アンコールワット遺跡群観光案内 実際に訪れておすすめと基礎知識まとめ

カンボジアの遺跡群、アンコールワット。
日本人であれば、ほとんど誰もが聞いたことある名前なのではないでしょうか。
聞けばはいはい、あの遺跡ね、と思いつく方は多いはず。

ですが例えば実際に訪れるなどで、具体的にどう、となると、わからない事も多いはず。
実際私も、行ってみるまでよくわからない事が多かったです。
そんなアンコールワットを訪れてみた感想と、おすすめポイント、基礎知識などをこのページではまとめました。
皆様の観光のお役に立てば幸いです。

お勧めポイント

実際に訪れてみて、アンコールワットの観光が向いている方は、以下かなと思っています。

  • パワースポット等が好きな人
  • 歴史的な建造物が好きで、大規模な遺跡を見てみたい人
  • 東南アジアの雰囲気が好きな人

アンコールワットはやはりいくと遺跡観光がメインになります。
とにかく遺跡、遺跡、遺跡、遺跡。毎日見に行きます。
そしてどれだけ巡っても遺跡はいくらでもあります。なかなか回り切れないです。
とにかく全てが日本にはない、かなり圧倒される遺跡達です。
少しでも興味がある人なら、いろんなタイプの遺跡があるため、3日くらい遺跡漬けでも楽しめます!

反対に以下の人にはあまり向かないかなと思います。

  • 遺跡等の建物にあまり興味がない人
  • 治安が悪い所に行きたくない人
  • 東南アジアのごみごみした空気が嫌いな人

やはり遺跡にまったく興味がないとつらいですね・・・。逆に言うと遺跡しかないので。
この点に興味がもてない人はすぱっとあきらめたほうが良いと思います。

また治安は良くありません。さすがに観光地化された場所には地雷はもうないはずですが、残っている地域もあります。
外務省からは「レベル1:十分注意してください。」の注意勧告が出ているレベルです。
(東南アジアだとインドネシア・フィリピン等、出ている国も多いですが)

遺跡群基礎知識

まず最初に、遺跡群の基礎知識からです。
ある程度基礎知識があったほうが、より遺跡を楽しめると思います。

名称

一帯の遺跡群の正式名称は、「アンコール」です。
世界遺産として、ユネスコにもこの名称で登録されています。
アンコールワットは、このアンコールのたくさんの遺跡群の中の一つを指します。
ただ日本では「アンコールワット」のほうが通りもいいですね。
皆さんが思い浮かべるイメージもアンコールワットを思い浮かべる方が多いと思います。

アンコールは古代サンスクリット語で「王都」を意味します。
その名の通り、この場所はクメール王朝の王都であった場所です。

場所


カンボジアの北西部の都市、シェムリアップにあります。
日本からは直行便は出ていないため、ベトナムやタイ等、近隣諸国経由で入国する必要があります。
シェムリアップ国際空港からの入国される方が多いのではないでしょうか。

 

歴史

遺跡群は、クメール王朝時代に築かれたものになります。Wikipediaより引用します。

クメール王朝(クメールおうちょう、アンコール王朝とも)は、9世紀から15世紀まで東南アジアに存在していた王国で、現在のカンボジアのもととなった国であり、これより以前にあったチェンラ王国(真臘)の流れを受け継ぐクメール人の王国である。

クメール王朝では王が新しく即位すると寺院を作ることになっていたようで、これによりこの近辺には多くの遺跡が残されています。

主要遺跡ガイド

アンコールワット近辺にはいくつもの遺跡があり、全部回ろうとすると相当な日数がかかります。
一般的にアンコールワット近辺の観光は3日が推奨されており、確かにこの程度の日数があれば主要な遺跡群は回れます。
ただ、アンコール遺跡群にはものすごい数があります。
かつ、さすがにあんまりたくさん回りまくってるど、だんだんどれも同じに見えてきます。
さらにここは熱帯、高温かつ乾燥した場所をあんまりいろいろ回りまくっていると疲労で体調を崩すかもしれません。
(私は崩しました)

と、いう事で、ここではそれぞれ特徴があり、日本人に人気の主要3スポットについてご案内します。
これだけでも見ようとしたら結構時間はかかります。

アンコールワット

まずは基本中の基本、アンコールワット。

アンコールワット外堀/シェムリアップ

アンコールワットは巨大な外堀に囲われている、寺院というよりは城塞めいた建物です。
訪れるとあまりに巨大なお堀にまずは圧倒されます。
日本のお城にある堀より全然大きく、ちょっとした川といっていいくらいの大きさがあります。

