでも人混みです。

ってなると当然あるのがスリですね。
自分は合うことはありませんでしたが、この人混みなので狙う人はいるでしょうね。
とにかく混雑っぷりが半端ないです。
まあこれはわかりやすいので、しっかり手荷物を肌身離さず持つしか対策はないですね。

積極的に押し売られる

商売上手なのかなんなのか分かりませんが、油断してると押し売りが始まります。
さすがにホテル系だとあんまりないですが、でもトゥクトゥクの兄ちゃんも店お任せすると、
たぶんここバックがあるんだろうな、ってとこは連れてきますね。
そこまで悪いチョイスではなかったですが。

入国直後のタクシーからセールスは始まります。
タクシーの中でガイドどう!?案内するよ!って始まります。
いや日本人向けのツアー予約してるんでいいです・・・って断りますが。
(してませんでしたが)
いやあ、商魂たくましい。

現地でも手ずくりブレスレッド売ってたりします。
もちろん子供が。
1ドルとかで。
まあ・・・買いましたけど・・・。
この国子供がひたすら出てくるのは、やっぱり裏で手を引いている大人がいるんだろうなあと。
難しいですね本当に。

あとスコールが降ると、傘売ったりもしてます。
ほんとう商魂たくましい。

そもそも地雷が埋まっている

治安とはまた別の話ですが、そもそも地雷が埋まっています。
さすがにもうアンコールワットとか超有名な所は撤去されているんだろうと思いますが。
それでも最近流行りのちょっとおくまった観光地だと、メインルートは撤去されてても、側道は入らないように書いてある。
やっぱり地雷っていう単語はいろんなところで聞きますよね・・・。
これも難しい問題ですが。
この地雷問題やキリングフィールド等、考えさせられる事象が多いのもカンボジアですね。

タイ軍に砲弾を撃ち込まれる

日本では地続きの国境がないため意識することは少ないですが、大陸のこの国では様々な国と国境を地続きで接して居ます。
そしてもちろん、この国境がどこなのかはいざこざがあります。
世界遺産、プレアヴィヒア寺院。
絶景の世界遺産として、近年人気が高まっているこの寺院ですが、タイとの国境にありいざこざがあります。
ということで、2008年と2011年という比較的最近に、タイ軍との間で紛争があり、死者まででたという事象が。
ここはもうまた一段違うレベルで危険地域なので、なかなかツアーガイドとかはないですね・・・。
いくなら個人ですが、まあ、自己責任ですね。
自分は怖くて避けました。

警戒しててもあぶないけど、やっぱりアンコールワットは素晴らしい

アンコールワット

という事で、自分的には危ない所には近寄らないようにしててもこれだけの事には会いました。
はっきりいって、カンボジアいったとき遺跡とホテルの往復しかしてないです。
街中には結局治安が不安で出ませんでした。
でもそれでも、このくらいのレベルの事象は起きるのです。

でもやっぱり、そうだったとしても、人を引き付ける魅力がアンコールワットにはあります。
一度訪れておいてよかった、心の底からそう思います。
あの独特の景色は、やはり世界に出なければ見れないものですから。

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