アンコールワット外堀/シェムリアップ

そしてそのお堀の入口には城門がそびえ立っています。
とにかく、この雰囲気に圧倒されます。

アンコールワット

アンコールワット外堀/シェムリアップ

この写真だけ見たら完全に湖ですが、お堀です。
天候がよければ水に景色が反射し、大変美しい景色が見れます。

アンコールワット入口/シェムリアップ

そしてまだここは入口なのです。
まず入口からしてこんな感じ。
雰囲気があります。

アンコールワット入口/シェムリアップ

入口の壁はずーっとそびえたち、そこには細かい彫刻が彫られています。

アンコールワット入口/シェムリアップ

彫刻はこのような形。かなり細かい彫刻が、そこかしこに彫られている様子も圧巻です。

アンコールワット入口/シェムリアップ

入口の城壁は延々とそびえ立っています。まだ中に入っていません。

アンコールワット/シェムリアップ

やっと中にはいると、延々と続く参道の奥に、巨大な寺院が見えます。
これがアンコールワットです。
お堀の内側はただっぴろい芝生になっています。
ではここからはアンコールワットの内部です。

アンコールワット/シェムリアップ

アンコールワット/シェムリアップ

建物の一個一個に、細やかな装飾がされています。
そしてとにかく建物が大きいです。

アンコールワット/シェムリアップ

アンコールワットの内側です。
屋根にも、壁にも装飾があります。

アンコールワット/シェムリアップ

日によりますが、アンコールワットの最上部まで上ることができます。
ただし結構人気、かつ階段が相当急なので気を付けてください。

アンコールワット/シェムリアップ

最上部の塔の一部。これだけの巨大な石城にはとにかく圧巻です。

アンコールワット夕日/シェムリアップ

またアンコールワットは夕日が美しい事でも有名です。
夕方ごろになると人がやってきて、沈む夕日を身に訪れます。
遺跡と相まって、これも非常に美しい光景でした。

アンコールワット夕日/シェムリアップ

ただし、これだけ晴れていてもここは熱帯。
この後すぐスコールがやってきてアンコールワットに閉じ込められました。
こういった天候の急変も熱帯ならではですね。

アンコールワット朝日/シェムリアップ

そして夕日が綺麗であれば、朝日も美しいです。
ということでこちらは朝日の光景をとろうとしたのですが、この日は雲が多く見れませんでした。
残念。
しかしそれはそれで、雰囲気のあるアンコールワットの様子を楽しむことができました。

アンコールトム

続いてアンコールトム。
実は遺跡群としてはこちらのほうが巨大です。
こちらも非常に圧巻される遺跡でした。
この中に複数の遺跡がさらにあるため、代表的な3つをご案内します。

バイヨン

バイヨン

アンコールトム中心部にそびえ立つ寺院がバイヨンです。
こちらも規模が非常に大きい。

クメールの微笑み/アンコールトム

クメールの微笑み/アンコールトム

アンコールトムといえば、この人が微笑んでいるように見える彫刻で有名です。
こういった彫像が、いくつか中央部にあります。

バイヨン/アンコールトム

そして細かい彫刻やはりこちらにも建材。
こういったほんとうに細かい彫刻がそこかしこに彫られているのです。

バプーオン

バプーオン/アンコールトム

続いてバプーオン。
こちらも大きい、もはや城塞といっていい建物です。

バプーオン/アンコールトム

こちらは周りの景色を見下ろすことができます。
高い所から見ると非常に良い景色を見ることができますが、かなり高さが急なので気を付けてください。

象のテラス

象のテラス/アンコールトム

この象の彫刻が特徴的な、象のテラス。
国王が行う、凱旋した軍隊の閲兵席として使われたとか。

象のテラス/アンコールトム

今はその王のための席を、我々一般人がみることができます。
おそらくこのテラスの上にいたのかと思われます。

象のテラス/アンコールトム

そしてところどころにそびえる象の彫刻。
不思議な気持ちにさせてくれる場所です。

タ・プローム

こちらは雰囲気がラピュタににていて、非常に日本人に人気の場所になっています。
日本人以外ももちろん結構います。
アンコールワット、アンコールトムと比べると小規模ですが、この雰囲気は一見の価値ありです。

タ・プローム/シェムリアップ

入口から結構雰囲気があります。
いろいろと苔むしているのが、長い年月を感じさせてくれます。

タ・プローム/シェムリアップ

ところどころくずれた場所があるのも特徴です。

タ・プローム/シェムリアップ

こちらが入口の全景。
かなり苔むしています。非常に雰囲気があります。

タ・プローム/シェムリアップ

タ・プローム/シェムリアップ

寺院に覆いかぶさるようにして木が生えています。
この木がこれだけ育つくらい長い年月、この地が放置されていたことを感じさせてくれます。

タ・プローム/シェムリアップ

非常に大きな木です。

タ・プローム/シェムリアップ

タ・プローム/シェムリアップ

タ・プローム/シェムリアップ

アンコールワットはかなり修復もすすんでおり、立派さに圧倒されました。
ここはまだ修復のさなかにあります。
しかしこれだけ自然と一体化した景色、修復するのももったいない気がしてきます。

タ・プローム/シェムリアップ

タ・プローム/シェムリアップ

タ・プローム/シェムリアップ

あまりに木々がいりくんでおり、もはやこの木をどかしてしまうと遺跡が逆に崩壊してしまうのではないか、という議論があるようです。
どういった形式での修復が良いのか、ユネスコでも議論が交わされているとの事。

タ・プローム/シェムリアップ

とにかく圧巻の一言ですね。

遺跡観光のポイント

正直、ご紹介した遺跡群を全部回ると、さすがにお腹いっぱいになってきます。
後半はだんだん全部一緒に見えてくるくらい。
これだけ回っておけば個人的には十分かなあと思います。

では最後にご紹介した遺跡観光のポイントをご案内します。

混雑に注意

ここの観光のメインはアンコールワットとアンコールトムです。
そのため、時間帯によって非常に混み合います。
どのくらい混むかというとこんな感じです。

アンコールワット・ピーク時

ずっとこんな感じです。
この混雑は時間を選びません。例えば朝日なんかも人気なのでこのような感じになります。

アンコールワット朝日/シェムリアップ

ベストポジションの池の周りに、人が何百人とぶわーっといます。

全体としてはスリに注意、というのがまず一つでしょうか。
日の当たり加減で、メインスポットが逆光にならないよう、人気の時間帯というのがあるんですよね。
ツアーなどはこの見栄えが良い時間に組まれているため、混雑はとにかくすごいです。
逆にここまでこむのはさすがにピーク時間だけで、ピークをはずせばここまでの混雑ではありません。

ということで、ツアーだと時間はどうにもならないかもしれませんが、各自で訪れるのであれば以下を気を付けてください。

  • アンコールワットは午前中が空いています。朝日を見るなら朝日を昇ったあと、そのまま見るのが一番すいています。
  • アンコールトムは午後が空いています。

ただし、日の当たりの関係上逆光になるので、この点は注意してください。
ただ個人的には混雑っぷりがはんぱなさすぎるので、逆光はおいておいて空いているときのほうがお勧めです。

モデルコース

個人的に3日でツアー組むなら、のお勧めのモデルコースは以下です。
上記を踏まえ、こまない時間にアンコールワット・アンコールトムを訪れています。

  • 1日目
    • AM:シェムリアップ国際空港着、チェックイン
    • PM:アンコールトム観光 ⇒ アンコールワット夕日観光
  • 2日目
    • AM:朝日を見にアンコールワットへ、そのままアンコールワット観光
    • PM:タプローム観光
  • 3日目
    • AM:キリングフィールドや町中の散策
    • PM:シェムリアップ国際空港から出国

ちょっとつめ気味ですが、これくらいでもなんとかなるかなと思います。
個人的にはもう半日くらい余裕をみて、最後に気に入った遺跡をもう一度見直せる余裕があるとよりベストかなと思いますが。

乾燥に注意

特にトゥクトゥクに乗っていると乾燥がひどいです。
砂埃も舞っているため、喉やられます。
私は2人でいって2人とも3日目には体調を崩し、この後のクアラルンプールの体調が最悪でした。

そんなに具合悪くなりやすいタイプでもないのですが・・・。
トゥクトゥクだとやられる方は多いのではないでしょうか。
マスク必達です。
また、飴はとりあえずなめといたほうが良いと思います。
このまま即帰国ならまだいいですが、特に後ろに日程がある場合は対策必要です。
手洗いうがいも忘れずに。

まとめ

シェムリアップ国際空港

個人的には行ってみて、タプロームに圧巻されました。
あの神秘的な景色は、確かに死ぬまでにもう一度見に行きたいです。

みんながいろんな感想を持つのがアンコールワットだと思いますが、あまり言って楽しくなかった、という話は聞きません。
遺跡メインでみにいって、みんなが遺跡に満足して帰ってくるからでしょう。
治安面等、確かに不安なことはいくつかありますが、十分気を付けて行動すればなんとかなるレベルだと思います。
是非皆様も、アンコールワットに訪れてみてください。

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のぶ

首都圏在住、アラサーも後半に入った2児の父。旅行が趣味で海外はマレーシアを中心に東南アジア、国内は甲信を中心にどこへでも行くのが好き。良く行った海外情報を中心に、最近は子連れなので首都圏近郊のお散歩情報をお届けします。